コミュニケーションを考える
オンラインによるコミュニケーションで、やはり対面と比べて弊害があると考える方は多いです。たとえリアルタイムの動画であっても、です。
コミュニケーションの達成度を情報伝達度合いで示すと仮定するなら、さしづめ
直接会っての対話 > リアルタイム動画での対話 > 電話 > メール、チャット等の文章
となるのでしょうか。裁判の証拠能力となると真逆になるのも面白い点ですよね(笑)。
これを、必要な情報を取得するまでの平均時間とするなら、
電話 > メール、チャット等の文章 > リアルタイム動画での対話 > 直接会っての対話
となるでしょうか。もちろん、約束時間等を含んでいます。こうなると、リアルタイム動画ソフトを常時接続しておけば、電話と同様のレベル、あるいはオフィスで横に座っているのと同様の状態を作り出せるかもしれません。そう考えると、zoom等の可能性は、使い方次第ということがわかっていただけるのではないでしょうか。
個人的に一番問題に感じているのは、通信環境やサーバの容量。猫も杓子も使いだしたら遅延が生じたり、音飛びが出たり。既にそのような状態にあるソフトもあります。たとえ有料であっても、です。便利になっている半面、システムの安定という観点はほとんどのユーザが頭にないでしょう。ITコンサルタントの出番、増えるかもしれません!
テレワークで新人教育はできないと誰が決めた?
テレワークへと変更する企業が増えている中、気になることを聞きました。
「対面じゃないと新人の教育はできませんよね。」
これ、本当ですか?ww
まず、もしこの仮説が正しいなら、今、研修講師の方々が作成されている動画コンテンツや、オンライン動画での教育プログラムって無意味なんでしょうか?
もちろん、今まで対面でされていたコンテンツをそのまま動画に、なんていうのは意味がないでしょう。しかし、それぞれのメディアの特徴に沿ったコンテンツであれば、対面だろうが、動画だろうが、同等の効果を得ることはできると考えています。
今回の影響は、おそらく長期化。嫌でも新人教育は顔を合わさずにせざるを得ません。むしろ、スマホ世代の現代の若者にとっては、顔を合わさずに、の方が望まれていたり・・・
一つだけ注意点を。対面だろうが動画だろうが、大切なのはどうすれば教育効果が上がるのか。ここを忘れては何にもなりません。
一番大切なことは、私はたった一つだと確信しています。それは・・・・
「ずっと見ていますよ。」と認識させること。
これだけです。これを感じてもらうだけで、人は育ちます。例えば在宅勤務。ずっとZOOMなりをつなぎっぱなしでいいじゃないですか。それも、カメラを正面においてはダメです。やや、斜め前方に設置するのがコツ。
これで、仕事をしている姿が、新人も上司も互いに写せませす。何か聞きたいことや、確認したいことがあれば、都度話しかければいいだけ。まったく通常の業務と同じでしょ?
会社で、ホッタラカシにされて(実際にはそうでなくてもそう感じて)早期に退社される方、意外と多いです。それは自分のことを誰も見てくれないから。承認欲求が満たされないからです。
これ、実は、中日ドラゴンズの監督に就任したときに落合博満監督が言った言葉。見てれば必ず育つ、と。実際、その後の優勝確率、中日は非常に高かったという実績も出ていますし。
なら、テレワークでも同じこと。むしろ、カメラなら、実際に見ていなくても勝手に見てくれているように感じる可能性が大。今までよりも成長速度が速いかもしれません。
つまり、物事は考えよう。今までの固定観念に縛られずに自由に考えることをコロナウイルスは教えてくれているのかもしれません。
覚悟決めない行動に意味なし!
先日、同業者で、コロナ対策の課題や解決策を議論しようとする場を作ろうという提案がありました。これ自体はいいことです。私も参加意思を表明したのですが・・・
こういう場の運営って、言い出しっぺが「何があっても自分が運営していくんだ!」という覚悟が試される場でもあります。また、そういう覚悟がないと、まず間違いなく破たんします。今回の場がどうだったかと言えば・・・
誰も発言しません・・・。言い出しっぺの方が振っても何も・・・
たまにコメントはつくようですが、大局的な話になりません。このソフトはどうだの、使い勝手はどうだの・・・
また、小難しい言葉で正論を述べる方も。これだと、他のメンバーが意見を言いにくいですよね、おそらく。もっと誰でもわかる言葉に変換して話せば少しは意見も出るんでしょうが・・・・おそらく、中小をまともに支援できていない方なんでしょう。利益率をどこまで改善した実績があるのか聞いてみたい感じです。
とどのつまり、このままぽしゃらせるのが嫌だったので私が進め方を示唆したら、言い出しっぺまでもが、「福永さん、進めてください」だと。自分が進める覚悟、持ってなかったんだ、と半ばあきれるやらなんとやら。
実は、こういう空気、特に関西の同業者団体では蔓延しているんです。何かしようとなったら、すぐにわけわからない分科会みたいなのが作られて、そのリーダーに全責任を。言い出しっぺは、上手くいけば自分の成果、失敗したらリーダーの責任という仕組み作り。だから、誰もリーダをやりたがらない。当然と言えば当然の帰結なんですけどね。
昨年の私が参加した専門委員会でも、関西の先生が部長になったとたん意味のないグループ分け。結局、何も決まらず、成果ゼロに。(コロナのおかげで中止の理由ができて喜んでたんじゃないかなあ・・・苦笑)。最後は、役職も何もない私に責任者をしてくださいと言ってくる始末。「脳ミソにうじわいてる?」と言ってしまいましたが。
コロナウイルスのおかげで、その人間の資質なり能力なりが、否が応でも浮き彫りになります。だからこそ、何の覚悟もせずに、ただ無料で他人のアイデアをいただこうなどと考える輩は、すぐにその意図がバレてしまいます。
テレワーク関連で本当に困っていらっしゃる先生は、どうぞ私に個別にご相談ください。もちろん、有償です。私たちの仕事って、そういう商売のはずですよね。真面目に、そして真剣に悩んでいる先生だけはちゃんと手助けしたい、と強く感じた一日でした。