効率って何?
私たち弁理士の中にも、いわゆる安売りに入っている特許事務所、多くなってきています。彼らのHPを見て気になる文言が書かれているケースが多いことに気づきました。それは、「効率」です。
「作業効率を高めたために業界最安値を実現しました。」
まあ、この表現、弁理士の広告規定にストレートに違反はしているんですが(笑)、そもそも「作業効率」とやらがわかりません。先日もこういう事案を体験しました。
初めてのご相談だったんですが、そのままでは商標登録することが難しく、仮にできたとしても第三者による模倣が容易であるだけでなく、権利行使もしにくい事案でした。
そこで、権利行使しやすい形のロゴを提案。その方は、新しいロゴができた時点で他の事務所にも相見積もりを取ったんです。そこが、いわゆる安売り事務所。当然ですが、弊所より安い見積額を提示するので受任にはいたらないわけで。
ここで、考えてほしいのです。
もし、弊所に相談することなく、最初からその安売り屋さんに依頼していたら、と。おそらく、最初、これではなあ、と私が判断した状態でそのまま出願。運よく権利化できたとして、権利範囲は狭いし、第一使いにくい。すぐに似たような言葉で逃げられてしまう。
それでも成功報酬ですからとお金はしっかり取られます。やらずなんとやら、と同じなんですけど、それでもほぼ9割の方がこういう安価な提案を選択します。使えない権利に自らお金を支払って・・・
まあ、今回は弊所で詰めているので楽でしょうね。そのまま出願して権利化できる。聞いた金額でももらいすぎだとは思います。
これが、彼らの言う「効率」です。頭を使わずに、実態に見合わない高い金額(何もしてないんだから無料にしろよ、って感じですww)であなたに請求できるわけですから。
これを頭がいいと感じるか、ずるいと感じるか。そこで、あなたの人間性が明確になるかもしれません。ただ、こういうことが続くとまともなサービスから消えていき、最後は自分では何もできないのばかりが残ります。決してお客様の利益につながらないことだけは確かです。
動画配信の落とし穴
YouTubeで動画配信される方、増えてきましたね。私は、そういう方々を、あえてYouTuberとは呼びません。理由ですか?あまりに素人だから、としか言えません。プロの講師ならもっとシャキっとせいよ、って感じです。
先日もあるプロ講師の方が、YouTube配信の学びというか注意点をアップされていました。
それによると、
1.シンプルに話す(講師なら当たり前!今までしてないの?)
2.えー、あのー、は禁止(いままでそれで通用していたことが不思議)
3.化粧は濃くする(誰もあなたの顔見ません!)
と、まあ的外れ。声のこと、映される画像のことなどに触れていない時点で、避けるべき講師ということになります。
例えば、カラーに関するセミナーをZOOMでなんて大胆な方もいらっしゃいました。色って、実はものすごく繊細で、ZOOMのように低画質なメディアで正確には伝わりません。しかも、受講者の端末環境で色合いは大きく変動するので、何を言っても「えっ、この色をそう解釈していいの?」の連続になります。
実際、カラープリンタの設計現場では、指定の色を出すだけでどれほど苦労していることか・・・画面表示についても同様です。
自分の目の前にある(カメラの前にある)色と、映し出されている色とが異なる、という当たり前のことに気づけない時点で、カラーを語る資格ありませんよね。プロの方は、このあたりはきちんと把握されています。
まずは、動画だから正しい情報だとは絶対に思わないこと。テレビだと正しいと思う心理と全く同じです。情報には必ず発信者の意図があります。それを考える癖を付けることが自分を守ります。
年齢不詳・・・
男女問わず、年齢を聞かれたときには、私は「年齢不詳です」と答えるようにしています。そんな私の同級生たち、今年のうちに還暦を迎えるとなって(私は早生まれ!!)、いろいろとブルーになる方もいらっしゃるようで(笑)。
ただ、結構多くの方が間違っているのが、「今まで何かやってきたという足跡が・・・」などと言っていること。そんなもの、誰もありませんよ。
足跡なんて、死んでから何十年経って、やっと周りに見えてくるもの。今、もし見えていたら、そろそろ危ないということでしょうww
だからこそ、未来に目を向けて、今やるべきことを愚直にこなす。それが人生さ、と達観しつつあるのはもはや「若い」とは言わないんでしょうね。
この年になって、私はなぜかやりたいことだらけ。ピアノの弾き語りから始まって、ボーカルデビュー、ギター買ったからギターの弾き語りや作曲?野球もひさびさにやってみたい(先日、スピードガンでは102kmでしたー小学生並みww)。
採点カラオケも、どうも「こぶし」の判定基準が変わってるみたい。点が出やすくなっているので未踏の99点台も見えてきそうww
事業も形態そのものから変えてみたいし、仕事の進め方もしかり。周りがやらないことをやるからこそ、面白い。だいたい、今までも10年ほど早すぎたんですけどね(おかげで苦労してますww)。
そうそう、最後を見とってくれるパートナーも探さないと。最後に「出会ってくれてありがとう」って言いたいじゃないですか。
広く募集してますからね(好みはうるさいけどww)。
こう考えると、一日24時間って短いですよね!一日一日を大切にすることこそが、いわゆる「豊かな人生」ってやつなんでしょうね。