こんにちは！ さくますです。
少し前のブログで
最近知り合った方が、おそらく７０歳くらいで
息子さんが４０歳くらいで、引きこもりになってしまった。
その方は
子育てで悩んだことはなく
なんとなくうまくやってきたと思ってきたけれど
今までの人生
自分の心をちゃんと見ることをせず
子どもとも向き合えていなかったことに気づかれた
というお話をしました。
こちらのブログを読んで
マスターコース１８期卒業生のKちゃんからメッセージを頂きました。
おはようございます。
最近のさくますさんのブログを読んで(以前から読んでましたが)、心がザワザワしています。
これって、全部（過去の）私のことじゃんか！って。
私60代半ば、引きこもり中の長男30代後半。
この年になっても長男のことばっかり気になって、
だめだだめだ、何とかしなくっちゃ、でもどうにもならない、あーどうしたらいいの、誰かに助けて欲しい、
でも誰も助けてくれない、怖い怖い、どうして私だけこんなに不幸なの、周りのみんなは幸せなのに！
と、もう本当に底辺を這いずりまわっていて、
気分転換にと思って友達とランチに出かけたり、料理教室に参加したりしていたけど、またそこで嫌な思いをしたり、かえって自分が惨めになったり、
一時長男のことを忘れても、やっぱり長男のことが頭から離れなくて、落ち込んで落ち込んで苦しんでました。
引きこもりの家族会に行って、私だけじゃないということがわかって、ちょっと安心しても、結局何をどうすればいいのかわからず、オロオロして不安は増すばかりでした
当時者の方の話を聞いて、もしかしたら、うちの長男もと思ったけど、
現実に打ちのめされ、引きこもりから脱出した人や家族のことを勝ち組という話を聞いて、どうせ私は負け組…と、家族会に参加するのも辞めました。
そんな時にさくますさんのブログに出会い、むさぼるように読んで泣けてきて、今からでも少しでも私自身をなんとかしたい、UMI をやりたいと思いました。
でも受講料が高いし、さくますさんだから変われたのであって、私が変われる保障はないしと、申し訳ないですがさくますさんのことを疑ってました
結局、あれほどさくますさんのブログを読んでいたのに、さくますさんと自分を比較して自分が惨めになるばかりで、さくますさんのブログを読まなくなりました。
ところが、そのうちにやっぱり気になって、思いきって、さくますさんにラインで直接聞きました。
本当に私でも変われるのか、不登校の子供さんを持つ親御さんだけが対象なのか、主人が家にいるから家ではzoom はできないんですが…など
そしてマスターコースの申し込み時には、もう時間に合わせてすぐ申し込みました！
私はzoom は車の中でした。
そのzoom もfacebook も少なからず手こずったこともありましたが、私にも出来ました。
何よりも3ヶ月間、本当に自分に向き合い、その都度さくますさんからアドバイスしてもらい、同期の方々から励ましや勇気をもらい、時には同期の方の投稿に涙した日々は、かけがえのない日々で、これからも忘れることがない経験となりました。
今の私はと言うと、長男のことよりも自分に目を向けていて、今さらだけど少しでも綺麗になりたい、もし同期の方々と会う機会があれば、若い！と言われたいと美容やおしゃれにも力を入れるようになりました
笑
そして、さあ今日は何をしようか、これからどこへ行こうか、誰に会おうか、趣味の○○をもっとうまくなるにはどうしたらいいかなど、私のワクワクを大事にしています。
時には、長男の言動や他人から言われたことに対して、ムッとなったり悲しくなったりしますが、
今の私の感情はこうなんだなと、じっくり感じることも必要なんだということもわかり、私の感情を否定せず受け止めてあげています。
長男に対する被害者意識や加害者意識、
他人を羨ましがってた自分、
今までの不幸を誰かのせいにしていた自分、
自分のことを卑下していた自分などを手放したら、
凄く楽になりました
どうしても自分が好きになれなかったけど、自分が好きになって、
そしてどうしても長男が好きになれず(本当は好きだったのに)否定していたけど、
受け入れて受け止めてあげていきます
Kちゃんは６０代後半で
ZoomもFacebookも使ったことがなく
不安が大きかったと思います。
でも勇気を出して参加してくれました。
なかなかZoomに入れないこともありましたけど
そんなことは全然大したことじゃないからね。
Kちゃんには
どうしても人と比べてしまうクセがありました。
うちの子どもは引きこもりだから
よその子と比べてしまうのか。
違うんですよね。
もともと劣等感が強かったんです。
Kちゃんが子どもの頃からの思考グセです。
メンタルブロックによる。
その思考グセにより
子どもをよその子と比べてしまったり
ダンナさんをよそのダンナさんと比べてしまったり
自分を他のお母さんと比べて惨めに感じたりして
ずっと、無自覚で
子どもや夫に対して
不満や否定やコントロールなどのマイナス意識を送ってきたので
関係が悪化してしまったのです。
Kちゃんが、マスターコースで自分と向き合い
メンタルブロックを緩めたことで
人と比較して劣等感を感じるクセが弱まってきて
ずっと、息子さんをどうにかしたいと
息子さんにばかり向いていた意識が
自分に向けられるようになりました。
そして
今日、自分が何をして、どう楽しむか。
自分の人生を生きられるようになりましたね。
本当によかったです。
人と比べてばかりの人生なんて
苦しいし、つまらないですもんね。
本当は
自分の周りにだって
たくさんある。
家族が生きていてくれて
住む家があって
毎日ごはんが食べられて
やろうと思えばやりたいこともできる。
とても恵まれているんですよね。
でも
メンタルブロックにより
マイナスの認知が強い状態だと
その
自分が恵まれている面
「ある」に意識を向けることができなくて
「ない」面ばかりが目についてしまう。
私には、あれがない、これがない。
あの人にはあるのに私にはない。
子どもがこうなってくれたら。
ダンナがこんなだから。
もっとお金があったら
時間があったら
自由があったら
とかね。
マイナス面ばかりに目について
不満を募らせてしまう。
それじゃあもったいないですよね。
大切な人生の時間が。
無意識下のマイナスの思い込み（メンタルブロック）が緩むと
自然と、自分の恵まれている面「ある」が見えてきて
人と比較して苦しむことはなくなってきます。
私は私でいい。
子どもは子どもでいい。
そう思えるようになり
これから自分がどう生きていくか
どうやって人生を楽しむか
というところに目を向けられるようになります。
しあわせって
人が決めるものじゃない。
自分のしあわせは
自分にしかわからない。
人と比べるのは意味のないこと。
そして
自分をしあわせにできるのは
この世界で自分だけ。
子どものしあわせは
子どものものであり
子どもをしあわせにできるのは
子ども自身です。
Kちゃんからのマイナス意識が来なくなって
息子さんもすごく楽になったでしょうし
これから、自分の人生に集中できると思います。
息子さんにしかわからないしあわせを
必ず見つけていくでしょう。
Kちゃんは
Kちゃんにしかわからないしあわせを
めいっぱい感じて
生きていきましょうね
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