山で道に迷わない為に(4)-持っていくものについて
冬山に行くのならたくさん必要なものがありますが、初心者向けの標高差の少ない、よく整備された山を前提にします。
山に持っていくものと言えば、お弁当、水筒、敷物などがまず思い浮かぶでしょうか。
要するに遠足やピクニックで持っていくものを持っていきます。
○「重量物を控える」
家族で行く場合、お父さんたちは頑張ってバーナーなどのアウトドア用品を持っていくと張り切るかもしれませんが、体力に自信がなければやめたほうが良いでしょう。
最近は軽量化が進み、ひとつひとつは軽いのですが、それらが合わさると結構な重量になります。
何回か山を登って、自分はこれくらいなら持ってゆける分かってから重量があるものを持ってゆくようにしましょう。
疲れてくると「冷静な判断力が働かない」ということと、だんだん下を向いて歩くようになるので、
「全体を見渡す余裕」がなくなります。
車の運転でも遠くを見るようにと教習所で習ったと思います。
広い視野を持って歩くと、地形の変化に気づきやすくなり、道迷いを防ぐことにもなります。
○「簡易食料」
道に迷った場合の非常食ですが、上述の前提をした山ならまず必要はありません。
と書くと、お叱りを受けるかもしれませんが、乾パン一袋入れるとかさばりますし、主によく整備された山を登るのなら、カビが生えるまで取り出すことはありません(^^;
私のお勧めは、チョコレート、ナッツ類、ドライフルーツなどです。
非常食として持っていくのではなく、「おやつ」「栄養補給」として持っていってください。
ダイエットを気にする方も居るかもしれませんが、山登りは体力を消耗しますので、甘い高カロリー食品があると疲労回復に役立ちます。
万が一、野宿になった場合でも、栄養価が高いので(満腹感はありませんが)生命維持には効果があります。
おやつならだんだんなくなりますから、自然と新しいものを持っていくようになります。
チョコレートは夏場は溶けますので、他の季節に持ってゆくほうが良いでしょう。
○「水、お茶など」
個人差もありますが、夏場は最低1リットルは必要です。
途中で水の補給できるところがあればいいのですが、「水がない!」というのは結構プレッシャーになります。脱水症状を起こし、岩場から転落!なんてことのないように。
日本の山水は飲める場合も多いのですが、”あたる”場合もあるので注意してください。
基本的に「飲み水」と指定されたところ以外の水は、顔を洗ったり、口をすすぐ程度の利用にとどめるのが無難です。
他にもありますが、長くなるので次の記事に続けます。
冬山に行くのならたくさん必要なものがありますが、初心者向けの標高差の少ない、よく整備された山を前提にします。
山に持っていくものと言えば、お弁当、水筒、敷物などがまず思い浮かぶでしょうか。
要するに遠足やピクニックで持っていくものを持っていきます。
○「重量物を控える」
家族で行く場合、お父さんたちは頑張ってバーナーなどのアウトドア用品を持っていくと張り切るかもしれませんが、体力に自信がなければやめたほうが良いでしょう。
最近は軽量化が進み、ひとつひとつは軽いのですが、それらが合わさると結構な重量になります。
何回か山を登って、自分はこれくらいなら持ってゆける分かってから重量があるものを持ってゆくようにしましょう。
疲れてくると「冷静な判断力が働かない」ということと、だんだん下を向いて歩くようになるので、
「全体を見渡す余裕」がなくなります。
車の運転でも遠くを見るようにと教習所で習ったと思います。
広い視野を持って歩くと、地形の変化に気づきやすくなり、道迷いを防ぐことにもなります。
○「簡易食料」
道に迷った場合の非常食ですが、上述の前提をした山ならまず必要はありません。
と書くと、お叱りを受けるかもしれませんが、乾パン一袋入れるとかさばりますし、主によく整備された山を登るのなら、カビが生えるまで取り出すことはありません(^^;
私のお勧めは、チョコレート、ナッツ類、ドライフルーツなどです。
非常食として持っていくのではなく、「おやつ」「栄養補給」として持っていってください。
ダイエットを気にする方も居るかもしれませんが、山登りは体力を消耗しますので、甘い高カロリー食品があると疲労回復に役立ちます。
万が一、野宿になった場合でも、栄養価が高いので(満腹感はありませんが)生命維持には効果があります。
おやつならだんだんなくなりますから、自然と新しいものを持っていくようになります。
チョコレートは夏場は溶けますので、他の季節に持ってゆくほうが良いでしょう。
○「水、お茶など」
個人差もありますが、夏場は最低1リットルは必要です。
途中で水の補給できるところがあればいいのですが、「水がない!」というのは結構プレッシャーになります。脱水症状を起こし、岩場から転落!なんてことのないように。
日本の山水は飲める場合も多いのですが、”あたる”場合もあるので注意してください。
基本的に「飲み水」と指定されたところ以外の水は、顔を洗ったり、口をすすぐ程度の利用にとどめるのが無難です。
他にもありますが、長くなるので次の記事に続けます。