『古河市の古民家がすばらしい』

ということで、茅葺の鷹見泉石記念館を観賞しましたが、他にも茅葺の古民家がありました。

蓮がキレイな古河公方公園には2棟の古民家があります。まずは旧飛田家住宅です。

これはすばらしい古民家ですね。この旧飛田家住宅は元々は茨城県久慈郡金砂郷村にあったものを移築しており国指定重要文化財になっています。建築年代は定かではないようですが、18世紀前半のもので、L字型の曲がり屋になっています。茨城県内でも最古の曲がり屋だそうです。

こちらは旧中山家住宅です。

こちらもすばらしい古民家ですね。この旧中山家住宅は茨城県岩井市辺田にあったものを移築しており茨城県指定有形文化財になっています。建築年代はこちらも定かではないようですが、17世紀中期の建築らしいです。

これらの古民家では大河ドラマ「西郷どん」のポスターが貼ってあって、西郷どんのロケで使われたようです。これだけすばらしい状態で保存されていれば時代劇でも使いたくなりますね。古河市もよくOKしましたよねぇ。西郷どんはずーっと観てましたが、こんな家がでてきたような気もします。そんなドラマにも想いを馳せながら鑑賞するのもいいですね。

古河公方公園からネーブルパークへ移動すると旧茂田家住宅があります。

場所はこちら。

https://goo.gl/maps/1qKAm1sBVcdTxjF49

これもすばらしい古民家ですね。この旧茂田家住宅は古河市指定有形文化財になっています。直家型の古民家で1760年の建築だそうです。正面軒先に小屋組みの梁を水平に延ばして腕木とする「せがい造り」がみられ、これは江戸時代には贅沢品として禁止されていた仕様になっているので、茂田家はかなり格式の高い家だったのではないかと言われています。中にもすばらしい梁が張られており、東日本大震災の時もビクともしなかったそうです。昔の住宅は頑丈にできてたんですね。

ということで、こういった古民家を観て回るのは、その土地の生活の歴史を観ることができる貴重な場所ですので、是非みなさんも古河市の古民家を観に行かれてみてはいかがでしょうかぁ。

その1：茨城古河公方公園の蓮がキレイ

その2：古河市鷹見泉石記念館がすばらしい

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