MVM 代表 石田希世士のブログ

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『農産物業界のEXCELLENT COMPANY』を目指す経営者のブログです。

緊急事態後のコロナの新規感染は一日あたり100~150人ぐらいと一定程度に収まっていますが、終息する気がしません。 

 

プスプスと火種が燻り続けているようでいつ大火になるかもしれない不安がありますが、コロナと共存しながら社会・経済活動を続ける”ウイズコロナ”の時代を我々は歩んでいかなくてはなりません。

 

一方、世界では感染者の累計が一千万人を越えパンデミックの勢いは止まりません。

 

ブラジル、ロシア、インド、、中南米などの新興国はピークを迎えている段階でしょうか・・・。私が特に心配しているのが今や世界最大の感染国となった米国です。同国は弊社にとり最大の貿易国でもあります。

 

米国の場合、2か月間続いたロックダウンから経済が再開しこれからだという時に、感染は再び拡大のフェーズへ入ってしまった。6月末で連日のように一日あたりの新規感染者が過去最多を更新しました。

 

医療面のリスクだけではありません。以前にも申し上げましたが、コロナウイルスはあたかも生き物のような意志を持って人と人を近づけまいとする。

 

そして、今の米国社会ははまさしくコロナの意のままに操られているかのように分断と対立が激化し、かつてない混乱に陥っているように思います。

 

人種間の対立、経済的格差による分断など・・・米国社会において普遍的に内在していた問題がコロナによって大きく表面へ噴出したかのようです。

 

また、トランプ大統領の敵味方を区別し、歯向かう敵には容赦がない唯我独尊的なリーダシップも事態を深刻化しているように見えます。トランプ氏VSメディアの対立はその典型ですね・・・。 

 

加えて、同氏の対抗馬とされる民主党のバイデン氏がどうもぱっとしない印象で,この点も米国の将来に不透明感が漂う一因になっているように思います。

 

そもそもデジタル社会への大きな転換期で、アフタ-コロナの新しい時代をリ-ドする人物に77歳の老兵がふさわしいのかどうか疑問です。

 

米国の混乱が収まるのは時間がかかる・・・というのが私の見立てです。 

 

話は変わりますが、先週に報道されたスーパーコンピューター『富岳』の世界一奪還は本当に嬉しい快挙でした。

 

不肖、私は地元神戸というもありましたが、日本の中にもまだ世界と戦っている、いや戦える人達がいるということに大変勇気づけられました。

 

コロナ下においてもビジネスの世界で台頭してきたのは相変わらずのナスダック上場組。ズ-ム・ショピファイ・データドッグ・スラック・ドキュサインなど急成長のSaaS(Software as a service)企業のほとんどがそう。

 

最近は日本にもSaaSの新興企業が台頭してきましたが、やはりグロ-バルにスケ-ル出来ない・・・。

 

不肖、私の持論ですが技術開発力とものづくりに長ける日本は今一度ハードで世界と勝負すべきだと考えます。ソフトはそこそこついていければいい。

 

車や電化製品などの最終製品でなくてもいい。最近に時価総額が伸びてきたキーエンス・ソニー・日本電産・村田製作所などはセンサ-、モータ-、通信モジュール、計測器などの精密機器で世界トップレベル。

 

”強い部品”、”強い端末”でグローバルで勝てばいい・・・日本が勝負できる領域は広い。

 

最後に、弊社も『富岳』のように粘り強くNO1を目指すスピリットを持たなくてはなりません。そして、アフターコロナに世界を相手にとはいかなくとも、まずはアジア市場で勝負出来るような力をつけたいと思います。

 

 

 

感染症の大流行への本当の対抗手段は、分離ではなく協力なのだ。

 

真の安全確保は、信頼のおける科学的情報の共有と、グローバルな団結によって達成されることを、歴史は語っている。  

 

ユヴァル・ノア・ハラリ教授(ホモサピエンス史著者)より

 

”パンデミック”の脅威が続く日々ですが、先週(4月2日)に入社式を行いました。新しい仲間にお祝いの言葉とともに次の二つの事を伝えました。

 

一つ目は、物事には必ず二つの面がある。簡潔に云うと良い面と悪い面があり、出来るだけ良い面を見て仕事に取り組み、人生を歩んでくださいと。

 

例えばこのタイミングでの入社をどう考えるか?

 

現在は100年に一度あるかないかのパンデミックが世界中に不幸や試練をもたらしている。

 

未知の疫病で世界中の人々が苦しんでおり日本も例外ではない・・・むしろ、これから緊急事態宣言下で、不便で孤独な生活を強いられるかもしれません。

 

今でも、うかうか街へ憂さ晴らしにもいけない状況ですものね。世の中にはこの時期に入社する自分はなんと不幸だと嘆く新入社員も多いでしょう。

 

しかし、こうも考えられます。試練・逆境・挫折などの”負の体験”こそが人を大きく成長させる。会社も同様です。

 

そしてこの難局を会社の仲間と一緒に、あるいは全世界に生きる人達とともに乗り越えていくという本当に得難い経験ができる。

 

人類史の若き権威である、ユヴァル・ノア・ハラリ氏の言う通り、全世界が団結し、”ワンチ-ム”にならないとこのパンデミック危機は克服できないと思います。

 

日本政府がアビガン(治療薬)を他国に無償提供したニュ-スは地味な扱いに感じますが、国際社会への協力を表す良い事例ですね。 

 

一方、米国のトランプ大統領はマスクなどの医療品の輸出を禁止とし国内外から反発を受けています・・・まだ世界の足並みは揃っていません。

 

話が戻りますが、会社がそして世界が”ワンチ-ム”になり危機を乗り越え新たな世界を構築していく・・・新入社員の人たちは歴史的なフェイズに立ち合える幸運(ラック)を持っているとも言えるのではないでしょうか。 

 

そして、この貴重な経験は必ずこれからの人生の大きな財産になります。

 

二つ目に申し上げた事は、我々の仕事には国民の”ライフライン”を担う社会的使命がある事。 

 

厳しいロックダウン(封鎖)を敷かれたイタリアやスペイン、そして米国のNY州でも食料品店は開業しています。

 

日本でも観光・レジャ-など多くの産業で需要(市場)がなくなっています。しかし、国民の生命と健康を守る食そして野菜ビジネスに対するニ-ズは最後まで尽きないと思います。

 

新入社員の皆さんには、自身の選んだビジネスに大きな使命感と誇りを持って頂きたいと伝えました。

 

有事の今こそ、企業理念を強く意識したい・・・食を通して社会に貢献する。そして新しい仲間を入れた事業に関わる全ての人達の幸福を目指し、この未曽有の事態に挑んでいきたいと考えています。

 

 

 

 

 

 

これが”パンデミック”か・・・新型性コロナウイルス肺炎が世界中に拡がり、人々を恐怖と混乱に陥れています。 

 

人が集まる事ところに感染リスクあり・・・人間の基本的な生活行動に制限がかかる。おそらくリ-マンショック以上に実体経済への影響は大きいのではないでしょうか。

 

感染者が急増しているイタリアでは北部地方の封鎖からついに全土の移動制限(第二次世界大戦以来)までかけるところまで達し、まるで映画”バイオハザ-ド”の世界が現実化しているかのようです。

 

また、上陸が遅かった米国も瞬く間に日本の感染者数を上回り、カリフォルニア州とNY州で非常事態宣言を発令。 

 

3月9日の米国市場は過去最大の2,000ドルを越える暴落を記録し、一時全ての株式の売買を中断する初のサ-キットブレイカ-が発動される事態となりました。  

 

中国・韓国・日本では感染増のペ-スが落ち着きつつあり、コントロ-ラブルな範囲に収まりつつあるような気もしますが、とても先行きを安心できる状態ではありません。

 

さて、このような前代未聞とも言える異常な状況下で経営を預かるものとしてどう舵取りをしてゆくべきか・・・

 

改めて、思考の三原則が大切だと感じています。思考の三原則とは物事を根本的、多面的そして長期的な視点で考える事

 

昭和の時代に多くの政治家や財界人が師事した知の巨人、安岡正篤氏の教え。

 

まず、このような事態で企業として根本的に大事なことは何か・・・それは「社員の安全・健康」と「事業の継続」の確保。

 

不肖の経営者ですが、この点は明快です。場合によってはこの二つ以外はすべて後回しでもいい。

 

今は多面的に考える大切さも痛感しています。仕入れ先や販売先だけでなく物流・為替・政府の動向・海外市場など外部環境は大きく変化しています。 

 

目まぐるしく変わる様々な外部環境の変化がどのように弊社のビジネスに影響するか冷静にウオッチしなければなりません。

 

例えば、農産物の一大拠点である中国のサプライチェ-ンはかなり傷んでいるのではないでしょうか。もう一つの大産地であるカリフォルニア州もどうなるか・・・。 

 

円高も急に進んでいますね。ゴールドマンサックス社は95円を中期の目標値として設定しているとの話も・・・。

 

また、政府による小中高への休校要請は多くの事業者に激震と変化を与えた事は言及するまでもありません。

 

とにかく複眼で物事の変化を見ながら自らの立ち位置や戦略を考えなければなりません。

 

企業として長期的な観点で取り組む事は何か・・・まだまだ模索中ですが”危機管理術”や”仕事の在り方”は中長期の時間軸で取り組む事だと考えています。

 

また、労働力に依存するリスクが露呈されたので、工場などは自動化・無人化の取り組みが益々進みそうですね。 

 

少しそれますが、この騒動が長引けば長引くほどテレワ-クや時差出勤は産業界に根づくでしょう・・・とすると”ライフスタイル”に変化が生じる。

 

”ライフスタイル”の変化があるときに新たに求められる商品やサ-ビスは何か?・・・考えていかなくてはなりません。

 

まずは生き残ることが喫急の課題ですが、変化が生じる時は様々なチャンスが生まれるタイミングでもあります。そこは逃さないように動きたい。

 

今回の事象から今後の企業経営について学びや教訓がいろいろとあるはずです。それらを思考三原則を活用しながら考えていきたいと思います。