OCN光で繋がらないのはこれが原因だった! そもそもV6プラスとは違うんです。 | iPhone De Blog

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2009年12月7日からスタート
iPhone3GSからiPhoneユーザのLEONがiPhoneやAndroidなどを中心にしたデジタル系ガジェット、IT関連ネタ、趣味のコントラバスやチェロを中心としたクラシックネタ、2022年から始めた自家焙煎に関する話や日常の話まで幅広く書いてます。

昨夜からネットが不安定になりました。

 

「うん?」と思いましたが「そう言えば、明日からOCN光に変わるんだった」と思い出しました。

 

そう。先月の半ばに、家人のスマホをMNPでahamoからOCNモバイルONEへ変えたのに併せて、10年近く利用していたドコモ光をOCN光へ変更したのでした。

 

又、固定電話も最近は常時「留守電」にして番号が「あるだけ」と言う状態となっていたにも関わらず「ひかり電話Aプランに入って」いたり、既に使わなくなった仕事用の追加番号があると言う無駄があったので、これらを全て廃止してOCNの基本プランと居う物に変更しました。

 

これによって月額で1,800円程の固定電話が550円となって年間15,000円のコストダウンとなりました。

まあ、家人の電話もOCN光の割引で220円割引されますが、こちらはボチボチですね笑

 

まあ、大抵、切り替わりの時はこの様な事もあるだろうと思って翌日確認すると相変わらず。。

 

そこであれこれ調べてみるとWi-Fiルータの入り口までは問題なく繋がっている様ですが接続が不安定でした。

 

ステータスを見ると接続方法の「OCNバーチャルコネクト」と状態の内容が「接続中」がチラチラと切断状態になり、地球儀のマークも✗のままでした。

 



ゲートウェイへ有線LANで繋いで調べるとOCNはIPOEで繋がっている様です。

 

ホームゲートウェイはメインセッションが以前のままですがこちらは切断中となっているので影響ないでしょう。

 

以前、ドコモ光で V6プラス(IPV4 over IPV6)に変更した時は特に問題もありませんでしたし、事前にOCNからの何の説明もありませんでした。

 

これに関してはOCNのサポートへ契約後に、切り替わりの時点で接続が不安定になる事は無いのか?と言う2回質問をしたのですが、一人は今契約中のドコモ光のプロバイダー(NIFTY)へ情報の削除を依頼して下さい。と言へば、もう一人は時期になったら自動的に変わると言い。

全くアテになりませんでした。

 

結局、自分でも原因が不明であった為、何故だ?と思って朝一番でOCNへ問い合わせしたところ、最終的には「ホームゲートウェイの出口まで繋がっているのであれば、ルーターの問題なのでそれに関してはルータのメーカーへ問い合わせして下さい」とアッサリ言われました。

 

いやいや、事前に「何の問題も無い」と言う説明だったし、ドコモ光のIPV6と同じですと言う説明ならルータに問題ないだろう。変わった事によって繋がり難くなったのだから、何故そうなったのか原因くらい説明しろよ。と思いましたが、マニュアルに書いてある様な対応しか出来ないOCNのサポートのクオリティの低さにうんざりしてましたので「そうですか」とすぐ電話を切りました。

そんなサポートはAIに取って代わられるわ!

 

早速、こちらで紹介して使っているバッファローのチャットサービスへログインして問い合わせをしてみました。
 

 

このサポートはチャットとは言え時間帯によってはAIでは無いので、状況を説明して確認して貰った所「Wルーターとなっている」と言う事で、結果的には写真のこのスイッチをAUTOからMANUALへ変更して下のスイッチをAPへ切り替えて再起動すると問題解決しました。

 

image

 

結局、原因が何かと言う事はこちらのサポートも説明出来ませんでしたが、この「Wルーターとなっている」と言う話を言われて「へ?」と思いました。

 

そう。違うんですよ。

 

今までのドコモ光で使っていた「V6プラス(IPV4 over IPV6)」と「OCNバーチャルコネクト」は根本的に違うんです。

 

特に調べる事も無く、どうせドコモもOCNも系列は同じだし、今まで繋がっていたので問題ないだろうと思っていたのが間違いでした。

 

言われるまでルーター側のスイッチの設定も見てませんでしたが(笑)、仮に見ても「AUTO」となっている以上、自動的に対応するだろうと思った筈ですし、実際、ルータの管理画面を見ると(以前はOCNバーチャルコネクトを利用すると言う設定がありました)、自動的に設定できるモードもありそれを使って設定した筈でしたが、そうなって無かった様ですね。

 

そもそも、ルータモードのままで使えると理解していたのですが、後から考えると、Wi-Fiでルータのアドレス192.168.11.1に接続すると見えるのに対して、ホームゲートウェイの192.168.1.1へ接続しても見えなかったので「?」と思い、ルータの電源を切って直接ホームゲートウェイのLANポートへケーブルを挿して確認すると192.168.1.1へ繋がっており、外部への接続も安定していたので妙だなとは思ってました。

 

OCNバーチャルコネクトの場合、このWi-FiルーターではモードがAUTOでは無く、確実にアクセスポイントモードで無ければ接続に不具合が出る様です。

 

これはドコモ光のV6プラスとOCNバーチャルコネクトの接続方法の違いによるもので、簡単に言えば、ドコモは宅外へ出てプロバイダーへ接続する迄はIPV4で、その後、JPIXのサーバーでした段階でV6のネットワークへ変換されるので、自宅にルーターがあっても問題なかった訳です。

 

ところが、OCNバーチャルコネクトの場合は宅内もV6ネットワークに含まれる為、Wi-Fiルータがルーターモードだと、ここへ接続しても外へ出られないので確実にAP(アクセスポイント)モードに変更する必要があった訳です。

 

実際、APモードへ変換した後はルーターは192.168.1.3へ設定されていました。

 

要するに宅内の機器は全て大きなネットワークの中に組み込まれている訳で、まあ、本来はこれがIPV6なのでしょうけどね笑

 

2つのそこ辺りの違いを理解してなかった為、こう言う状況となりましたが、普通、知らんわ。

 

元々、既にV6プラスとなっている状態で今のルーターへ変更して特に問題無かったので、それも気が付かなかった原因の一つですね。

 

最終的に速さに関しては自分の用途では全く問題無く、不満が出る様なものではありません。

 

 

恐らく、このOCNバーチャルコネクトのプロバイダグループとV6プラスのグループで事業者変更する場合、逆方向の事業者変更は問題ないのかもしれませんが、今回の方向はこの様な問題が発生する様です。

 

以上、私の様に思い込みやウッカリで「繋がらない」となって糞みたいなOCNのサポートへ問い合わせする前に何かの参考になればと思います。