実態って意外と知られない
先日、セミナー講師としてトップ中のトップの方とお話しする機会があったので、実際、現在の状況や将来展望について、かなり踏み込んだ話をさせていただきました。
その方は、日本のトップセミナーエージェント登録講師のトップ10に10年以上連続して入っていた方でもありますし、セミナー講師業界の裏も表も熟知していらっしゃいます。その方でさえかなり大変だったようです。あらましは・・・
・今回のコロナでは仕事量は激減。
・オンラインで講師の質が受講生(あるいはエージェント)にあからさまになった。
・仕事の枠は、ゼロではなくなったものの最盛期の30-40%くらいの感。
・そこに新人を入れるリスクはどこも負わない。
・つまり、生き残った講師が細々と食える世界になってしまった。
・コロナ前に戻る、なんてことはまずありえない。
まあ、ここでいう仕事は、いわゆる「呼ばれる」仕事ですから、なんちゃら講師講座の仲間内で順繰りに開催しているようなうちわの会は除きます。また、セミナーを自主開始して、フロントエンドとする商売も含みません。
特に公共機関は、知らない講師を使うなんてことはまずやらなくなってるようです。万一、が起きてしまったら、ただでさえ回数が少ないので大きな問題になってしまうからです。
ふと思ったんですが、こんな状況なのに最近になってやれ講師になりませんか、みたいな講座が増えてきている・・・。とても違和感があるんですよね。ちゃんと仕事まで面倒見るならいいんですけど、そこまでしないのならなんというか・・・
だからこそ、いわゆる「伝手(ツテ)」が大事、なんていう方もいますが、知らない方がくっついてきて売込みするような講師は、外せるなら外したいというのが呼ぶ側の本音のようです。だって、枠が少ないから代役はいくらでもいるので。それも実績もあり、どういう講師かわかっているベテラン講師で。
どうしても「呼ばれる」講師になりたいなら、やっぱり地道に実績作るしかないですよね。無料でもなんでもいいから、年間500件なんて実績を2-3年続ければ少しは認められる気がします。言い換えれば、そこまでの覚悟がないと新規参入しにくい業界になっちゃった、ってことなんでしょうね。まあ、それが普通かも。「誰でも・・・」なんて、本当、無責任に感じます。バブルじゃないんだからww
オンラインオーディション
何と私、某大手プロダクションの歌手オーディションを受けてみました。
一時代前だと、まずは書類審査。まあ、私の年齢ならばここで間違いなく落とされます。
それを通過した段階で実技試験を受けに上京する。こんなパターンが一般的でしょうか。
しかし、時代はコロナのおかげで様変わり。今は、まず歌唱動画を送ります。そして、ふるいにかけた後でオンライン面接という手順になっています。
私は、ライブバーでのギターを弾きながらの生歌唱動画を送りました。まあ、人前でギターを弾きながら歌うなんて40数年ぶり?しかも、一発勝負の動画です(だってスタジオじゃないもんww)。First take勝負でした。
それなのに。。。
一次試験は突破。多くの情報から推察するに、合格率は20%弱。ここからオンライン面接でさらに4分の1に絞られますから、最終的な合格率は5%前後という計算。私が弁理士試験に合格した時代の合格率が3-5%でしたから同じくらいの難関とも言えます。
今日がオンライン面接。Zoomってこんな使い方もできるんだ、という感じで同時に4人参加して、個々のブレイクアウトルームで審査をするプロミュージシャンと動画について検討します。(確率から言えば、ここから一人しか合格しない。他の方はすべて若き女性たちでした・・・)
ところが・・・
なぜか歌に対して文句や注文を付けられなかったんです。概要は
・ギターを持つ姿勢、歌っている表情がいいので、いつでもステージは大丈夫。
・ビブラートがプロの領域です。
・声質が素晴らしい。
そして、バラード系で勝負してみませんか、と誘われる始末。(歌ったのはB’zの「愛しき破片」だったのに・・)
今、放送しているラジオのキャッチが「魂のビブラート」。最初にこの名前を付けてくれた「あなた」に感謝かなww 手ごたえは十分でした。あとは年齢制限に引っかかるか否か。結果は2週間後だそうです。合格、祈っておいてください。
騙された・・・・
あっ、私が何かに騙されたわけではありません。ただ、良く経営者の交流会などでお酒が入ってくると聞きませんか?「彼(彼女)のノウハウって全く収益に結びつかなくてね。本当、騙された思いだよ。」って。
個人事業主だともっと切実で・・・。「こんだけ投資したのに何も得れない。サギじゃない!」みたいな方も多々いらっしゃいます。
少なくとも何らかのサービスに投資したとき、本人は期待と希望を持っていたはず。問題は、どんな期待、言い換えればどのレベルまで期待していたのか、ということです。
私も無料相談を受けるときにこれを感じます。当然、私は無料の範囲で話しますよね。ところが、例えば「その名称だと登録は出来ても、果たして口コミって生まれますかね」とか所感を言ったら「じゃあ、どんな名前がいいか、決めてくださいよ(おいおい・・・)」と来る方も。
もちろん、別料金頂けたらコンサルティングサービスも提供しますけど、本人は何を頼んでも無料だと思い込んでるんですね。「それは有償です」というと、次に来る行動は逆ギレとなるわけで。
zoomミーティングのように面と向かっていればまだ確率が減少するんでしょうけど、メッセージ交換だけの場合は説明が不足しがちなので特に危ないですね。いっそ、さんまさんの番組のように、
「この相談で話す情報・見解はあくまでも一説であり、その真偽を確定するものではありません。
『ホンマでっか!?』という姿勢でお読み頂けると幸いです。」
くらい、事前に書いておく方が良いんですかねww