レジなしコンビニ準備完了・・・
ケータイWatchの記事に、 ローソン、富士通の事業所内にレジなし実験店舗 てのがありました。
ローソンは、富士通新川崎テクノロジースクエア内に、実験店舗「ローソン富士通新川崎TS レジレス店」をオープンするそうです。富士通関係者専用の店舗として、2月26日から営業するとのこと。記事によると・・・
同店舗は、カメラやセンサーで来店客と商品の動きを把握し、自動的に決済を行うレジレス型の実験店舗。購入したい商品を持って店外に出れば、カメラや商品棚のセンサーから得た情報を元に購入商品を識別して、事前に登録したクレジットカードで決済される。店舗スタッフは品出し作業のみを行い、レジは設置されない。
だそうです。同様のレジなし店舗については、これまでも本ブログで再三取り上げてきました。
- レジなしショップ「Amazon Go」が2021年までにナント3000店舗出店予定だそうですよ
- 日本版Amazon Go爆誕!JR赤羽駅にて無人決済店舗を実証実験へ
- JR武蔵境駅にセルフレジのみのキャッシュレス決済専用「NewDays」がオープン
- セブンイレブンがNTTデータのシステムを利用して「レジなし店舗」の実証実験を開始
- JR東日本版の「Amazon Go」が高輪ゲートウェイ駅に2020年春にオープンするそうです
ローソンのライバルであるセブンイレブンも上記のエントリで取り上げたように、既に去年の10月に実証実験店舗をオープンしています。来月には新駅である高輪ゲートウェイ駅においてJR東日本が同様にレジなし店舗をオープン予定です。
このように今年はまさに「レジなし店舗元年」でもあるわけですが、面白いのがいち早く実店舗をオープンするJR東日本のシステムが日本のサインポストというベンチャーが作ったシステムを採用しているのに対し、セブンイレブンはNTTデータが採用している中国のCloudPickという会社のシステムを、ローソンは米国のZippinという会社のシステムを利用しており、まさに、日・米・中のシステムのガチ対決の構図になっているところです。
どこのシステムも基本的な仕組みは似ていると思うのですが、今後店舗が大型化していく際の処理能力の差などが雌雄を決する重要な要素になってくるような気がします。
まずは日本最初のレジなし店舗になるであろう、来月オープンの高輪ゲートウェイ駅の店舗が非常に気になります。開業後はぜひとも訪れてみたいものです。