イタリアンバジル経営者ブログ -142ページ目

一周年記念特典ピザ

前回のブログでも書きましたが、現在ITALIAN BASIL一周年記念のハーフピザの内容を検討中です。


昨日は、以下の2種類を作ってみました。


■牛肉とピーマンの和風ピザ
福岡でイタリアンを経営する元オイルマンのブログ

甘辛く炒めた牛肉とピーマンを載せたピザ。



■イカスミピザ
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こちらは前回も写真を掲載しましたが、真っ黒でいろどりが良くなかったので、レッドピーマンを追加してみました。



両方とも美味しく出来たので、候補として残すことにしました。

この後、ウニのピザも作ってみて最終判断する予定です。

一周年記念

ITALIAN BASILがオープンしてあと少しで丸1年になります。


昨年の7月14日がプレオープン、7月20日がグランドオープンでした。


ここまでなんとか続けてこれたのも、「お店に足を運んでくれたお客様のおかげ」ということで、感謝の気持ちをこめて、ささやかではありますがイベントを企画しました。


<実施期間>

2009年7月14日(火)~7月26日(日)


<対象>

ITALIAN BASIL会員のお客様


<特典>

一般メニューにはない未公開の特別ピザ(ハーフサイズ)を無料サービス



対象の「会員様」とは店内でアンケートをご記入いただいたお客様で、「ITALIAN BASILからの案内を希望する」にチェックいただいたお客様もしくは名刺を頂戴したお客様になります。


先ほど、アンケートのお客様分の送付はがきを完成させ、ポストに投函してきました。

(名刺をいただいたお客様分はまだ未対応になっています、これから作業予定ですが場合によってはメールにするかもしれません)


■特典はがき約160枚
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ちなみに、未公開ピザですがいくつが候補があり、現在どれにするか悩み中です。


その内の一つが、


■イカスミピザ
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黒いピザ、見た目のインパクト大です(^^)


明日はウニピザにチャレンジしようかな。

仕込み

今日はディナータイムに16名様4,000円コースの予約が入っているので、昨日の閉店後に仕込みを行いました。


■鶏肉のカチャトーラ(赤ワイン煮) ※丹羽さん作
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ITALIAN BASILではパーティーの予約がちょくちょく入りますが、お客様のご予算、ご希望に応じたオーダーメイド形式をとっています。(お店によっては、パーティーは2500円以上からというところもありますが、当店の場合はいくらからでもOKにしています。)


といっても、「基本的にはおまかせします」というお客様がほとんどなので、こちらでコース案を作成してそれをお客様にお伝えして、最終調整をします。


今回のお客様は前にもパーティーのご予約いただいたお客様でしたので、前回お出ししたメニューを確認した上で、重複しないように気をつけました。


オーダーメイド形式は一見すると手間のように思われますが、お客様とコミュニケーションが取れて親しくなれたり、旬の食材を使ったメニューや新商品をお出し出来たりするので、お客様にとってもお店にとってもメリットがあると思っています。


ただ、毎日パーティーが何件も入る規模になると対応が厳しくなるのでしょうか?

早くそのレベルにしていきたいものですね(^^)

2号店出店に向けて

ここ数週間、新店舗の候補物件を回っていました。


秋口には2号店をオープンさせたいと考えていて、現在は既存店舗のマネジメントも少し落ち着いてきたこともあり、少しずつですがその準備を進めています。


当初予定では2号店は上海を考えていましたが、資金的な面、マネジメントの面等総合的に判断して現時点では時期尚早と判断しました。


といっても国内で新店舗を出店するにしても、お金や時間や労力がかかります。


今のお店が今年の2月以降黒字化を続けているといっても、まだまだ資金的には余裕がある状況ではありませんので、初期投資を最小限度にとどめられる形式を考えており、


・採算が合わなくなって(もしくはその他諸事情により)営業を休止している店舗(もしくは休止予定の店舗)

・店舗譲渡費用がほとんどかからない店舗

・上記の中でもイタリアンの店舗


に絞って情報を集めていました。

一昨日もほぼ終日かけていくつかの上記に該当するいくつかの物件を見て回りました。


今はこの不況下で閉店する店舗が多くなっているようです。


店舗を閉める場合は、一般的には厨房機器やその他の設備関係をすべて撤去して、きれいな状態(一般的には「スケルトン」といいます)にして大家さんに引き渡さなければなりません。入居の時には多くの保証金を支払いますが、この撤去費用に充当されてしまうので、店舗の運営者側としては、なるべくお金をかけずに、保証金をそのまま戻してもらいたいと思うものです。


そこで、そのまま他の運営者に経営を引き継ぐことで、店舗を原状回復せずにすみ、保証金も多く戻ってくるということが可能になります。


更に比較的良い物件であれば、「譲渡金額」として数百万円で譲渡出来る場合もあるようです。


といっても、店舗オープンに当たっては、厨房機器や家具、配管設備工事等、多額の費用をかけていますので、それを考えると、数百万円で譲渡出来たとしても、トータル収支では大きなマイナスになることが多いと思いますが・・・・


いずれにせよ、儲かる店舗であれば経営者も手放さないので、不採算の店舗を立て直しすることが求められます。その意味では規模は異なりますが、「企業再生」と同じではないかと思っています。


今の店舗は「厳しい立地」に該当し、自分が経営する前の4年間で4人経営者が変わった店舗でした。また、店舗がある通り沿いにはいくつか飲食店舗があったそうですが、出来ては潰れの繰り返しで、今はITALIAN BASIL1店舗のみとなっています。(TV局や福岡タワーがあるところまでいけば多くの飲食店がありますが・・・)


開業にあたってもいろいろな方から、「この場所は厳しい」と助言をいただきましたが、そのような立地で成功できれば、逆に信用が高まるのではないか、厳しい立地でも利益を出す新しい経営モデルを作れるのではないか、なんて思っておりました。


まだ開業して1年、胸を張って「成功」と言えるレベルではないと思っていますが、なんとか長く経営していける基礎を築けたのかなと思っています。


厳しい立地で売上が多くない状況でも赤字を出さない経営モデルが少し見えてきたように思うので、それが他の店舗でも通用するか、チャレンジしてみたいと思っています。



まだ、正式契約には至っておりませんが、ようやく候補物件が決まり、現在は先方責任者との具体的な交渉に入っております。


2号店開業に当たっては、まだまだ越えなければいけないハードル(資金面、人材面等)が残っていますが、前向きに取り組んでいきたいと思っています。


交渉がうまく行って、正式に発表できるタイミングが来ましたら、きちんと報告させていただきます。

エアコンの故障

今日は月末最終日ということで、閉店後に棚卸していたら結構いい時間になってしまいました。


棚卸は大変ですが、在庫状況がきちんと整理・把握できるので良いですね。

もちろん、日々の発注管理の中で在庫状況を把握していることが前提ですが、今は仕入・販売と連動した在庫システムが整備されているわけではないので限界があります。


ゆくゆくは前職での経験も生かして、システム化していきたいのですが、まだ一店舗目ですのでほとんどアナログで対応しております。


システム導入での良くある失敗は、「業務を精通していない中でのシステム化」にあることは十分理解していますので、まずは業務を精通することでどこをシステム化すべきか見極めることが重要だと思っています。


要は、「ここを是非とも効率化したい」という現場での心の叫びをシステム化するということです(^^)


オープンからこれまでの約1年、アナログで対応して大分システム化すべき点が見えてきてはいるのですが、システム化の為の投資資金に余裕がないという問題が残っております(^^)



さて、話は変わりますが、ITALIAN BASILの店内には、エアコンが3台設置されています。

エアコンはしばらく使用していなかったのですが、ここ最近暑い日が続いているので、エアコンを使うようになったのですが、そのうちの1台が冷房設定でも熱風しか出ないようになってしまいました。


先日エアコンメーカーの方に来ていただき、調べてもらったところ、リモコン作動に異常が見られるとのことで、後日修理見積りをFAXいただくことになりました。


昨日、そのFAXが届いたのですが、内容を見て予想を超える金額にびっくりしてしまいました。


部品:制御基板 24,XXX円

部品:リモコン組立品 29,XXX円

作業:部品交換又は補修作業 14,XXX円


出張費:2,XXX円

諸経費:1,XXX円

値引:▲XXX円


消費税:3,600円


合計:75,XXX円


との内容でした。



更に、「機器が老朽化している為、新品への取り換えをお勧めします」とのことで、取り換えの見積もりも届いておりました。


こちらの方は、


機器本体:1,2XX,XXX円 

別売付属品:35,XXX円

現地工事:110,XXX円

諸経費:12,XXX円


値引:949,XXX円

フロン回収破壊関連料金:14,XXX円


消費税:25,XXX円


合計:535,XXX円


との内容でした。


びっくりする金額と値引ですが、ここまで値引き額が大きいと、逆に不安になりますね。

(点検に来ていただいたご担当の方はとても親切で丁寧な方なのですが・・・)

うーん、それにしても結構かかりますね。

(もちろん、買い替えは無理ですが)


これから交渉予定ですが、数千円単位でコストの切り詰めをしている中で、このような大きな出費はいたいですね。


ただ、このような強気な(?)見積りを出してくるということは業務用エアコン市場に競争原理がうまく働いていないということでしょうか?


それとも需要が少ない為、高い価格設定にせざるを得ない(そうしなければ商売としてなりたたない)ということでしょうか?


飲食店はかなりの数があるので、需要も多いし競争原理も働くような気もするのですが・・・・


まだまだ、調査・勉強が必要ですね。



ちなみに今のエアコンはもともと前のお店に設置されていたもの(ITALIAN BASILは居抜形式で営業をスタートしています)で、昨年7月のオープン当初にもエアコンのききが悪く、10数万円程度かけて部品洗浄をしています。


オープンからもうすぐ1年になりますが、エアコン関連だけでなく、これまでに


冷蔵庫の故障

換気扇の増強

製氷機の故障

茹麺機の故障

ピザ用ジェットオーブンの故障

エスプレッソマシンの故障


等、故障による出費がかさんでいます。


飲食店経営って予定外のお金かかるなあ、なんて実感している次第です。


居抜形式でなく新品購入からスタートする場合は、ほとんどかからないと思われる費用ですが、その分初期投資はかさむでしょうし・・・・


どちらが正解とうことは一概には言えないとは思いますが・・・


早く多店舗を経営していくことで、多くのパターンの経験値を積んでいきたいものです。