金沢大の金子周一・医薬保健学域長・第1内科教授と堀修・医薬保健学総合研究科長・第3解剖教授ら提訴 | 医療事故や医学部・大学等の事件の分析から、事故の無い医療と適正な研究教育の実現を!金沢大学准教授・小川和宏のブログ

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医療事故死は年間2万-4万人と推計されており(厚労省資料)交通事故死の約4-8倍です。医療問題やその他の事件が頻発している金沢大学の小川が、医療事故防止と事故調査の適正化や医学部・大学等の諸問題と改善を考えます。メール igakubuziken@yahoo.co.jp(なりすまし注意)

金沢大学の金子周一・医薬保健研究域長・同学域長・第1内科教授と堀修・医薬保健学総合研究科長・第3解剖教授らを提訴
 (医学部大学等事件80)


 金沢大学における新たな嫌がらせなどについて、先週11月8日(水)午前に訴訟を提起しました。
 そして、その日の午前11時10分頃に、学長、常勤理事、学内の医学系やがん進展制御研究所の教授の先生方や事務関係の方々多数に提訴をご連絡しました。

 事件番号と被告の方々(敬称略)は次の通りです。

事件番号:金沢地方裁判所平成29年(ワ)第541号

被告(個人5名と1法人)

金子周一
 (医薬保健研究域長・同学域長・第1内科教授・第1内科同窓会顧問)
堀修
 (医薬保健学総合研究科長・第3解剖教授)
多久和陽
 (医学部長・医学類長・医学系長)
市村宏
 (医学部・医学類教育委員長)
安藤仁
 (細胞分子機能学教授)
国立大学法人金沢大学


 以下に、訴状(弁護士作成)から引用します。

<金子被告の説明より引用>
金子周一被告(以下、「金子被告」という)
<中略>
 、、、平成28年夏頃、「安藤先生が薬理学の教授に就任されました」などの虚報を第1内科同窓会誌に掲載して、金沢大学内外に広く配布する方法で虚報を流布した。後に原告小川がこれに気付いて抗議を繰り返したところ、平成29年2月になってやっと、金子被告は、部局ホームページに訂正公告を掲載した。
<一部引用ここまで>

<これまでの関連訴訟の説明より引用>
、、、3名を被告とする訴訟で、幾つかのデッチアゲが扱われ、平成24年4月27日、YT・IJ両被告が、原告小川に解決金50万円を支払うこと、および、OK被告が労災申請を取り下げることなどで、和解が成立した。
<中略>
 また、上記中沼井関訴訟の和解成立直後の平成21年11月(堀被告が既に第3解剖の教授に就任していた)に、第3解剖から吉本研究室に移籍していたOK被告のところへ、第3解剖のT・技術職員が来て雑談をしていたが、OK被告が T職員に対して大声を上げた(OK被告本人調書)。その直前に原告小川とOK被告が「冷蔵庫の使い方」の会話をしたことがあったが、それを、OK・IJ両被告は、「OK被告が原告小川に『突き飛ばされた』と叫ばれて不眠になり労災だ!」という組織的なデッチアゲを行なった。この訴訟で、OK被告は、原告小川は「突き飛ばされた」発言をしていないこと、大声を上げたのはOK被告のほうであったこと、精神病院で診察を1回受けその時血液検査をしたが、著しい高脂血症であったその検査結果を聞かずにその費用を労災請求したこと、不眠になったと主張する時期も週1回の病院当直のアルバイトを休まず続けていたことなどを認め、IJ被告は、原告小川は「突き飛ばされた」発言をしていないことを知りながら、このねつ造した事実によって労災手続を進めようとしたことなどを認めた。
<一部引用ここまで>

<教育妨害の説明より引用>
 平成29年8月中旬までに、原告小川が「薬物治療の基礎」科目の点数集計を終えて(S, A, B, Cの合格の成績と、得点率60%未満の再試験対象者が出ていた)、これらの成績を入力するだけになっており、8月末に、得点率60%未満で再試験対象の学生らが、再試験の日程調整を始めていた。
 ところが、9月1日になって、被告大学、多久和被告、安藤被告が、学生らに対して再試験の日程調整を中止させるとともに、原告小川に対して、成績に入力ができないように妨害し続けている。
 原告小川は、柴田正良・教育担当理事副学長、金子被告、多久和被告らに、これらの妨害を止めるよう何度もメールで求めたが、同年11月に入ってもこれらの妨害は解消されておらず、成績入力(報告)が出来ない状態が続けられている。
<一部引用ここまで>

<教授会で配布された説明文書が回収された部分より引用>
 「再試験が遅れている理由」を説明する文書を「回収」する必要は全くなく、これは、「資料14」に原告小川を誹謗中傷する虚偽の情報が含まれているためである。
 上記経緯において、金子被告(部局長)や多久和被告(医学類長・医学系長)は、原告小川を誹謗中傷する虚偽情報が含まれている「回収資料」を教授会(医学類会議)に配布することを予め指示し、あるいは容認した。
<一部引用ここまで>

小川説明:
 安藤被告がこの説明文書(資料14)を回収したことが記載されている、教授会議事録(2017.10.04開催分)を、甲第10号証として、訴状に付して提出しました。

●OK被告とIJ被告の尋問調書(医学部大学等事件1、2)
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12091616223.html
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12093766164.html

OK被告は裁判開始直後に退職し、その後、奈良県立医科大学へ。
奈良県立医科大学薬理学教室スタッフ
http://www.naramed-u.ac.jp/~pha/

精神医学講座の抗精神病薬、抗うつ薬、抗躁薬、抗不安薬の講義予定。
http://www.naramed-u.ac.jp/~psy/sotsuzen.html

●金子被告による虚報発信と訂正公告(医学部大学等事件43)
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12248445654.html

●教授と弁護士各1名逝去、理事1名と教授2名辞職(医学部大学等事件58)
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12274719992.html