【主な登場人物】
まる子
おばあちゃん
お母さん
お姉ちゃん
お父さん
おじいちゃん
たまちゃん
ブー太郎
花輪くん
みぎわさん
【あらすじ】
まる子は、おばあちゃんの髪が美しいことに気付く。
おばあちゃんは、昔父親からもらったツゲのくしのおかげで髪がきれいになり、清水小町と呼ばれたのもくしのおかげかもしれないと話す。
まる子はおばあちゃんから小さいツゲのくしをもらい、それで髪をすいて学校に行ったところ、たまちゃんや花輪くんから髪がきれいだと言ってもらえる。
いつものように現れたみぎわさんに問い詰められたまる子はツゲのくしの話をしたところ、みぎわさんもそれ以上の追及をすることはなかった。
家に帰ったまる子は、ツゲのくしを使った後洗面所に置き忘れてしまい、ヒロシや友蔵が使ったせいでくしがポマード臭くなってしまう。
まる子は臭いを取ろうとして必死で水洗いするが、それを止めたおばあちゃんから「ツゲは水に弱い」と言われ、使えなくなったと思ってショックを受ける。
泣いてヒロシを非難するまる子だったが、洗面所に忘れたまる子が悪いとお母さんから指摘され、まる子はがっかりする。
翌朝、まる子はくしを使えず寝癖を直すこともできないまま登校する。
みぎわさんは美容院で髪をきれいにしてきたが、運悪くその日は花輪くんは休みで、みぎわさんの努力は水泡に帰してしまう。
家に帰ったまる子は、くしを直してくれたおばあちゃんからくしを渡されそうになるが、そんなにおばあちゃんが大事にしているくしをちゃらんぽらんな自分がもらってなくしたりしたら大変だと思い、受け取りを拒否する。
まる子はそのくしをお母さんにあげようとしたが、お母さんは「まる子が大人になってくしが必要になるときまで預かってあげる」と言い、それを聞いたまる子もおばあちゃんも喜ぶのであった。
【満足度】★★★★
1つのくしを巡り、おばあちゃん・お母さん・まる子の3世代が互いに譲り合うというなかなか良いお話だったと思います^^
特に、まる子が受け取りを拒否するシーンと、お母さんが預かると話すシーンは良かったですね!
まる子やみぎわさんの髪がやたらとテカテカしているのには吹いてしまいましたが(笑)