『Vista』の企業導入、依然として進まず @ japan.internet.com
以前に書いた「Windows Vista、2008年から社内を席巻か?」 では、2008年以降にWindows Vistaが企業内に本格導入されだすのではと書きましたが、その予測は少し先のものとなりそうです。
ただし、前回書いたように2008年1月31日をもってOEMライセンスの提供が終了するため少なからず企業内には浸透してくるものと思います。
Windows Vistaはクライアント用途のOSですので、導入に際しては既存システムの影響もさることながら、ユーザーの業務に影響を与えない事が重要なポイントになります。
サーバーOSであれば、システムを対象にする割合が高い(もちろん、それによってシステムの仕様が変わりユーザーに影響が出る場合はありますが)ですが、クライアントOSの場合クライアント環境のテストだけでなくユーザーの教育やサポート体制の整備などで時間をとられることになります。
サーバーOSを変更する場合は既存システムの調査とその改修、新たなソフトウェアの導入などは外部業者へ委託する事ができますが、クライアントOSの場合、社内にノウハウを溜め込んだりサポート体制を整えた上で業務を開始する必要があり、より多くの時間と人が企業内で必要になります。
(先の記事に書いている12ヶ月から18ヶ月のテスト期間というのは多少長すぎると思いますが・・・)
この記事は、海外のアンケート調査の結果ですが日本ではさらに低いものと予想できます。
その理由の一つがWindows XPのInternet Explorer7が重要な更新にもまだ含まれていない状況(つまりは企業内に浸透していない)が影響しているのでは無いでしょうか。
XPでの調査もあるのにVistaなんて考えられないという情報システム部門の方も沢山いらっしゃるのではと思います。(現に私なんかはそうですから)
話を戻して、Windows Vistaの社内への浸透についてですが、さらにそれを遅らせるニュースも出てきています。
根強い需要のWindows XP--PCメーカーら、Vistaのダウングレードオプションを提供
これを各企業が採用しだすと、本当にWindows XPのサポート期間が切れる2014年(日本でのみ)までXPで引っ張るなんて事は無いでしょうかね・・・。
多分その頃には、Vistaの次が出てるでしょうけど。
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