集団心理に惑わされない
感覚的な事柄については、実は集団心理に惑わされるケース、ものすごく多いです。
例えば、たまに見かけるのが服飾の同伴購入サービス。私が信頼するカラーリングの先生のは、その根拠が明確なのでなるほど!と理解できます。しかし、やれスピだ、やれオーラだ、というのは・・・
考えても見てください。だいたいそういう方々は服飾のセンス、はっきり言って劣悪です。ですから、普通では自分が選ぶはずのないものを選んできます。それを見て、周りが、「すてき」「お似合い」などとホメ言葉のシャワーを浴びせると・・・
コワイですよね。似合ってなくても似合ってると錯覚してしまうんです。なぜなら、今まで見たことない服だから。(見たことない=絶対に合わない、と考えないのが不思議・・・)
以前、元嫁の時にもありました。店員が寄ってたかって、「上品です」「素敵です」を連発。売れ残りをどうしてもさばきたかったんでしょうね。そろそろ止めに入ろうかと思っていたところに、娘二人が強烈なのを。
「いくらなんでも、それはないやろ。素人やあるまいし。」
まさに、普通の感覚を失うと、とんでもなくバカげたものを買わされてしまいます。裸の王様ではないですが、現実を冷静に見る第三者的視点が必要です。
私が気に入ってるからいいじゃないって?もちろん、OKです。周りから笑われていても平気なら大丈夫!ww
いやあ、まいったww
先日、知財の絡むお話を聞きに行きましたが、少し残念なことがありました。というのは・・・
まず、大学の先生。対象が特許に無関心なメーカの素人経営者であることを差し引いても、この事例はまずいでしょ、という事例で説明。講演後にその話をしたら、驚くべきご回答を。
「どうせわからないし、特許庁がOKだからいいじゃないですか」
いや、無効理由見逃した例を出しても仕方がないと思うんですけど(苦笑)。
すると、次に登壇された弁護士の先生。ハッキリ言えば自慢と宣伝。まあ、それが許される主催者だったのかも(あくまで、「かも」ですから!)しれませんが、露骨なのは、ねえ・・・
さらに、いきなりステーキを例に出して、「こういう出願を増やしましょう」と。いや、特許庁は否定的でしょ?知財高裁でひっくり返ったのは、あくまでも発明成立性だけの話。進歩性がないことは争われていないんですから。
この事件、個人的には、日本では司法があまりにおそまつということを満天下に知らしめた事例だと考えています。そりゃ、訴訟には持ち込みたくないですよ。お金はかかるのに、まともな判断できる裁判官がいないんだから。
それを唯一事例として出す弁護士。まあ、係争になれば自分たちが儲かりますから。こういうのを無責任って言うのでしょうね。今度出会うとしたら、おそらく対立的な立場でしょうね、この先生とはww
素人相手に、こういう内容を提供するのは、誤解を生みだす原因となるでしょう。企画者は、もっと人選をち密に行うべきだし、まともに話せないなら登壇してはいけないでしょう、先生方も。
サムライ
士業の先生からもこういう話を良く聞きます。
「専権業務だけだと利益が出ないんで・・・」
そうなんですかね。ちなみに弊所の利益の大半は専権業務ですし、その分野で第一人者となっている先生方は、みなさん専権業務で利益を上げています。
つまり、成功していない方々の話を鵜呑みにして、同じ道を歩もうとされている先生が多いんでしょうね。その中で、最も多いのが「コンサルティングをやらなきゃ」という言葉。少し冷静になってください。
例えば、某行政書士さん。その方は専権業務を否定する話ばかり。ただ、周りの方で、その方を商売人とは認めても専門家としては誰も評価していません。私も専権業務ならこの先生だけには頼まないでしょう。
そして、コンサルティングを、と言う先生のほとんどは中小企業診断士。自分たちはそれが本業でしょう?
専権業務がないから、自分の庭に周りを呼び込まないと、という意識かもしれませんが、専門性のない方々に合わせる必要なんてないでしょ。
例えばSEをしていたからIT[の専門家、と言ってたのに、調べてみたら入社して2,3年プログラム組んでいただけ。言い換えれば、素人ってこと。こんなのがコンサルタント?できるわけないでしょ。
また、例えば銀行出身だから経営の専門家?少なくとも私の周りで銀行が経営に参画して再生した企業はありません。潰れたところは山ほど。つぶし方はよくご存じのコンサルタントかもww。
つまり、専門性のない連中にそそのかされて、本業も見失うなということ。資格試験を受験したとき、どう考えて受験したのかを今一度思い出してほしい。
競争?厳しい?当たり前です。だからこそ、そこで生き抜くために努力する。プロ野球の世界に飛び込む若者が、厳しいから、なんて弱音はかないでしょ?
厳しいですけど、弱音をはくのは覚悟がないんです。初めから勝負の土俵に上がっていない、あるいは上がる資格がないんです。
一人でも多くの士業の先生が、覚悟決めて戦ってほしい。サムライですから、私たちは!