オンライン配信で聞きやすい話し方(その2)
(その1)でも触れましたが、オンライン配信をする場合、どれだけ正しい合成音声が生成されるか、が聞き取りやすいか否かに大きく影響します。そうすると、理想的には抑揚のない単調な言葉で話すことが一番正しい、となります。
ただ、こう言うと、ほとんどの講師の方が反発します。
「語尾をはっきりと言うように指導されてきたんですけど」
これ、反論にもなっていないこと、わかりますか?
語尾をはっきり言うのは、単調でもできるわけです。今まで、多くの方は、語尾を意識するあまり語尾の音量まで大きくなっていました。この場合、語尾ばかりが大きな音量として再生されるようになります。こんな感じです。
(そし)て~、(・・・)があ、(・・・となって)え、えー、(・・・です)ねえ。
本来はカッコ内が聞こえてほしいんですけど、語尾を大きく話す傾向がある方ほど、カッコ内はほとんど聞こえず、わけわからない言葉の連続に聞こえるわけです。ルール違反かもしれませんが、オンライン配信中に少し席を離れて話を聞いてみたらすぐわかります。何を話されているのか、意味内容がさっぱりわかりませんから。
そして、オンライン配信の場合、画像よりも音で情報を理解する、ということが米国をはじめとした音響学の研究結果として多々報告されています。ライブ(対面)の方が、まだ視覚に影響されやすいそうです。
そうすると、画面にスライドを映して話す、なんて今までの方法がオンライン配信には不向きであることがわかりますよね。言葉でどれだけきちんと伝えきるか、これが大事になるわけです。
実は、これを実行できるのは一握り。なぜかと言えば、それなりの訓練が必要だからです。誰でもできるわけでもありません。今までのように「誰でも講師になれる」なんていうのは、すべてまやかしという世界がオンライン配信の世界です。
ですから、基本は抑揚のない単調な話し方、となるわけです。しかし、聞き手にとって聞きやすくても退屈する可能性は出てきますよね。それは困ります(笑)。そこで、もう一工夫が必要になります。それについては、次回以降に。
オンライン配信で聞きやすい話し方(その1)
先日、こういう指摘をアップしました。
https://ameblo.jp/it-property/entry-12606465513.html
すると、反応があった方もいらっしゃったんです(その方は進歩するでしょうからOK。問題なのは、自分には関係ないと無視を決め込む方々でしょうねww。
そういう反応かというと、
「じゃ、どうすればいいんですか?」
「抑揚を付けろとずっと指導されてきました」
「単調だと飽きられませんか?」
いずれも良くわかります。一方で、こういう解決方法でさえ自分で考える方がいないんだ、とかえって失望したり。一度、きちんと整理した方がいいなと思い、しばらくシリーズとして書いてみます。もちろん、全ての方に当てはまるものではありません。多くの方に当てはまるものであることだけはお間違えの無いように。
一回目の今日は、「なぜオンライン配信では今までと話し方を変えなければならないのか」です。
同じYouTube配信でも聞きやすいものと聞きにくいものとがあります。どこで差が出るのでしょう。これがわかればすべての謎が解けていきます。
2つを聞き比べてみたことあるでしょうか。もちろん、音の階調の違いも起因してはいるんですが、もっと大きなことがあります。それは・・・・
抑揚です。聞きやすいものの多くは、それ専用に録画したもの。つまりライブではありません。この場合、多くは原稿が既に詰められています。話す内容が決まっているんです。そのため、抑揚を入れることが難しい。自然と単調な口調になるので聞きやすい音として合成音声が生成されます。
一方、聞き取りにくいものの多くは、オンライン配信の録画タイプ。オンライン配信になると、なぜか抑揚を付けたがります。しかも、語尾をはっきりと、を誤解して語尾の音量が大きくなっている方が多いので、ひどい方は語尾中心の合成音声が生成されています。それでは、何を言ってるのか非常に聞きにくくなっても不思議ではありません。
でも、ライブではそんなことないです!と反論される方がいます。そのとき、あなたはマイクをどうされていますか?ほとんどの方は自分でマイクを持って、口とマイクとの距離を調節しているはず。だから、上手く聞こえています。
では、オンライン配信で、マイクと口との距離を調整されている方の画像を見たことある方はいますか?これも不思議なんですが、ほとんど固定マイク。そりゃ、聞こえにくくなりますよ。
つまり、固定マイクで話をする限り、講師が話し方を変えないと受講者には上手く聞こえない。少し考えればわかりそうな当たり前のことを、まあ誰一人認識していない業界なんです、プロと自称されている講師の業界は。
では、原因がはっきりしてきましたので、次回以降、どのように話せば視聴者に上手く聞こえるのか、について順次対応策を示していきます。
(こんな話のセミナーって、聞きたい人いたらいつでもやりますけどねww)
正しく情報を理解しよう
日本のマスコミも政府も、まあまともに情報を伝達できないようです。その不確実な情報に基づいて、また勝手なことを物言う方々がネット上で誤った情報を拡散し、まあ何をどうすればいいのかわからない状況になってますよね。
きちんと整理しましょう。
少なくとも感染者数の推移は事実です。PCR検査の検査数が多かろうが少なかろうが、陽性率(検査数に対する陽性者の割合)が特定の地域で以前より数段高くなっていることも事実。そして、次第に感染者数が増加してきていることもまた事実です。
つまり、このまま何もしなければ、緊急事態宣言前の状態にいずれは戻ることもまた事実。今だけを見て、病床に余裕があるとか、20代30代だから安心だとか、死者数が少ないから問題ないとか、そういう話はすべて誤りです。一点を見るのではなく、時系列に見る必要があるからです。
少なくとも重症者や死者の発生には時差があります。感染者数自体が減っていたんですから現状で少ないのは当たり前。
言い替えれば、このまま感染者数が増え続ければおのずと増えてきます。20代30代は、老人よりも行動半径がはるかに広い。ということは市中感染は緊急事態宣言前よりも拡大が早いということ。老人に感染者が増えてくるのも時間の問題です。
マスコミは危機感だけをあおっていますが、何よりも今、何らかの手段で感染者数の増加を抑えておかないと、死者数が増えてからでは抑制手段がありません。政府なり知事なりにそういうキャンペーンを張ることもなく、危機感だけをあおる報道は、逆に国民に「またかい」という感情を抱かせ、危険ではないと誤解する方が増えてしまうから・・・(もう、報道の意味をなしていない)
もちろん、経済を止めることはできません。しかし、イベント参加者数の拡大なんて、この状況では疑問符ですし、性懲りもなくGOTOキャンペーンだと寝言を言っている政府は、もう総退陣していただきたいです。
都知事も、自分の選挙のために何もしないで放置していたんですから、きちんと責任を取ってほしい。東京都民は、こんなのを選んだ責任が自分たちにあることを自覚して、都民の都以外への移動を制限すればいい。それくらいのことしないと、拡大は止まりません。現状だと、東京の拡大が止まれば全国も止まります。
笑えるのは、「強制力がないので・・・」という言い訳。緊急事態宣言も強制力ないって、日本ではそもそも。そして、責任のたらいまわし。大臣は知事に、あろうことか知事は区長に・・・(地域ごとにとぬかしてましたから)。まあ国民を守る気がない連中だということだけは良くわかりました。
まずは、私たち国民自身が、移動しないで経済的収益を上げるモデルを個々に確立することが急務。大企業も動くところは動いています。中小の方が小回りは効くはず。国はもう放っておいて、みんなでアイデア出し合って自らの身を守りましょう!