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介護離職と介護保険について、お話しします。

 

 将来の親の介護に不安を感じられる方は、ぜひ一度お読み下さい。

 


  介護離職の防ぎ方


今回のテーマは、介護離職の防ぎ方です。

介護離職とは、親族の介護を自分で行なった結果、会社員などの仕事を続けることが出来なくなることです。

 

人生100年時代は、寿命が伸びます。

 

そうなれば、長く働く人が増えます。

長く働けば、それだけ介護離職の可能性は、高まります。

 

前回 は、介護休暇と介護休業の2つの制度について、お話ししました。

コチラ⇓が前回の内容です。

介護休暇と介護休業を、親の介護にうまく使う 

 

 

今回は、

親の介護保険サービス活用

について、お話しします。


親の介護保険のサービスと、介護休業&介護休暇をうまく使うことで、仕事と介護を両立させるのです。




  親の介護保険サービス活用


65歳以上の人が、要介護の認定を受けた場合は、介護保険のサービスを受けることが出来ます。
 

サービスは大きく

1.通所

2.訪問

3.施設

に分かれます。

 

1番目と2番目の

通所と訪問は、自宅で介護を受けます。

 

通所は、「通い」などと呼ばれ、日中に施設まで行って、介護を受けます。送迎を行う施設も多いと思います。

 

訪問は、ヘルパーによる訪問介護です。自宅まで、ヘルパーが予約した時間に来て、介護をしてくれます。

 

3番目の、施設は、自宅を離れます。

特養(特別養護老人ホーム)や老健(老人健康保険施設)など、施設に入所します。


施設では、24時間介護のサービスを提供します。施設に入るには、原則要介護3以上です。施設は、介護が大変な人向けのスペシャルサービスと言えます。


 

 

  地域で受けられるサービス

 

自分の住み慣れた地域で利用できる

地域密着型サービス

というものが、2006年から加わりました。

 

通所、訪問、入所を組み合わせて、自分の親が住む地域(市町村)でサービスを、入浴、排泄、食事といった介護のサービスを受けることができます。

 

地域によりますが、およそ9つのサービスがあります。

 

65才以上で健康な人や、介護度が低い要支援の人も受けることができる介護予防サービス

などもあります。これらの人が、要介護になるのを出来るだけ避けることが目的です。例えば、体操や筋力トレーニング、歩行訓練などを専門家から受けることができます。



 

通所(デイサービス)や施設は、いずれも小規模なものが多く、利用者どうしが顔なじみになりやすくなっています。

 

これらをうまく組み合わせて、親の介護による離職を防ぐことが望ましいです。

 

ケアマネジャーや地域包括支援センターが、こうしたサービスを考えてくれます。介護が発生する前に、場所を確認しておきましょう。

 

また、介護保険の基本的な仕組みに関心がある方は、ぜひ関連記事をお読み下さい。

 

 

(ファイナンシャルプランナー、日本FP協会CFP認定者、介護職員実務者研修を修了)

 

 

【関連記事】

コチラ↓も合わせてお読み下さい。

50代から考える介護保険の仕組み 

 

 

 

 

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ここまでお読み頂き、ありがとうございました。