本日は焼肉の中でも知る人ぞ知る超希少部位をご紹介いたします。
焼肉屋さんでも知らない人いるくらい、幻の希少部位です。
動画でも解説させていただきました。良ければご覧くださいませ↓
この動画が面白かった~、役に立ったな~、面白い奴やな~と思われた方いらっしゃいましたらぜひチャンネル登録よろしくお願いします。
ということで、さっそくご紹介していきます。
黒ミノ(ヤン)
なんとこれだけの量(約100g)で牛2頭分です。
牛さん1頭から50gほどしか取れません。
希少部位とよく言われているシャトーブリアンとかよりもっと希少です。
牛さんは4つ胃袋があり、こちらの黒ミノは2つ目(ハチノス)と3つ目(センマイ)の間にあります。
こちらは地域によって呼び名が違い、一升びんでは黒ミノと呼んでいますが、地域によっても呼び名が違い、ヤンとかハチカブとか呼ばれています。
身の中に脂身が入っていて、脂の旨味と甘味を同時に味わえます。
せっかくなので、この黒ミノを今回は、私のホルモンを一番美味しくいただける4つの法則である
1.品質
2.鮮度
3.炭火
4.味噌だれ
これらがすべて整った状況で焼いてみました!
炭火で火を起こします。
火がおこったら網を乗せます。
では、こちらの松阪牛の黒みのを焼いていきます!
すっごい弾力!
ぷるんぷるんです!
まずは網に牛脂をひきます。
まずは塩コショーで焼いていきます。
あんまり音がしません。しゅ~~~って感じです。
3分~4分でこんがり焼きあがります。
焼きあがった黒みのはハチノスや焼きセンマイのような仕上がりです。
うわー、んめーー!
「ハチノス」と「センマイ」のいいとこ取りをしたような風味。
アワビのような歯ごたえのある弾力と、濃厚な脂の甘みが味わえます。
実際に牛アワビというネーミングで出しているお店もあります。
お次は辛味噌仕立てに仕上げました。
今度は味噌をつけたのでじゅ~~っという音とともに、美味しそうな煙がふわ~っと舞い上がります。
最後に側面を焼いて、やんわり熱を入れていきます。
さあ、焼きあがりました!
これもうめーーーーーー!
では、次は味噌だれ行きます。
手前味噌ですが、一升びんの味噌だれは本当にホルモンとよく合います。
一見、ホタテのようにも見えます。
焼かれて煙が出ている姿が愛くるしい。。
3,4分経つと焦げ目ができて最高に美味しそうです。
最後の仕上げに側面を焼き上げて出来上がり!!
たれに絡めてじっくり焼き上げた黒ミノもかなり美味しそうです!
身のふっくらしたほどよい歯触りと周りの皮の香ばしい食感が楽しめます。
そして最後は、茹でポンでいただきます。
これがまた美味しいんですよね。
沸騰したお湯に30秒~1分ほど茹でます。
出来上がった茹でた黒みのをポン酢にじゃぶじゃぶしていただきます。
いやー、本当に絶品です!
茹でるとフグのような食感になりますね。
恐縮ですが、本日は超希少部位の黒ミノをご紹介させていただきました!
黒ミノ(ヤン)を食べる方法
黒ミノをどうしても食べてみたい方は、以下の方法を試してみると良いと思います。
1.焼肉店の店長と仲良くなって、お願いしてみる。
2.本日のおすすめに「ヤン」とか「ハチカブ」とか載っていないかを常に確認する。(希少すぎるので、グランドメニューに載せているお店はほとんどありません。もしあれば、それは国産かアウトサイドかも。和牛は本当に貴重です。)
3.通販で「ヤン」と検索し、サイトで購入してみる。(ほとんど和牛はありません。)
焼いても茹でても、塩でもたれでも美味しい黒みの!
機会があればぜひ食べてみてください。
奇跡を信じます!
ということで本日もご覧いただきましてありがとうございました。