以来、ペニシリンやポリオのワクチンを
開発するなど、業界をリードしてきました。
今回は、このイーライ・リリー社が、堅実な長期投資に向いているというお話しです。
アルツハイマー病治療薬
実はイーライリリイ社は、認知症の治療薬を開発しています。
認知症の一つ、アルツハイマー病の
治療薬では、
「ドナネマブ」
を開発中です。
臨床試験で、ドナネマブを投与した患者は薬効のない偽の薬(プラセボ)を投与した患者に比べて認知機能の低下が35%抑えられたとの結果を発表しました。
ドナネマブは、アミロイドβを除去します。
アミロイドβは、脳内に蓄積され、認知症の原因ではないかと考えられています。
株価(2023年秋)
株価のデータをみてみましょう。
株価 458ドル
配当金 0.99%
PER 73.95
ちょっと割高ですね。
1%の配当金も、元が高いから、それなりの金額です。
近年、「ドラッグリポジショニング」と言って、認可、販売済の製薬を他の目的に転用する方法が取られています。
リリーの創業時のインスリンも、認知症分野への適用が検討されています。
リリーは、研究開発を中心とする会社です。
このような研究開発のトレンドも、メディカル業界で長期投資を考える上での参考になると思います。
私が介護助手として働く施設をみても、糖尿病と認知症の両方を持つ人は、少なからずいらっしゃいます。
その意味で、インスリンのドラッグリポジショニングは実現可能ならば、良さそうな気がしますね。
最後に、リリーのチャート(Tradingview社ツールにて作成)です。
近年だけでなく、長期の成長に注目しましょう。
日本同様、他の先進国でも、少子高齢化
は進んでいます。認知症は、
長生きのリスクの一つとして、
広く認識されています。
例えば、米国の俳優、ブルース・ウィリス氏も
認知症であることを、家族が公表しました。
公表することで、現在治療法が確立していないこの病いについての理解が深まればと考えているそうです。
認知症治療薬は、このような社会の問題
を解決する可能性をもっており、長期投資の対象になると思われます。
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最後に、
※ここに書かれているのは、筆者の個人の体験談と感想です。実際の介護助手の仕事は、個々の施設によって異なることをご了承下さい。
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