英検1級1発合格者がなぜ英語を「友達以上」にあえてしないのか | ひとときのときのひと

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広告業界で鍛えたから、読み応えのある文が書ける。
外資系で英語を再開し、アラカンでも英検1級1発合格。
警備業界にいたから、この国の安全について語りたい。

そんな人間が、ためになる言葉を発信します。
だいたい毎日。



まずは英語から。

 アラカンだろうが、アラフィフだろうが、アラフォーだろうが、英検1級1発合格はできる。

 

 実際に1発合格した自分が収集して実践したノウハウを、相当数投稿しています。 

 

 ここでは、それとは少し切り口を変えた形で本当に「ためになる英語」についての考えを共有したいと思います。

 

 それは、英検にせよTOEICにせよビジネス英語にせよ、大人になってから関わっていこうとするとき、英語をさほど好きになる必要などないという考えです。

 

 既に一度同趣旨の投稿↓(未読の方は一読いただきたい)をしているが、英語とは別の経験をもとに改めて述べてみます。

 

 

 好きにならなくてもいい、と語るについての理由は「好きになりさえすれば、うまくいく、技量が上達する」という言葉には、かすかにだが、明らかにごまかしが潜んでいると感じるからです。

 

 こんなにも好きになったのに、こんなにも時間をかけているのに、なぜ、自分はこんなにうまくならないのか、きのうより良くならないのか、という疑問に答えられないからです。

 

 確かに中年以降、英語を「やり直し」することは、負担が結構大きいと思います。

 

 だからといって、いい年をした大人が「めだかの学校」でもあるまいに「みなさん、英語を好きになりましょう」を真に受けるのはどうでしょうか。

 

 恋人も、付き合い始めは、まさに、楽しく、おもしろく、でいいかもしれません。

 

 が、刹那的でない、人生を一緒に歩んでいこうとするとき、本当に楽しく、面白く、で長く通用するでしょうか。

 

 「よせやい」と言いたくなります。率直に言って、です。

 

 いやいや、自分はやっと「やり直し英語」のスタートに立ったのに、なんて辛気くさいことを言ってくれるのだ、と思われる読者もあるかもしれません。

 

 もっと明るく元気のわくメッセージはないのか、と言う方もあるかもしれません。

 

 しかし、コンビニでも売っていそうな夢に酔いしれて現実で失敗するより、自分は、こちらを選びます。つまり、英検1級1発合格者は英語をあえて友達程度にしておきます。恋人などにせずに。

 

 以上、英語や英会話の参考書、指南書にはあまり記載されていないでしょうが、本当に「ためになる英語」を身に付けるためのヒントとして読んでいただければ、幸いです。