新薬発売5ヶ月で11人死亡/研究室配属授業と大学院講義/告訴状の修正版を提出/神戸教員間いじめ | 医療事故や医学部・大学等の事件の分析から、事故の無い医療と適正な研究教育の実現を!金沢大学准教授・小川和宏のブログ

医療事故や医学部・大学等の事件の分析から、事故の無い医療と適正な研究教育の実現を!金沢大学准教授・小川和宏のブログ

医療事故死は年間2万-4万人と推計されており(厚労省資料)交通事故死の約4-8倍です。医療問題やその他の事件が頻発している金沢大学の小川が、医療事故防止と事故調査の適正化や医学部・大学等の諸問題と改善を考えます。メール igakubuziken@yahoo.co.jp(なりすまし注意)

新薬発売5ヶ月で11人死亡/
 研究室配属授業と大学院修士課程講義/
  告訴状の修正版を提出/
   神戸教員間いじめ
    (医学部大学等事件200)


 今回は学内外の話題を5つです。

1、発売5ヶ月で死亡11人の新薬イベニティ

 朝日新聞(論座)2019.09.23付が報じています。
https://webronza.asahi.com/science/articles/2019091400002.html

 「関係性が否定できない」が中心という段階でしょうが、重大な結果に11件もが至っているので緊急の注意喚起は必要です。

2、研究室配属授業開始から明日で2週間

 私が医療裁判例の分析を中心に始めた研究室配属授業が4年目になりますが、
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12492919232.html
今年はこれまで最大人数の8名が配属で、1人1人が自分のテーマを探して調査を行なっていて、判決例の探し方に慣れてきた人もいます。

 抗がん剤やワクチン、その他の薬の様々な副作用での事件、薬のガイドラインや使用法、承認の適否と国際比較、説明義務とその違反事件の分析なども、テーマになっています。

 医学部の暗記の豪雨の中にいる学生さんたちが、テーマ自体を自分で考えてそれを自分の切り口で進めることを重視しています。

3、大学院修士課程の担当講義(本日10/23)

 本日(10/23)午後、大学院修士課程の担当講義がありました。

 薬理学の基本と、自分の研究について、300回以上引用されている私の主著論文の内容の一部や、近年3件の特許権を取得した薬関係の発明(うち1件は修士課程学生らとの共同発明)も含めて紹介しました。

4、告訴状の修正のご指示に従って修正版をすぐに提出

 今月(10月)2日に、脅迫罪での告訴状を金沢中警察署に提出しましたが、
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12531644586.html
それから2週間が経った先週水曜(16日)に、担当の刑事さんから電話で告訴状の修正のご指示があり、すぐに修正版を作成してレターパックで発送し、翌日(17日木曜)午前に到着しました。

 その翌日(18日金曜)、再び電話でお話ししたところ、修正版でスッキリした、今月中(10月中)には発信者の情報を差し押さえたい、とおっしゃっていました。

5、神戸・教員間いじめ

 様々な報道がされていますが、次はその1つです。

現在ビジネス2019.10.18
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67848