朗報!・・・
ITmediaの記事に、 あの作業の妨げから解放――Windows 10の更新プログラム、最大35日のインストール延期が可能に てのがありました。
Microsoftは、Windows 10の更新プログラムについて、5月の大型アップデート「Windows 10 May 2019 Update」からはユーザーの判断で最大35日間、インストールを延期できるようにすると発表したそうです。記事によると・・・
Windows 10の更新プログラムについてはこれまでインストールが自動的に開始されていた。しかしユーザーからは、これが作業の妨げになるという苦情も多く、いつ更新するかを自分でコントロールしたいという要望が寄せられていた。Windows 10の更新プログラムは、利用可能になった時点で通知を出して勧告を行うものの、ユーザーは最大で35日間、インストールを延期可能になる。35日が経過すると、更新プログラムを適用しなければ、再度の延期ができなくなる。
だそうです。Windows10の大型アップデートについては、本ブログでも度々お伝えしてきました。
- ファイル消失のバグで「Windows 10 October 2018 Update」の提供が中止
- Windows 10 October UpdateでZIP解凍時に新たなバグが!
- 「Windows 10 October 2018 Update」にまたまた新たなバグが・・・
- iCloud for WindowsがOctober 2018 Updateと非互換性問題が!
- October 2018 Updateでディスプレイから音が出ない不具合
上記のように、大型アップデートの度に様々なバグが発見されユーザーを苦しめてきたと言っても過言ではないでしょう。
しかし、Windows10 Proはともかく、Windows10 Homeをご利用の方は回避策がありませんでした。(実際は可能だが、一般ユーザーができるレベルではない)
そこへきて今回の措置ですので、MSもさすがに重い腰を上げたといったところでしょうか。
また、記事中には「最大で35日間、インストールを延期可能になる。」とありますが、正確には、1週間の延期期間が5回可能になるということです。一度に35日間延期可能になるわけではなく、1週間毎に延期可能にできるということです。
いずれにしても、ユーザーがアップデートをコントロールできることになりましたので、特に業務でWindows10をご利用の方は、業務にあったアップデートコントロールを行って、アップデートによる不具合を可能な限り回避することをお薦めします。
来月後半には、一般ユーザーの方にも「Windows 10 May 2019 Update」が配信開始となると思いますので、今回の機能を上手にご利用になってみてはいかがでしょうか?