自分が望んでいるお客様だけを引き寄せるコツを教えます!! 顧客開拓請負人 大阪の弁理士 福永正也のブログ -61ページ目

倒産リスクってこんなところから・・・

特許事務所って、皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか?大手ともなると、都心の一等地のビルに居を構えて、法律事務所のような荘厳な内装で・・・・みたいな感じでしょう。

 

私が開業したころは、先輩弁理士によく言われました。

 

「クライアントは、お金がかかっていることを感じるほど信頼してくれる」

 

本当かいな、と思いましたが、デザインに気を配ったことは言うまでもありません(笑)。

 

ただ、考えてほしいのですが、このコロナ禍、いつビルごと立ち入り禁止になるのかわかりません。潜在的にそういうリスクをあらゆる企業が抱えています。自社ビルなら別でしょうが・・・

 

それなのに、多くの特許事務所、経理部門はずっと出所して、現場で処理しています。言い換えれば、請求書に対する支払いはリアルタイム。仮に1か月間立ち入り禁止にでもなれば、その時点で信用はがた落ち。借入すらできなくなる確率が上がります。

 

しかも、自分たちも請求できない。キャッシュがどんどん枯渇するわけで。それでも固定費は湯水のごとく出て行きます。なにせ豪勢な事務所なんですから(笑)。

 

この冬、コロナ禍がどうなるかわかりませんが、一等地に居を構える事務所ほど、黒字倒産リスクが高まっているということ。残念ながら気づいている先生、ほとんどいません。目先しか見ていないので。

 

経理部門って、企業経営にとっては最も大切です。軽視するなら、経営者失格と言われても仕方ないでしょうね。

 

私ですか?経理部門を真っ先に外に出しました。それから事務所を移転しています。いつ、何が起きても事業が停滞しないように。環境に応じて形態を変える。これからの時代には必須だと思うんですけどねww

いただくメッセージ

最近、なぜかうれしいメッセージをいただく機会が増えています。

 

先日は、開業以来のお客様から、

 

「1件1件、全力で立ち向かっていただけるのに感動しています。ありがとうございます。」

 

と思いがけない感謝メール。特別なことをしたわけでもないのに、意外だった半面、ものすごくうれしかったです。

 

また、問い合わせがあってから半年くらい経過して依頼してきたお客様からは、

 

「気にかけてくださる心のこもったメッセージ、響きました。こんな士業の先生は初めてでした。」

 

と、なんともまあむずがゆいというか、照れくさいメッセージを。大丈夫かなあ、と気になってメールしただけなんですけどね。

 

あと、多いのは、「仕事の速さ」に感動したという類のメッセージが多いですね。これも、年のせいでしょうか、覚えているうちに終わらせようとしている(笑)のと、今日できることは今日やる、という当たり前のことを当たり前にしているだけなんですけどね。

 

感じたのは、コロナ、コロナと言いますけど、結局は人として相手のことを思いやれるかどうか。仕事は人対人。その原点を大切にしているか否かだと思っています。これからも、1つでも多くのメッセージいただけるように精進します。

 

制約条件

私がSEをしていたころは、まさにホストコンピュータからPCへの移行期。それまで主流だった文字だけのいわゆるダム端末から、ウインドウ端末へと移行する時期です。

 

旧来のシステムでは、処理手順の詳細含めて仕様書に書き下ろしておくことで、バグ発生時のチェックに非常に役立ちました。しかし、ウインドウ端末の設計になったとたんに、仕様書を書く文化というのが急速になくなっていったように感じます。見ればわかる、というのが開発最前線の方々の口癖だったような。

 

その流れのまま、Web開発へと移行すると、新たなHPやブログ開発時に、まあ詳細な仕様書などはほとんどの場面で存在しません。すると、どうなっているか。そこかしこで納品時に問題が発生しています。

 

例えば、こんなんじゃなかった、とか、こういう機能もいるって言ったよね、とか、これじゃ見栄えが悪すぎる、とか。仕様書があれば、まず起きないトラブルです。

 

また、システム設計者がWebデザイナーに丸投げする場合にも同様のことが。きちんとした仕様書がなければ、Webデザイナーは優秀であればあるほど過去の経験に沿った改良をします。たとえ、マーケティング上、それではまずくても、わかりようがないんです。仕様書もないんですから。

 

それで、発注側がおかしいと言うし、デザイナーはこれでベストだと言うし・・・どちらも正しい言い分なんですがトラブルになっています。

 

建築家の隈研吾さんがいいことを言ってました。

 

「制約条件のない建築物なんてない。制約条件があるからこそ、そこから素晴らしいデザインが生まれてくるんだ」と。

 

すべての仕事はこれと同じ。互いにきちんと制約条件を整理しないと、プロにプロの仕事をしてはもらえないことを認識することが大切です。