終末期ケアについて  (97)生活を豊かに送るための支援 | 65歳のおたんこナース

65歳のおたんこナース

22歳に看護学校を卒業して、結婚や出産を経て69歳となりました。約13年間医療療養型の病棟で、病棟スタッフと一緒に、終末期ケアに取り組んできました。
2021年には、終末期ケア専門士の資格も取得しました。
その経験を少しでもお伝え出来ればなと思っています。


おはようございます😃

今日も、読んでいただきまして
ありがとうございます😊

今日の松山は、晴れ☀️
朝の気温は、21度
日中は、30度ぐらいです。
雨の確率は、0%とのことです。


15日東京の発生者数は、48名
東京アラート解除になってどうなんでしょうかキョロキョロ
2日に渡って多いですね。
ほとんどが夜の街のようです。
積極的に検査を行なっているために増えている
とも聞いておりますがー
もっと早めに行なっても良かったのでは
ないかなと思ってしまいます。


15日18:00時点で
全国の感染者数は、17238名(+59名前日比)
退院者数は、15493名(+42名)
亡くなったかたは、925名(+0名)
(毎日新聞)

暑い😵毎日が続いております💦
熱中症🥵にお気をつけてください。
塩分の不足が意識障害を招きます。
熱中症のときは、水、お茶を飲むとますます
症状を悪化させます。
ポカリスエットやOS-1を飲むようにしましょう。







前回、動画がうまく動かなかったので
もう一度、チャレンジしてみました。


⭐️主治医が病院の担当医
       のままの場合

・在宅で最期まで過ごしたい人には、
 在宅療法を支え、死亡確認をしてくれる医師の
 存在が欠かせません。

・入院していた病院の担当医がそのまま診療を
 続ける場合、担当医が療養者のもとに訪問して
 死亡確認することが可能か確認しておく必要が
 あります。

・病院の担当医がどのように考えているかを事前に
 確認しておき、途中で本人やご家族の意思変更が
 ある場合に備えて、必要時に「情報提供書」を
 書いてもらうことを依頼できていれば、地域の
 医療機関との連携はスムーズに行えると
 思います。

・主治医の定期的な診療を受けずに在宅死になった
 ときは、「検死」をすることになるので、
 検死の実態をご家族に説明しておく必要がある
 場合もあります。

・呼吸停止の状態で救急車を呼び、
 以前、入院していた病院に搬送されても、
 長期間受診していなければ、やはり死因が確定
 できないとして検死になってしまうことが
 あります。

・これでは、在宅で頑張ってきた気持ちが台無し
 になってしまうこともあるため、そのような
 事態を避けるためにタイミングを見計らい
 地域の主治医につなげることも考えておく必要
 があります。


⭐️生活を豊かに送るための支援

虹看取りに向けたケアであっても
病状が安定している時期は
長いことが多く、その先に
悪化期、臨死期となります虹

あじさい看護のかかわりとしては、
病状が一時的に不安定に
なったとしても、
病状維持期、病状安定期には、
限られた時間を有意義に
過ごせるように支援しますあじさい


1)本人らしい当たり前の生活を
 送れるように支援する。
①苦痛対策を十分に行いながら豊かな生活が
 送れるように支援します。

②限られた時間であったとしても、
 できる限り本人らしい当たり前の生活を送る
 ことが人としての尊厳ある生き方といえます。

③当たり前の生活とは、朝起きて顔を洗い、
 髭を剃ったり、髪を整えたり、好みの服に
 着替えて、家族と一緒に食事をして、歯を磨き
 トイレで排泄することから始まります。

④人と会って会話をしたり、ときには散髪や髪を
 染めたりといった、その人なりの楽しみで
 生活に変化をつけて、夜になって眠くなったら
 眠るということです。

終末期の療養者には、そうした当たり前のことに
 大きな壁が立ちはだかっています。
 それでも、
 何ができるか、どこまで手伝えばいいか
 アセスメントしながら、できる限りその人らしく
 生活できるように、またそれに近づけられる
 ように療養者やご家族と一緒に考えて、
 療養環境を整え工夫することが看護師の重要な
 役割であり使命であると考えます。

参考資料

在宅・施設での看取りのケア
(日本看護協会出版会)


今日も長くなりました。
最後まで、読んでいただきまして
ありがとうございます😊

次回は、生活を豊かに送るための支援の続きを
    一緒にお勉強しましょうニコニコ

※  ご感想、ご意見、ご質問、
 ご遠慮なくいただけたらと思います。
 手探りでやってますので、ヒントをもらえたり、
 私にも勉強になりありがたいです。