UMPCの限界の大きさ・・・
PC Watchの記事に、 リンクス、8.9型Ultrabook「GPD P2 Max」を21日発売 てのがありました。
株式会社リンクスインターナショナルは、GPD Technology製Ultrabook「GPD Pocket2 Max(8100Y)」を21日より発売するそうです。記事によると・・・
GPD Pocket2 Max(8100Y)は、マグネシウム合金製ユニボディの筐体に8.9型H-IPSパネル液晶を搭載したUltrabook。液晶解像度は2,560×1,600ドットで、スタイラス入力や10点マルチタッチ機能も搭載。Corning Gorilla Glass 4を採用し、強度を高めた。小型筐体ながら、LPDDR3 16GBのメモリと512GBのM.2 NVMe SSDを搭載。CPUはCore m3-8100Y(2コア/1.1GHz、ビデオ機能内蔵)、OSはWindows 10 Homeを採用する。電源ボタンには指紋認証センサーが内蔵され、キーボード手前部分にはタッチパッドも備える。
だそうです。GPD社のUMPCについては本ブログでも度々取り上げてきました。
- ヨサゲなもの Vol.189 現代に蘇ったLibretto「GPD Pocket」予約受付開始
- 携帯ゲーム機風Windows PC「GPD WIN」の国内向けモデルが販売中
- 7型UMPC「GPD Pocket 2」の国内予約が開始。先行で約1万円引き
- GPDから重量440gの6型で有線LAN/シリアルポート装備「GPD MicroPC」発表
今回のものはGPD Pocketシリーズの最新版ですね。中の人は知り合いに、この前モデルであるGPD Pocket2を触らせてもらったことがあるのですが、GPD Pocket2に関しては、光学式のポインティングデバイスがどうにも慣れなくて、結局モバイルマウスを持ち歩いているような状態だったようです。中の人も触らせてもらったのですが、たしかに癖があって慣れるまでに時間がかかりそうでした。
その点、今回の「GPD P2 Max」は通常のノートPCのようにタッチパッドがついていますので、ポインティングデバイスについては特に問題になるようには思いません。
ただ、今回は画面の解像度が前モデルのFHD(1920×1200)から2560×1600 (WQXGA) に上がっていますので、スケーリングの問題も含めてどうなのかなという心配はあります。8.9型の画面で2560×1600 (WQXGA) ですとスケーリング無しでは文字が小さすぎてかなり読みにくいと思われます。
GPD Pocketシリーズに関しては、度々画面が大型化してきていますけど、UMPCとしてはこの大きさが限界ではないでしょうか。大型化に伴って重量がかなり増えています。今回のものも重量は約650gあります。富士通の世界最軽量PCである LIFEBOOK UHシリーズ の最も軽いモデルが約698gなんです。こちらは画面は13.3型もの大きさがあります。それで重量が50g程度しか変わらないとなると、UMPCの意味合いが薄れてきてしまうような気もしますので・・・
ただ、依然としてUMPCとしての存在感は十分にありますので、手軽で小型なPCをお探しの方はぜひご検討になってみてはいかがでしょうか?
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