こ~んに~ちは~!
一笑仏工房のあんどうななせです(*^◯^*)
当ブログにようこそお越しくださいました!
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今週は気温が上がったり下がったり、花粉が飛んでたりで、体調を崩した方が多いようですね。
皆様お元気ですかー!?
元気があれば何でも出来る!!
さて。
先日、いつものようにラジオを聞きながら、木彫りの注文製作を進めていました。
まあラジオと言ってもradikoだったり、ポッドキャストだったり、GERAだったりするんですけど、その時はポッドキャストの「コテンラジオ」という番組を聞いていました。いつもランキング上位に入っている人気番組なので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
私もまだ全部は聞いてないんですが、どのエピソードもものすごく面白いので、まだ聞いたことが無い方は是非聞いてみて欲しいです!
まあ作っているのが若い起業家たちなので、鼻持ちならない感じでイヤン!と思われがちかと思うんですが…
hanio氏も嫌ってそうだしね。
でもほんとに面白いのでそういう先入観なくして聞いてみると、得られるものは多いと思います。
で、そのコテンラジオで、資本主義がテーマの回がありまして。
その中の、ポスト資本主義を提唱している現代の論客についてまとめて紹介する回がありまして。
↓
資本主義…
私のコラムやブログを読んできてくださった稀な方はご存じかと思いますが、わたくし資本主義による貧困の拡大(と言うか私の貧困w)はどうにかならんものかと模索していたりするので、資本主義がテーマの話、ものすごく興味があります。
で、斎藤幸平さんの言ってることとかやってることに注目していたり、したのですが。
斎藤幸平さんも、本がものすごく売れて満足しちゃっているのでは…とちょっと思えると言うか…そんなことも無いのでしょうが、Z世代がどんなに怒って環境保護を訴えてもあんまり世の中動いてないよな…という、停滞感、ありません?
戦争と金融恐慌で社会不安だけは増大している感ありますけども。
で、コテンラジオの資本主義回、聞いてみたところ…
ガガーン!え、ポスト資本主義ってそんなに提唱している人がいるの?って言うか、一笑仏工房がやっていることってポスト資本主義だったのか!!
という、自分がやっているのが何なのかというメタ認知を促してくれる内容で、驚きました(°Д°)
どういうことかと言うと…
そのコテンラジオで山口周さんの「ビジネスの未来 エコノミーにヒューマニティを取り戻す」という本の抜粋を紹介していて。
それで言っていることが、もう一笑仏工房がやっていることじゃん!という感じだったんですよ。一笑仏工房はポスト資本主義の潮流の中の一つの現象だったのね、と見えて来ました。
ビジネスの未来。
なんてイケてないタイトルよ。コテンで紹介されなかったら一生読まなかっただろうな…。
いったい何が書いてあるかと言うと、もう笑っちゃうんですけど、本の最初のほうに「これがサマリーです」って書いてあるんでそのまま紹介しますね。
さすがビジネス書。時間が無い人向けにサマリー用意してます(笑)
ってかちゃんと読めよビジネスマンよ…
裏の帯にもサマリーが書いてあるw
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1、私たちの社会は、明るく開けた「高原社会」へと軟着陸しつつある
経済成長はしなくなったけど、「低成長」「衰退」「減退」というネガティブな言葉で表現するのは間違い。私たちは人類が長らく夢見て来た、物質的不足が解消されたユートピアのような世界に軟着陸しつつあるのだから、お祝いするべき!
2、「高原社会」での課題は「エコノミーにヒューマニティを回復させる」こと
資本主義による害(貧富の差の拡大とか環境破壊とか)はみんな感じているけど、これを全部壊して新しいシステムを起こそうとしても、「観念の虜」に陥ってしまう(例えば共産主義の失敗とか?)。むしろ今ある資本主義をハックするべき!エコノミーにヒューマニティを埋め込んで資本主義をハックするべき!!
3、実現のカギとなるのが「人間性に根ざした衝動」に基づいた労働と消費
「儲かる」「儲からない」で判断する思考・行動様式を、「喜怒哀楽に基づく衝動」でハックし返すことで、「儲かる」「儲からない」の判断基準だけでは解けない問題を解くことが出来る(環境破壊とか?)。「未来のためにいまを犠牲にする」という思考・行動様式から、「永遠に循環する”いま”を豊かに瑞々しく生き切る」という行動様式に転換することで、ふたたび社会イノベーションを活性化するのだ!
4、実現のためには教育・福祉・税制等の社会基盤のアップデートが求められる
「儲かる」「儲からない」の行動様式を「喜怒哀楽に基づく衝動」による行動様式に転換するためには、誰もが安心して「夢中になれる仕事」を探し、取り組むためのユニバーサル・ベーシック・インカムの導入が必須!教育制度も、物質的不足を解消するために構築された現在の教育制度を抜本的に見直し、自分の衝動に気づき、行動し、仲間と協働できる人材を育成するための教育制度に刷新すべき!
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大体こんなようなことが書いてあると思うんですけど…
ちょっと自分なりに要約した部分もあるので、間違っていたらごめんなさい。原本読んでみてください。
(私もまだ読み途中ですが)
すごくないですか?
うん知ってた…とも思うけど、コロンブスの卵と言うか、こういうふうにきちんと表現してくれた人って、いなかったのでは。
資本主義による害は、多くの人が感じていると思います。
ものすごい大富豪がいる一方で、まじめに働いても貧困から抜け出せない人がいる…私も含め。
学歴が高くて能力も高くて教養もあって性格も優しいのに、生かせる場所が無くて鬱病になってしまう人が沢山いる…特に役割を失った40代以降の男性…最悪の場合、殺人に走るか、自殺してしまう。
環境はどんどん破壊され、スーパーでは食品が山のように陳列されてはどんどん廃棄されて、毎日毎日パッケージのゴミばっかりたくさん出て…わけわからない金融ゲームで好景気になったり不景気になったり…
物質的には足りているのに、全然幸せになれていない人が多いのは何故なのか。
一笑仏工房は、そういう世の中でもなんとか自分が幸せに生きていける場所を作るための試みだったのかも。
儲かる・儲からないは、とりあえず置いておいて。
自分の心が震えるような魅力的な仏像を作る!という衝動を大事に、「これが私の仕事」と自分で決めて、続けて来ました。
そうか、一笑仏工房は資本主義をハックする試みだったんだ…!
教育についても、貧困層なので、子供たちに何もやってあげられてないな、という思いはあったのですが、それほど自信をなくす必要は無いのかも、と思えて来ました。
今までの資本主義社会で勝つための教育に躍起になってお金をかけても、子供は全然幸せになれないのかもしれない。
むしろ、私自身のように、自分の衝動に気付いて、夢中になれる仕事が見つけられるように手助けすることが、経済成長が終わった世界で幸せに生きるためには大事なのかもしれない。
…わからないけどね。
ガンディーも、自分の実験のために自分の子供たちにちゃんと西洋式教育を受けさせなかったから、後になって子供に恨まれました。
偉大なるガンディーも、一人の毒親。
押し付けは良く無いです。
ただ、自分が信じる道を行く、その背中を見せるだけで十分で、それ以上やるべきじゃないんでしょうね。
いやー、面白い。
世の中って、面白い。
昨日、介護系の資格を取るための講習に行き、眠すぎて目が覚める系のドリンクばっかり飲んでいたら、さすがに胃が痛くなりました…(^◇^;)
焦らずコツコツと。
皆様、頑張って3月を乗り切りましょう!
また先週!\(^o^)/
来週ネ
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