遠方の病院で右母指CM関節付近のMRIを撮影、計測とともに証拠提出/
受傷4日後に富山県の医師が受傷機転と部位、靭帯損傷の可能性を指摘した録音
(医療事故61)
1、来週の裁判2件のご案内
これまでに本ブログで何回か、証拠の録音反訳などをお示ししてきました、医療関係裁判2件(医療本体と、隠蔽行為)のご案内です(どちらも公開の弁論です)。
(1)右母指CM関節の靭帯損傷や亜脱臼の裁判が来週火曜(8/27)午後
事件番号:金沢地方裁判所 平成28年(ワ)第325号
原告: 小川和宏
被告: 山本憲男(金沢大学特任教授)、他1名
日時: 令和元年8月27日(火)16時30分(公開弁論)
(2)「紹介状添付のCTデータをすぐに捨てた」の裁判が来週月曜(8/26)午後
事件番号:名古屋高等裁判所金沢支部 令和元年(ネ)第78号
控訴人: 小川和宏
被控訴人:池田和夫(金沢大学臨床教授)、他2名
日時: 令和元年8月26日(月)14時30分(公開弁論)
2、遠方の病院で右母指CM関節付近のMRIを撮影、計測とともに証拠提出
今月に入って、金沢からは遠方の病院で、問題の右母指CM関節付近のMRIを撮影してもらうことができ、その画像と計測などを上の裁判で証拠提出しました。
まず画像データ(証拠の枝番号1)ですが(やや画質が落ちていますがご容赦を)、手に外力は加えずそのまま撮影したものです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190822/23/iryouziko/b5/4c/j/o1753124014547542933.jpg?caw=800)
この画像をトレース用紙でトレースしたものを、証拠の枝番号2として提出するとともに、それを拡大コピーして計測し計算したものを枝番号3として提出しました(次の通り)。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190822/23/iryouziko/0c/27/j/o1240175314547545288.jpg?caw=800)
3、受傷4日後に富山県の医師が受傷機転と部位、靭帯損傷の可能性を指摘した録音証拠
次は、甲第56号証の2として録音とセットで上の裁判で提出した、録音反訳の医師の説明の一部です。
「で、まあ、昔はですね、もうレントゲンで折れてない、あのう線がなきゃあ、骨折が無いと言い切っとったんですけど、最近そうでなくなってきました。」
「あのう、例えば、レントゲン上は、初診時から最後治るまで、全くレントゲン上、全く異常無くても、MRIで撮ってみるとヒビが入ってたりとか、しばしばあるんですね。」
「だけども、あのう、やっぱり無理して使っとると悪化するもんもあります。」
「これ、ギューっとこう引っ張られて、このへんの靭帯が傷んでるのか。」
「だからずっと、2週間経っても痛みがおさまらん時は、検査を受けるとかですね、そういうことですね。」
4、これまでに本ブログで掲載した、この裁判の証拠の幾つか
●筋肉の痛みなので日にち薬で治る、の録音証拠など
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12339739712.html
●主治医の副院長による亜脱臼の説明の録音証拠など
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12387084283.html
●カルテや紹介状の一部など
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12424174727.html