続き。
この話はどこへいくのか、まだ本題にも入っていないのに。
でもありがちなんですけど、書いているうちにポロポロ、あれもこれ持って思いだしちゃってダラダラ書いてますが、まあいいか。
ていうか、J君ママの持ってきたプレゼントのことを、大きい大きい言ってるのには理由があります。
地域差もあるかもしれませんが、イギリスでは一般的に言って子供の誕生日パーティに持っていくプレゼントって5−10ポンド(700円から1400円くらい)が相場だと思います(私の個人的な経験もそうですが、ママパパ用のウェブや掲示板、FBグループなんかをみていても、これくらいの相場でコンセンサスができているかと)。
学校のクラスの大親友とか、親同士がお友達だったらもうちょっと15ポンドくらい出すかもしれませんが、学校のお友達の誕生日パーティのプレゼントだったら、どんなお金持ちでもそれ以上は出さないのが暗黙の了解かと思います。
何故かというと、すっごい高いプレゼントを持ってこられて
イヤッホー、ラッキー🤞
と思う人ってほぼいないと思う。むしろ、当惑するでしょう。
自分の子供のパーティがこれからの人は、
え?これ
同じようなお返ししなきゃいけないの?(ヤダ)
って思いますし、相手の子供のパーティーが先だったら、
え?私がうちの子に持って行かせたプレゼントは10ポンドだったのに、なんでこんな高いもの持ってくるの?!
って、思うしさー。
J君のママが持ってきたプレゼントなんですけど。
これだったんよね。
ちなみにこれいいっすよ、レゴって作ったらそれで終わりになることも多いけど、これは結構未だに遊んでいます。うちの息子が宇宙大好きだからだけかもしれないけど。携帯にそれ専用のアプを入れて、打ち上げのシミレーションしている。
日本円で14000円になっていますけど、イギリスのポンドでも90ポンド(約13000円)くらいするから、いうほど値段は変わらない感じ。
うそーん。
(しかもこれ持ってた、その前の年の息子のクリスマスプレゼントだったので。)
やっつけ感がパネェ。
これ、しつこいようですけど、学校のお友達のパーティに持ってくるには尋常じゃないお値段じゃない?
もらったほうは、戸惑いまくりですよ!(しかも、当の本人ブッチなのに!)
正直、うちがJ君の誕生日に何を持って行ったか忘れましたけど、10ポンドくらいのものだったのは確かです。J君、恐竜好きだったので、恐竜のなんかだったと思う。
ちなみに、息子とJ君と仲良しグループの1人のB君の誕生日にも同じレベルのプレゼントを持って行ったらしく、B君のママも相当当惑したそうです(これも随分後、今年になってから聞いた)。
B君の場合は、B君の誕生日の方が先だったから、余計「えー、お返しどうしよう」と思ったらしいんですけど、B君パパの「そんな高いもの持ってくる方が普通じゃないから、同額のお返しなんてする必要がない」と主張して、普通のプレゼント持って行ったそうです。そりゃそうだよな。
というわけで、なんとも不思議な感じでしたのですよ。
ちなみに息子にはJ君がパーティに来れなかった理由を、J君、急に体調が悪くなっちゃったんだって、って伝えておいたんですけど、それを次の日学校で元気ハツラツの当の本人のJ君が否定するという。
ところで、この手の話は学校のお友達のママにはできませんから(だって悪口みたく聞こえちゃったら嫌ですし、前にも言いましたが、J君ママほとんどママ同士の集まりにも顔を出しませんので、J君とかJ君ママのこと自体知らない保護者もいっぱいいたと思うので、変な先入観を与えて白い目で見られたくないですし)、その頃、学校が全然別のママ友にちょっと愚痴ったことがあるんですよね。
そうしたら、なんとそのお友達と息子君とJ君って同じ保育園だったんですって。
びっくり。
このお友達。ちなみにその後、おかげさまで彼女の義母さんは無事帰国して、L君も随分落ち着きました。
お友達は隣町でお仕事してて、その都合で息子のL君は隣町の保育園だったんですよね。で、J君も何故か隣町の保育園だったんです。J君ママがその街の大学のコースを始めたからだと思うんですけど、詳しいことは不明。
まあ、小さい保育園でモンテッソーリなんかも取り入れてて評判がいい保育園だったそうなので、そのせいかもしれませんけど。
で、J君ってその保育園にフルで行ってたし、体格も良くて水泳とか色々できたもんですから、保育園の子供達の中でリーダー格だったらしいんです。
ただ、そのお友達が言うには、J君ってちょっと自分以外の人が褒められたり、注目を浴びたりするとすごい癇癪を起こしたことがあったらしいんですよね。
上のリンクのL君の話の時にも書きましたが、このお友達は本当に生真面目で、憶測や面白がって噂をするタイプではないので、本当にわかりやすくそうだったんだと思います。
でも、J君のママは本当にいい人なんだけど(と、皆が言うんですけど、本当にママは顔を合わせて話してると本当にいい人なんですよ)J君をとても誇りに思っているので、基本的に彼のそういう癇癪とかは見えていないといか、スルーだったようですの。
それ聞いて、まあ色々腑に落ちたというか。
あの誕生日でのJ君の不貞腐れた感じは、そう言うことなのね、と。
特にH君とかうちの息子は男の子同士だし、自分のパーティの後に他の子がパーティして主役になるのをみてるのが嫌だったんじゃないですかねえ。(前回の、僕のパーティのほうが良かった、云々の発言はそこからきているのかと)
しかも、どんなに保育園ではリーダー格だったとしても、学校に来ればまた全然違う環境になりますからね。
プリンスジョージにそっくりの(髪型もファッションも似ているよ!)、なんでもできる優等生で先生のお気に入りのM君(同じ週に誕生日パーティしたH君とは別人)とか、もっと目立つ子や体格がいい子もサッカーがすごい上手い子とかいっぱいいますし、J君としてもちょっと鬱屈した部分があったんじゃないでしょうか。
で、そんなん聞いたら、私もほら、過保護な年老いた母親なんで、あんまり息子にとってJ君っていいお友達じゃない気がして、ちょっともやっとしたというか。
ただ、それでもうちの息子はJ君を友達として認識していたし、多分、彼と遊んでて楽しいこともたくさんあったのは確かなんだと思うんです。
うちの子も学校のことを何でもかんでも話すわけじゃないですし。
しかも、学校で仲良しグループの一員として付き合っている以上、私が変に口を出して息子のお友達関係がおかしくなっても可哀想だし。
なので、心の中ではもやもやしながら、息子の前ではJ君のことは口に出さないようにしていました。
いずれにせよ、彼とはプレイデートはできないわけですし(お稽古事が忙しいから)、積極的に他のグループのお友達ともプレイデートを約束して、少しづつJ君と自然にちょっと距離が空いたらいいなあ、と思ったりして。
ところが、その数週間後、対岸の火事だった(と言っても実際には感染者がいっぱいいたんですが、当時はUKは積極的にテストをしていなかったので)新型コロナによる感染者がイギリスで急増してロックダウンに入ったのですが。
そのロックダウン中に、私、ちょっとJ君に対して、本格的に、「え?」って思うことがあったんです(本題ですが、いつも通り大したオチはないよ!)。
つづく
ちなみに、今年の息子の5歳の誕生日は宇宙がテーマでした。
これは黒い紙のテーブルクロスを壁に貼って、星のシールを貼り、ガーランドとスペースシャトルはトイレットペーパーの芯を使って手作り。
画質が悪いのですが、ケーキはこれ、ママ友が作ってくれたんですよね(もちろん、材料費はお支払いして、お礼もしましたよ!)。プロ並みの出来で、ありがたい!友達だから言ってるんでなく、ガチで味も普通のケーキ屋より美味しかった。
後ろのエイリアンもトイレットペーパーの芯で手作り。