専門家の落とし穴
同業者がセミナーをするとかいうので見てみたら、なんとタイトルが・・・
「ブレグジット徹底解説」
さあ、一目見て、話す内容が分かった方って何人いらっしゃるでしょうか?
まあ、知財関連セミナーだということはわかってはいるのですが、「ブレグジット」って英国のEU離脱のこと。もちろん、知的財産だって影響は受けるのですが、何を話してくれるのでしょう。タイトルではわかりません。
まず、ほとんどの方が理解できない「ブレグジット」という言葉を使う時点で、主催者の考え方がわかります。
(1)こんな用語も知らない奴は聞くな
(2)俺様が教えてやるんだ
こんなの、「英国がEU離脱することで影響を受ける知的財産の12の注意点」とかの方がよほど人が集まるし役に立つだろうに。結局、お客様を無視した独りよがりなんですよね。
専門家って、すぐに難しい言葉を使おうとします。あたかもそれがステータスみたいな。(私に言わせれば、ただの「アホ」なんですがww)
まして、セミナーって何のためにするのか。多くの方に役立つ情報を知ってもらうため。そして、そこからお客様が集まってほしいんじゃないんですかね。主催者である事務所は、おそらく、「もう客なんかいらない、余計なのは来るな」なんでしょう。なら、セミナーなんてするなよ、って印象ですww
こういうのがいる時点で、後進産業と思われても文句言えない寂しさがありますよね。サービス業になってほしいものです。
鬼滅の刃から本当に学ぶべきこと
まさか社会現象にまでなるとは思ってもみなかった「鬼滅の刃」。まあ、漫画としての出来はいいとは思いますけど・・・
ただ、考えさせられたのは、底辺に流れるのが「現実を直視して、前へ進むしかない。それが生きること。」というポリシーが貫かれていること。おそらくネタばれになるから書かれていないだけ(と信じたいww)でしょうが、本当に大切なのはここだと思うわけです。
コロナ禍で、多くの方が考えもしなかった窮地に立たされ、思いもかけない困難に直面されています。まあ、夢であってくれとか、現実逃避したくなるような方が出てきても不思議はない状況です。
それでも現実はまったなしで課題を突き付けてきます。止まっていたって、誰も助けてくれないし、何も好転しない。自ら勇気を出して前へ進むしかない。そういう当たり前ではあるが目をそらしたいことを、きちんと突き付けてくれたからこその社会現象なのかな、と思っています。
映画にも、この考え方を貫いたセリフが、最後の場面にいっぱい出てきましたよね。見ていない方は、自分への勇気を奮い起こしてくれる言葉として聞いてほしいと思いました。
今、残念なことに、困っている方から金を巻き上げようとするコンサルタントもどきが跋扈しています。まあ、「鬼」そのものかもww
そして、そんな「鬼」から「あなたもすれば」と誘惑されて、新たな「鬼」になっているコンサルタントも数知れず。言い訳は、「私も苦しいから。」これじゃあ、人としてどうなの、と。
自分の確固たる信念をもって、そんな誘惑を振り払ってこその人間の価値。それを教えてくれる教材としてはうってつけかもしれません。
弊所の創業以来の・・・
どんな会社でも経営理念があります。もちろん、特許事務所にだって・・・(普通はあるはず・・・ですww)。
弊所にもあります。特にいつも言っていたことが
「当たり前のことを当たり前にする」
まあ、カッコよくもなければ泥臭い理念ですが、過去14年間、これだけは忠実に実行してきました。
例えば、出願時には委任状は要らない、と周りから言われながらも、本来委任契約を結ばずに代理人が仕事するなんてありえない、として必ず委任契約を結んでから仕事をしてきました。
→緊急時にあわてて委任契約を結ぶことがないので余裕をもって確実な対処ができます。
また、期限管理は行わないと事前に通告してはいますが、気になって期限の1か月前だけ通知サービスをずっと。
そのほかにもいろいろありますが、お客様が欲しいだろうなという当たり前のことを当たり前に実行しているだけ。おかげさまで中小企業の離脱率は、当方からお断りする以外はほぼ0%です。
プロ野球も優勝が決まりましたが、勝ったチームは当たり前のことを当たり前にするチーム。当たり前のことを無視したチームから自滅していくさまが、これほど顕著に表れたシーズンもなかったでしょう。
これからも愚直に当たり前のことを当たり前に!