金融機関の営業窓口
ついこの間まで投資初心者だった人は、この窓販のオススメ商品を聴かないよう、
またもし、
「そろそろこの投信は売ったほうが良いですよ。」
といった売却のオススメが出てきたとしても、
不用意に応じないよう
にすべきです。
あなたご自身の考えから出発
あなたのお金で投資をしているのは、他ならないあなた自身。
最初にあるべきは、
あなたのライフプランや
投資への姿勢
です。
銀行や証券会社は、最初は、
あなたのライフプランや資産状況を
詳しく知りません。
あなたのことを知らない金融機関の営業が、
あなたに何をオススメ出来るのでしょうか?
窓口では、自分の考えをしっかり伝える事です。
投資における自分の考えとは、
次のようなものです。
・目標リターン、
・ポートフォリオ構成
・リスク許容度、
・ポリシー( パッシブかアクティブか)
次の章で、説明します。
窓口での話し方の例
例えば、こんな感じです。
10年後に発生する教育資金のために、今ある500万円を800万円にしたい。
↓
そのため年率5%のリターンで長期投資
をします。
(目標リターン)
↓
自分の500万円とは別に、妻(夫)300万円
の預金がある。
年によっては、同じ5% 位の下落のリスク
をとります。
(リスク許容度)
↓
そのため、8% を超える
海外株式ベースの投資信託
とは別に、債券ベースの
運用を考えています。
(ポートフォリオ構成)
↓
ポートフォリオの過半数は、
パッシブ運用で、
インデックスと
景気動向をみながら、
ポートフォリオを調整していきたい。
(ポリシー)
昨今、金融庁からは、「顧客本位」の活動をするよう、金融機関は指導されています。
ですから、自分の考えを伝えれば、きっとそのように対応してくれるはずです。
また、このように、自分の考えがまとまっていれば、銀行窓口以外でも、それをそのまま使えます。
自分でネット証券で購入したり、FPに相談するときにも使えます。
あなたのお金を使うのです。
主人公は、あなた自身です。
まとめ
今回のお話しのまとめです。
・金融機関の窓口では、自分の投資日対する考え方をきちんと伝えましょう。
・考え方のポイントは、次の3点です。
1.目標リターン
(いつまでに幾ら儲けるか?)、
2.リスク許容度
(いくらまで損しても耐えられるか?)、
3.ポートフォリオ
(目標リターンとリスク許容度に基づき、何を幾ら買うか?)
・間違っても、相手のオススメを聞いて、ただそのオススメを買う事がないようにしましょう。
(ファイナンシャルプランナー、日本FP協会CFP認定者)
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最後に、
ここに書かれているのは、筆者の知見に基づく一般論です。実際の投資で同様のリターンが得られることを一切保証しません。投資は、ご自身の判断に基づいて行って下さい。また、このブログでは特定の金融商品を推奨、勧誘することは一切ございません。