金沢大学山崎学長・柴田理事らとの初回弁論が開かれました/学内総合相談室とのその後のやりとり | 医療事故や医学部・大学等の事件の分析から、事故の無い医療と適正な研究教育の実現を!金沢大学准教授・小川和宏のブログ

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医療事故死は年間2万-4万人と推計されており(厚労省資料)交通事故死の約4-8倍です。医療問題やその他の事件が頻発している金沢大学の小川が、医療事故防止と事故調査の適正化や医学部・大学等の諸問題と改善を考えます。メール igakubuziken@yahoo.co.jp(なりすまし注意)

金沢大学山崎学長・柴田理事・部局長・医学部長らとの初回弁論が開かれました/
 仰天!学内総合相談室とのその後のやりとり
  〜自殺4名で注意喚起メールの柴田理事が医学部の管轄下?
    いのちの相談窓口になり得る総合相談室が・・・
     (医学部大学等事件109)


 今回は前回記事から継続的な内容ですので、前回記事を適宜ご覧下さい。
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12378446363.html
コメント欄
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12378446363.html#cbox

1、金沢大学学長・理事・部局長・医学部長らとの初回弁論、
   訴状と請求の趣旨拡張申立書2通など陳述


 前回お知らせしました、金沢大学の法人、山崎学長、柴田理事、中村部局長、和田副学長・医学部長・医学類長との第1回口頭弁論が予定通り開かれ、私(原告)は訴状と請求の趣旨拡張申立書2通を陳述しました。
 次回は6月18日(月)午後2時10分になりました。

 その中の、H30.5.23付け請求の趣旨拡張申立書(弁護士作成)より一部を引用します(甲第8号証の録音反訳は、前回記事に掲載しました)。

<一部引用ここから>
 しかも、同年3月16日実施の中間試験の欠席者に、原告小川と安藤別件被告が追試験を許可して日程調整を始めていたところ、山崎・柴田両被告は、原告小川に追試験をさせないという嫌がらせ・妨害を始めた(甲8)。
 なお、追試験希望者は2名いたが、うち1名(甲10の、同一日に同一医師が書いた診断書2人分の、1人目)は、「本日は就学不可」との診断書内容に反して2回も登学し、原告小川に寝坊したことを申し出てその場で試験実施を求めたため、本人の言動と診断書内容の不一致により、原告小川と安藤別件被告の両名は、この学生には追試験は許可せず再試験(60%未満得点者の救済試験)のみ許可することとしたものである。
 追試験は再試験(60%未満だった学生への救済試験)と違って本試験と同等に扱う必要があり(ただし、勉強できる期間が長くなることによって追試験受験者が本試験受験者より有利にならないよう、両試験の難易度の調整は必要)、山崎・柴田両被告による妨害によって追試験が実施できないため、両試験の採点基準の調整などができず、原告小川は試験の採点を本格的に進めることができない。特に、記述式の説明問題が中心の原告小川の試験について、同等になるよう追試験を実施し採点するのは、他者では代替できない。被告らはこうしたことを熟知しながら、原告小川が追試験と採点ができないように妨害し、それと同時に採点結果を求めるという、究極の嫌がらせ・妨害を行っている。
<一部引用ここまで>

 これまでに書いてきました通り、2学年連続で、低得点者を高得点者と逆点させて合格や高成績にすることを繰り返しエスカレートさせ、3学年目の今回は、理事(学長)レベルでの追試験妨害です。

 真面目に勉強している人たちの心が折れないよう、願わずにはいられません。

2、仰天!柴田理事が医学部・医学類の管轄下?
   総合相談室・ハラスメント相談員とのその後のやりとり
    〜自殺4名で注意喚起メールの柴田理事と、いのちの相談先になり得る総合相談室が・・・


 前回記事で、上記の柴田理事などによる追試験妨害を、学内の総合相談室や室員のハラスメント相談員への相談メールを引用しましたが、その続きです。

<5月25日17時18分頃、総合相談室から小川へのメール>
総合相談室です。
相談員あてにいただきましたメールにつきましては、総合相談室では「その他の苦情相談」としてお受けすることになりますので、適切な部署への交通整理として、医学類に対応を依頼することなります。
<5月25日17時18分頃のメール引用ここまで>

<5月25日17時31分頃、小川から総合相談室職員・相談員へのメール>
学内総合相談室ご担当
●●●●・職員課専門員・ハラスメント相談員殿
●●●・職員課主任・ハラスメント相談員殿

柴田理事による妨害や指示の相談ですので、医学類あるいは医学類長が柴田理事を管轄していなければ、医学類や医学類長は相談先になり得ません。

医学類あるいは医学類長が柴田理事を管轄しているとは、組織上も常識的にもとても考えられないのですが、管轄していると、総合相談室はおっしゃるのでしょうか?
<5月25日17時31分頃のメール引用ここまで>

 上記メールの5月25日は金曜日だったので、週明けの28日(月)の朝に私が総合相談室に電話で尋ねたところ、週末の上のメールへの回答は準備中であること、そして、総合相談室はいのちの相談窓口にもなり得る、という旨の説明がありました。

 金沢大学総合相談室は、ハラスメント相談、その他の種々の相談、公益通報などの窓口ということで、受けたこれらの事案群を自ら担当したり別の部署等に「交通整理」することになっています。

 なお、この柴田理事と自殺情報などについては、過去にも本ブログで書いています。

●自殺年間4名確認の柴田理事メール
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12343215123.html

●自殺や内部告発などが報道されるか否か
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12323138987.html

●提出した書類が無いことにして調査打ち切りの策動、自殺多発との関連は?
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12341871198.html

 なお、上記の「提出書類が無かったことにして・・・」の堀修・医薬保健学総合研究科長・第3解剖教授は、当時も今も「ハラスメント防止委員」であり、各事案がハラスメントか否かを判定する立場です。

 金沢大学教職員組合の2018.5.9付けの「組合ニュース」(各研究室の郵便受けに配布されています)では、組合から大学に「統一要求書を提出しました」とあり、その冒頭にハラスメント防止についての要求が記されていますので、一部を引用します。

<2018.5.9付け「組合ニュース」より一部引用ここから>
1−1 ハラスメント防止に向けていま一層の対策を講じること

<中略>

(2)現在の大学のハラスメント防止体制がどのような状態になっているのか、構成員に周知すること。

<中略>

(4)学外の第三者機関に相談窓口をつくること。昨年度の回答にあった「導入の可能性の検討」の進捗状況について説明してください。
<2018.5.9付け「組合ニュース」より一部引用ここまで>