金沢大学関係の裁判が今週木、金曜に3件〜就業規則まで不開示とした個人情報の行政訴訟と医療関係2件 | 医療事故や医学部・大学等の事件の分析から、事故の無い医療と適正な研究教育の実現を!金沢大学准教授・小川和宏のブログ

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医療事故死は年間2万-4万人と推計されており(厚労省資料)交通事故死の約4-8倍です。医療問題やその他の事件が頻発している金沢大学の小川が、医療事故防止と事故調査の適正化や医学部・大学等の諸問題と改善を考えます。メール igakubuziken@yahoo.co.jp(なりすまし注意)

金沢大学関係の裁判が今週木、金曜に3件
 〜就業規則まで不開示とした個人情報の行政訴訟と医療関係2件
  (医学部大学等事件146)


<12月4日夜追記>

 地域の公的機関群による裁判遅延行為などは、『内部告発の時代』(山口義正ら著、平凡社新書)に掲載されています(次にごく一部を引用)。

小川さんの事件を受任した東京の弁護士も「裁判所や行政機関などがスクラムを組んで裁判を遅延させるなど、内部告発者は社会を破壊する者として扱う風潮が強い」と声を揃えるほどである。

<上記新書よりごく一部引用ここまで>

●上記新書より引用の本ブログ記事
http://ameblo.jp/iryouziko/entry-12167726462.html
●平凡社訂正公告と訂正文
http://www.heibonsha.co.jp/news/n15434.html
http://www.heibonsha.co.jp/files/shinsho813.pdf

<12月4日夜追記ここまで>

 金沢大学学長ほか18名のロシア宿泊が、新任職員の個人クレジットカードで処理され、その後間もなく当該職員が解雇された件で、
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12404281689.html
大学側は不適切と認めて法人クレジットカードの導入を検討すると回答していましたが、その後かなり経ってからも「法人クレジットカードの導入を検討中」という返事でした。

 担当ではないかと考えられる財務部からでも国際部からでなく、なぜか刑事告訴の被告訴人である守田職員課長からの返答でした。
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12420906502.html

 さて今回は、今週木曜と金曜(12月6日と7日)に行われる、金沢大学関係の裁判3件のご案内です(次の3件でいずれも金沢地裁)。

1、個人情報一部不開示の取消を求める行政訴訟
事件番号:平成30年(行ウ)第7号
原告:  小川和宏
被告:  国立大学法人金沢大学
期日:  平成30年12月6日(木)午後1時10分

2、紹介状に付された左右差を示すCTデータをすぐに廃棄した件
事件番号:平成30年(ワ)第174号
原告:  小川和宏
被告:  池田和夫(金沢大学整形外科臨床教授)
     山本憲男(金沢大学整形外科系特任教授)
     他1名
期日:  平成30年12月7日(金)午前11時
    (非公開の弁論準備手続のため傍聴には当事者の同行が必要です)

3、「靱帯損傷」を「筋肉損傷であり日にち薬で治る」として後遺症残存
事件番号:平成28年(ワ)第325号
原告:  小川和宏
被告:  山本憲男(金沢大学整形外科系特任教授)
     他1名
期日:  平成30年12月7日(金)午前11時30分

●上記1の訴訟の経過と、裁判所、警察、検察、労基署などで不具合が長年連続など

 懲戒を検討する文書だと金沢大学側が主張しながら、個人情報開示請求では、就業規則部分までも含めて殆どを黒塗りにして8月下旬に出してきたため、どういう話が作られているかやどういう書類があるのかさえ不明なため、すぐに提訴したものです。

 提訴は今年8月27日で、
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12400851342.html
単純な内容なのに、第1回弁論はその約2ヶ月も後になりました。

 その上、先週金曜(11月30日)に、裁判所から「12月6日の期日を2週間延期したい」と言ってきました(担当は民事部合議B係で加島滋人裁判長)。直ちに抗議したところ、延期しないで同日に行うことになりました。

 本日(12月4日火曜)午前9時20分頃に裁判所(担当書記官)に確認したところ、被告の金沢大学(法人としての)が反論の書面を提出する締切りが11月29日(期日の1週間前)だったのですが、提出しないため裁判所が1回督促したものの(文書で残していると言っていました)、この時間帯(12月4日(火)午前9時20分頃)でもまだ提出がないので、再度督促しますと言っていました。

 金沢大学関係と私とで、裁判所で調停や訴訟が12年以上続いていますが、裁判所や警察、検察、労働基準監督署、労働局などで信じられないことが次々に発生してきました。

 例えば、金沢大学と私との最初の簡易裁判所調停の調停委員であった松本洋武弁護士(裁判所前の法律事務所長だった)が、私を誹謗中傷する虚偽内容の報告書を提出し、裁判所がそれを外部へ拡散させていたことが後に判明しましたが、その有印虚偽公文書作成罪・同行使罪の公訴時効である7年間、最初の裁判(不正経理で懲戒処分になった当時の教授が被告で、裁判中に辞職)で争点整理が始まらずに実質的に進行が停まりました。
 そして公訴時効から2週間後に争点整理が始まって、一審だけで9年10ヶ月以上を要しました(元教授と、併合された訴訟で金沢大学に賠償命令)
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12261144351.html

 上記の松本弁護士は、私が本ブログで様々な情報を公表し始めた約1ヶ月後に亡くなりましたし、ハラスメント相談員で不正経理有無が争いになった1年間だけ私の賃貸住宅の建物(24戸)に入居してきた清水徹・金沢大学医学部教授は別の裁判初日に若くして急死しました。
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12374751759.html