この裁判の被告国の指定代理人は14名(法務局、厚労省、文科省)/
なりすまし事件で2回目の出頭、審理が進行
(医学部大学等事件188)
<8月19日夜追記:第1回口頭弁論速報>
本日(8/19)、予定通り下の1の裁判が行われ、被告側は国以外は欠席で、擬制陳述(答弁書を陳述したものとみなすこと)の扱いでした。
次回は10月31日(木)午後4時と指定されました。部屋は本日とは変わって東京地裁の同じ建物の第709号法廷です。
傍聴に来て下さった皆様、有難うございます。次回以降もよろしくお願いします。
<8月19日夜追記ここまで>
1、週明けの東京地裁の裁判のご案内
何度かご案内していますが、週明けの8月19日(月)に、国や金沢大学などを被告とする裁判の第1回口頭弁論(公開、傍聴可)が、東京地裁で開かれます。
事件番号:東京地方裁判所 令和元年(ワ)第13543号
原告: 小川和宏
被告: 国、国立大学法人金沢大学、同大学構成員(学長、理事複数、部局長、ほか)
日時: 令和元年8月19日(月)午後1時30分(公開、傍聴可)
場所: 東京地裁 第631号法廷(霞ヶ関駅から徒歩すぐ)
2、今回の裁判の、被告国の指定代理人は14名
上記1の裁判の、被告国の指定代理人は14名になり、ご所属の内訳は次の通りです。
東京法務局
訟務部
部付 1名
訟務官 1名
厚生労働省
研究開発振興課
技官 2名
事務官 3名
文部科学省
大臣官房人事課 4名
高等教育局国立大学法人支援課 3名
前回の国家賠償訴訟(被告の国が原告小川に和解金を支払って和解成立)は、患者死亡の通報を漏洩したことで先進医療専門官を戒告処分にしたと厚労省がプレスリリースをした後に提訴して、漏洩の事実関係に争いはほぼなかった事件ですが、それでも国指定代理人は8名で、そのうちの6名程度が裁判に出廷していました(次は前回の国家賠償訴訟の被告国提出書面の冒頭ページ)。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190817/23/iryouziko/34/8a/j/o1240175314541012516.jpg?caw=800)
今回の裁判は厚生労働省の事案1つと文部科学省の事案2つが中心にあり、国と独立行政法人(国立大学法人)との関係のあり方や出向人事などの領域も含んでいるため、前回より国指定代理人の人数は多くなるだろうと予想していましたが、その通りになりました。
3、なりすまし事件で裁判所に2回目の出頭
なりすまし事件での法的措置ですが、昨日(8月16日(金))午後に、裁判所へ2回目の出頭をし、事件の審理が進みました。