一周年記念イベント総括
昨日で13日間のイベントが終了しました。
イベントといっても、DM(約350枚)を送付して、DM持参の方にハーフピザをサービスというものでそれ以外の告知はしていませんので、「イベント」と大げさに言うほどでもないかもしれませんが・・・・・
スタートからの4日間でハガキの戻りが2枚という厳しい状況でしたが、5日目の土曜日に13枚の戻りがあり、その後も土日を中心に合計42枚のハガキの戻りがありました。
ハガキ350枚の送付に対して42枚の戻りなのでHIT率12%になります。
ハガキをお持ちのお客様と一緒に来られた方を含めると約100名のお客様に来ていただきました。
それ以外に一般のお客様が加わりますので、イベント期間の土日祭日はお客様で賑わいました。(ただ、平日はほとんどハガキのお客様がいませんでしたが・・・)
ハガキにかかった費用は17,500円、それにハーフピザの原価を差し引いても効果が出たのかなと思っています。
何より今回はお客様感謝際なので、特別メニューを召し上がって喜んでいただく(特にイカスミピザは評判上々でした)のが第一目的。
その意味では、良かったと思っています。
これを機会にDMの定期的な取り組みを進めていきたいと思っています。
二年目の開始
今日から二年目に突入です。
昨年にオープンしてから昨日で丁度丸一年。
一周年記念のDM作業がまだ残っていたので、いろいろと過去を振り返りながら明け方まで作業していました。
(最終的に本日分を含め約350枚のDMを発送しました。)
結局この一年間は一日も休みが取れなかった(取らなかった)のですが、毎日が新しい発見の連続で充実していたような気がします。
常にいろななことに悩まされた1年でしたが、今振り返ると
最初の頃は店舗を営業していくだけで精いっぱい(特に食材発注業者の選定や改修工事管理、問題対応(とにかく想定外の機器の故障が多かった))で、ホールオペレーション、キッチンオペレーションを十分に把握することなく、社員やアルバイトスタッフに任せていたような気がします。
なので、赤字になっていても「売上が少ないのが原因」との思いで、シフト管理(人件費管理)やその他のコスト管理に自分で限界を作ってしまっていました。
その中で人が徐々に辞めていったりして、自分が朝から晩までキッチンに入りっぱなしにならざるを得なくなってはじめて見えてきたものがたくさんありました。
食材管理、フライパンオペレーション、麺茹でオペレーション、ピザオペレーション、洗い場管理(食器洗浄機は入っていません)、照明・エアコン・換気扇管理等全てにおいて改善点が見えてきました。
特に、ピザ調理、パスタ調理は都市ガスを利用していましたので、ガス代の占める比重が高く、ガス代って高いなあ、なんて思っていました。
全ての管理について細かく説明していくと、長文になってしまいますのでここでは差し控えますが、
例えば、フライパン作業時の効率的ガス管理について言えば、いかに火をつかっている時間を短くするか、その為の最適オペレーションは何かということにつきると思います。
以前は調理中の一連の作業の過程の中で実際にフライパンをコンロから放している時も常に火をつけっぱなしでいましたが、今は都度都度火を消しては付け、消しては付けの繰り返しを徹底しています。
これは、オーダーが立て込んできて忙しかったりするとついうっかりつけっぱなしになってしまうのですが、このレベルでの管理が非常に重要になってきます。
どんなに忙しい状況でもこまめに火を消す、この徹底の繰り返しです。出来ていないと指摘する。指摘ばかりしていると指摘する方もされる方も気持ちの良いものではありませんが、そこにこだわれるかどうかだと思います。
そこのオペレーションだけ取ってみれば、数秒単位での効率化ですが、調理する機会は一日に何度もあるわけですし、またそれが一か月レベルになってくると大きな数字になってきます。
また、調理する上での食材の配置も大きな重要性を占めます。以前は小スペースということもあり、きちんと食材配置場所が決まっていなかったので「食材を探す時間」がかかっていたのですが、食材配置場所をオペレーション効率の観点から全て細かく決めていくことで、短時間調理の実現につながっていきます。短時間になると火を使う時間も短くなるので、結果的にガスの削減につながっていきます。
ガスについては、その他ピザのジェットオーブンや麺茹で機のオペレーション効率化も合わせて、売上的にはそれほど変わらない中で、約65%程度削減されてきています。
その過程では、「これでもう限界だろう」なんて何度も思いましたが、それは自分の思い込みだけで、突き詰めていくことで、まだまだ改善できるということがわかりました。
店舗経営におけるコスト管理(オペレーション管理)と意識の持ち方の重要性を改めて実感しています。
2年目も自分で限界点を設けることなく、日々効率オペレーションを追求しながらも合わせて、お客様サービスの向上と売上の拡大も達成していければと思っています。