こんにちは
コロナの影響で、
運動会が秋に延期になった学校も多いのではないでしょうか。
私ね、息子が不登校になってもう4年、
息子が学校へ行かないことに関しては、
もう自分の中でケリがついていると思っていました。
そのことに対してもう何も思っていない。
気にしてはいないということです。
でも、
あれは去年のことだったと思います。
私は保育園で早朝保育の仕事をしていて、
片道25分位の道のりを歩いて通勤していました。
その時間が、自分の頭と心を整理するのにちょうどいい時間で、
いつもいろいろなことを考えながら歩いていました。
ある時、帰宅する道すがら、
突然こんな思いが浮かんできました。
「あー、息子の運動会、見たかったな。」
ちょうど運動会の時期だったのかもしれません。
息子が運動会で頑張る姿を見たかった。
息子は3年生から学校に行かなくなったけど、
4年生、5年生、6年生と、成長していく姿を見たかった。
身勝手だと思いました。
息子だって、やりたくて不登校やってるわけじゃない。
それに、息子はもともと運動が好きではないし、
運動会だってむしろ嫌いだった。
私だって、小学校の頃、
かけっこは、だいたいビリかブービー賞で、
運動会が楽しいなんて一度も思ったことなかった。
だから、
「息子の運動会が見たかった。」
湧き出てきたこんな思いを、
一度は頭から追い払おうとしました。
でも‥‥‥
やっぱり見たかった。
見たかったもんは見たかった。
息子の頑張る姿を見たかった。
息子の成長した姿を見たかった。
私はそう思った。
そう感じた。
身勝手でもいいじゃないか。
私がそう感じたんだから。
私はその思いを、
許して受け入れることにしました。
そして泣きました。
「見たかった。 見たかったよー。」
って言いながら。
仕事の帰り道。
歩きながら、ボロボロ泣きました。
息子の運動会が見たかった。
たくさん泣いて、
自分のその思いを気の済むまで感じきると、
心が癒されたような感じがしました。
自分が、自分の思いをわかって、受け入れてあげたからです。
それ以来、運動会の話を聞いても、
胸が苦しくなるようなことはありません。
知り合いの子どもさんの、卒業式などの話が出ると、
「あー、卒業式かー。」なんて思ったりはしますが、
悲しくなったり、苦しくなったりということはありません。
もし、苦しく感じたとしても、
その時は、私のその思いを、
私が感じて、わかってあげる。
私には、私という味方がついている。
そう思えるから、
安心できているのだと思います。
私がやっと自分の味方になれた時の話↓