腹のかんしゃく玉打上師のるるるです。
今、大泉洋さんの
「こんな夜更けにバナナかよ！」が
絶賛上映中。
このお話は大泉洋さん扮する
筋ジストロフィーという
難病になった鹿野靖明さんと
彼が自立生活をするために協力した
ボランティアさんとの交流を描いたもの。
まだ映画を観るに至っていないのだけど
先日TVでこの映画の紹介が。
その当時のボランティアさんの
取材なども織り込まれ
思わずやるべきことを放って
見入ってしまった。
鹿野さんは筋ジストロフィーを発症し
病気により何もできない選択ではなく
自立する道を自ら選び
無償ボランティアの募集をし
介助をしてもらいながら自立する。
24時間吸痰の必要性もあり
昼夜問わずボランティアが必要となる。
関わったボランティアも数百人と
数字的にもハンパない。
そしてその中の女性に恋し
告白し振られ・・・ということも。
それを見ていて「ある人物」を思い出した。
私の父だ。
父は明治生まれで
戦時中崖から落ちてきた岩で
両足が不自由になった。
ようするに要介護者だった。
・・・なのに
介護をしたという覚えはほとんどない
私が物心ついたときには
「動かない足を持つ父」
「車イスに乗っている父」が普通。
私がしたことといったら
トイレのあと下が拭けないので
ふき取ったり汚物を捨てたりくらい。
（小学生の私にはキツイものがあったけど）
兄たちは自動車や車イスに移乗もしていた。
父が車イスで移動する距離。
今考えると絶句する。
田舎の道だから
舗装されてないところや
坂道も何カ所もある。
そこを
12km×2（往復）
ようは24ｋｍ。
車イスの構造を知っているかたなら
すぐに発想できるかと思うが
素手でタイヤを動かすというと
摩擦で手のひらは真っ赤になるし
腕はパンパンになってしまう。
そこまでしなくても
兄に車に乗せてもらえばラクに行けるのに。
そう考えると鹿野さんと同様
父もド田舎で懸命に
今の自分ができることをしようと
していたのかもしれない。
もしも
私が父のように両足が不自由になり
同じことができるかといったら
恐ろしいくらい不可能に感じる。
たしかに鹿野さんや父のように
同じことをする必要はないとは思う。
だが
自分が介護される側になった時
その時の自分ができることを奪われず
周りに協力を求め手助けしてもらえる。
そんな環境は作り出せるんだろうか？
鹿野さんのボランティアにあたった方は
彼のところにいたことで
現在の自分という存在があると仰っていた。
私自身も父に学んだことは多い。
介護する側は
介護を必要としている人から
できることまで奪わない。
介護される側は
自分ができることを介助者に依存しない。
最低限そこに尽きるのかもしれない。
記事を最後まで見れたら
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理由がわからないイライラ
消化が悪い
常にイライラ
もやもやが止まらない
頑張ろうと思っている時に邪魔が入りやすい
地に足が着いていない気がする
背中が痛い
気が付くと妬んでいる時がある
元気がないと言われることが多い
ストレスの原因は自分自身がよく知っている
