加害者によるハラスメント対応体制への不当な介入や自殺など 〜前回記事のコメント3に関して | 医療事故や医学部・大学等の事件の分析から、事故の無い医療と適正な研究教育の実現を!金沢大学准教授・小川和宏のブログ

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医療事故死は年間2万-4万人と推計されており(厚労省資料)交通事故死の約4-8倍です。医療問題やその他の事件が頻発している金沢大学の小川が、医療事故防止と事故調査の適正化や医学部・大学等の諸問題と改善を考えます。メール igakubuziken@yahoo.co.jp(なりすまし注意)

加害者によるハラスメント対応体制への不当な介入や自殺など
 〜前回記事のコメント3に関して
  (医学部大学等事件142)


 本日(11月20日)朝に前回記事へ頂戴したコメント3で、加害者によるハラスメント防止体制への不当な介入についてお話がありますが、
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12418868591.html#cbox
私は以前、当時の横山壽一・ハラスメント調査委員長を、虚偽主張その他で提訴したことがあります。

 私が(今から振り返ると)最初に提訴した訴状(相手は不正経理で懲戒処分になった当時の教授)について、横山被告が「訴状は裁判所に受理されなかった」と虚偽の主張を行い(実際には提出して即日受理された)、当時の金沢大学顧問弁護士だった知原信行弁護士とともに、その後も凄まじい対応を続けたためです。

 被告側は、事実関係については大筋で認め、評価は争うという姿勢で、加えて原告である私を訴え返す予定だと脅してきましたが、
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12104208225.html
何年経っても提訴してこず、その後、被告の知原弁護士が京都弁護士会から2回目の懲戒処分(業務停止8ヶ月)を受けて弁護活動ができなくなって、一連の裁判(金沢大学との第1回目の裁判など)が止まりました。

 横山被告はそれ以前にも、ハラスメント被害者だと認定した被害者を懲戒処分で脅して口封じを図り、その文書がテレビ朝日系の特集で全国放送されました(その「被害者口封じ文書」も上記ブログ記事でお示ししています)。

 知原弁護士はその後に3回目の懲戒処分(これも業務停止8ヶ月)を受けたことが、新聞や日弁連月刊誌等で報道されました。

 こうした知原被告・弁護士の懲戒処分や、裁判の内容がのちに追加提訴した金沢大学との最初の訴訟に含まれることになったため、私は横山・知原両被告との裁判を終結させました。

 金沢大学が被告の上記裁判(私と金沢大学との最初の裁判)での、横山氏の証人としての法廷証言の一部(裁判所作成)や、金沢大学における自殺多発とハラスメント対応体制などについて、次のブログ記事で述べています。
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12259943421.html

 昨年3月に、金沢地裁は上記の裁判で、金沢大学に対して、ハラスメント不対応、名誉毀損、教育妨害、研究妨害などを理由に、私への賠償金を支払うよう命令し、控訴さえせず2週間後に確定しました。

 しかし、その判決が出た数日後から、組織的な新たな嫌がらせや妨害が始まり、現在数件の裁判中です。