いっしーのF1ブログ -94ページ目

ペドロ・デ・ラ・ロサ

HRT消滅に伴い、デ・ラ・ロサもとうとう引退でしょうか?

デ・ラ・ロサは1999年アロウズでF1デビュー。
シューマッハと共に最後の90年代にデビューした現役F1ドライバーでした。
正直、そこまで速いイメージはありません。
しかし、のテストドライバーからモントーヤの抜けた後を継いでマクラーレンの
レギュラードライバーとなった時期もあり、2位表彰台にも登っています。

F1デビュー前は日本で大活躍。FN、GTのチャンピオンも獲得。
デビューしたアロウズでは高木虎之介とチームメイト。
カムイとは2010年ザウバーでチームメイト。
日本人二人とチームメイトととなったF1ドライバーはデ・ラ・ロサだけかな?
しかし、ザウバーではシーズン途中でハイドフェルドと交代。
不本意であったでしょうに、次のシーズンにはペレスの替わりにザウバーで代走。
普通なら断りそうなものなのに、人が良いんでしょうね。

HRTでは初のNo.1ドライバーとなるも、HRTは消滅。
現在の厳しいシート争いでは他チームのシートを得ることはできないと思われますから、
このままサヨナラかな?息の長いドライバーでした。

ところで、このままだと最古参のドライバーはバトンですよね。
バトンは唯一、前世紀からF1を走らせているドライバー、何だか意外です。

HRT消滅



HRTの消滅が確定的のよう。
参戦そのものはカンボスであったのが、経営権が移りHRTに。
参戦当初はマシンをダラーラに製作させていたが、戦闘力が満足いくものでなかったり・・・。
トヨタとの提携話が上がるものの、ご破算になったり・・・。
せっかく今シーズン初めに新しい拠点を手に入れたのに・・・。
結局この3年間1ポイントも獲得することなく消滅・・・。
何だか良いことが何も無く終わった感じがします。

リーマンショック後、ヨーロッパの経済も芳しくなく、パジェットキャップも何処へやら。
色々タイミングが悪かったのかもしれません。

また、最近のF1を見ていて下位チームは以前に比べて不運だと思います。
以前というのは、今のようにF1のエンジンやギヤボックスに耐久性を求められていなかった頃、
具体的には素晴らしいテールエンダーであるミナルディが活躍していた頃でしょうか。
この頃は、完走10台以下というレースもあったり今と比べてリタイヤするマシンが多かった。
すなわち、完走すれば注目もされ、下位チームであるミナルディがポイントを獲得すれば賞賛。
しかし、今は完走率が高い。全車完走というレースまで。
このような状況では、HRTを含む新規3チームが注目されるチャンスが以前に比べ低く、
その結果スポンサーも付き難かったのでは?とも思います。

まあ、消滅に至る原因は幾らでも考えられます。
他にも台所事情が厳しいチームも多いようですし、せっかく増えたチーム、これ以上減らないことを願います。

最終戦ブラジルGP 決勝

バトン優勝、2位アロンソ、3位マッサ。
そして、ベッテル6位でチャンピオン獲得!!
まるで今シーズンを象徴するかのように、先を読めない面白いレースでした。
1週目でベッテルが落ち、ヒュルケンベルグがマクラーレンとトップ争い。
アロンソとマッサがそれを追う状況。
途中でフェラーリの力セーフティーカーが入り、雨がレースに混乱を与え・・・。
最後はセーフティーカー先導によるゴール。

カムイも最後シューマッハと絡んだものの、
フェラーリやレッドブルとも対等に競い合いとても良い走り。
このまま消え去るようなドライバーではないはず。
何とか来年も走ってほしい。できればロータスで。


結局そうなのか・・・。

カムイのザウバー放出。
カルデボーンのこの思わせぶりな発言は何だったのか・・・。
やはり、カムイの成績及びスポンサーにかかわらず放出が決定していたとのことか。
しかし、日本人は本音と建前が違うと外人から言われるようですが、
外人もえらく違うよな~と、F1を見ていて思います。

しかし、決定したことはしょうがない、カムイには噂になっているロータスとの契約を
何としてもまとまめて欲しい!!

アメリカGP 決勝

ハミルトンが優勝、ベッテル2位、アロンソ3位。
タイヤを気にしないで良い状況?でのハミルトンの速さが光ったレース。
そして、見事な?アロンソのアシスト。
ブラジルが益々楽しみです。

そして、アロンソの3位の立役者マッサ。
マッサも速かった。5グリッドダウンしたものの、ライコネンを抜いての4位。
マクラーレンとのコンストラクターズ争いも考えるとベストな結果では。

しかし、マッサのギヤボックス交換・・・。
本人は納得のようだけど・・・。
フェラーリのセカンドだけど・・・。
アロンソ、チームのためだけど・・・。
でも、これがF1だとも思う。
“レギュレーション違反でなければ”勝つために何でもやる。
昔から幾度と無く繰り返されたことですからね。
あらためてF1はチームスポーツであるとも感じました。