MacとiPadの連携であるサイドカー機能ですが、画面が広く使えて便利です。
私は中央に27インチの4Kモニターを置いて左にMacBook Pro、右にiPadを置いて、これとは別にHPのOptiPlex3070小型デスクトップWindows機でディスプレイ、キーボードとマウスを兼用しています。
iPadを隣に置いておくと動画やSmartNewsを見る事も手軽に出来ますし、iPad側で詳しく見たいWEB上の情報はすぐにMacで見られるのもApple製品の連携力の素晴らしい所で、長年Windowsユーザーの自分が周辺全てをApple製品にしているのもその辺りの連携力です。
自分が普段使っているLogicoolのマウスとキーボードは最大3種類のマシンに接続可能なので、LogitechのFlowテクノロジーによってMacとOptiPlexはCtrlキーを押してマウスを画面の端へ寄せるだけで、簡単に切り替えが可能となっています。
これに関してはこちら
Macへ接続している状態だとサイドカー機能でiPadもモニターの様に利用できるのですが、一つだけ難点があります。
それはマウスの縦スクロールが機能しない事です。
※どうやら正確には機能しなくなると言う事の様で、暫く動いていてもそのうち機能しなくなる様で原因は不明です。
これはLogitechの物だからかどうかは分かりませんが、iPadの方へマウスを持って行っても縦スクロールが機能しませんので仕方なくマウスでドラッグしており大変不便。
自分の用途ではiPad側でマウスとキーボードを本格的に使う事は無いのですが、スクロールが出来ないので一層不便で使う気になれませんでした。
但し、iPadへ直接マウスを接続(Bluetooth)すると縦スクロールは動くんですよね。
先日、iPad側へ接続して(やはりこちらは縦スクロール動くよね)と確かめてマウスを探すとiPad上に見当たりません。
「うん?」と思ってモニターを見るとMacのデスクトップ上にマウスカーソルがありますw
何これ?と思ってBluetoothの接続状態を見るとiPadへ接続したままで、Macとは接続が切れています。
試しにキーボードを打つとiPadは勿論ですが、Macでも文字入力できます。
※ちなみに、この記事はiPadへ接続したままで、MacBook Pro側のブラウザでモニターを見ながら書いています。
考えたらサイドカーの連携はあくまでBluetoothとは関係無く(と思いますが)iPadへ繋いだ入力デバイスがMacでも使えるんですね。
この状態だとiPad側でもマウスの縦スクロールが利用できますし、勿論Mac側でも使え、キーボードも普通に兼用出来ます。
勿論、欠点はあります。
1)キーボードの認識がJISにならない
先ずiPadへ接続した状態にして設定からハードウェアキーボードでCraftを選択してJISへ設定するとiPadではJISキーボードとなります。
ただ、そのままMac側へ持ってくるとUSキーボードと認識される様で、
環境設定からキーボードの種類を変更でJISキーボードとしても変わらない様で、Logicool側の問題なのかMac側の問題なのかはも不明で今の所解決策が分かりません。
2)Flowの切り替えが手動となる。
まあ、これは当然かもしれませんが、iPadへ接続したままだと当然Flow機能は働きません。
3)マウスをiPad、キーボードをMacへ接続している場合はiPad側で入力できない
サイドカーの場合、マウスとキーボードが連携するのですが、この状態だとマウスはMacとiPadで共用出来ますがキーボードはMacでしか使えなくなります。
iPadで入力を行う場合はCraftの切り替えスイッチで切り替える必要があります。
結局、あちらが立てばこちらが立たず状態で、キーボードはやはりJISで使いたい為、最終的にはマウスはiPadへ繋いで、キーボードはMacへ接続した状態で使用する様にして、iPadで文字入力が必要な場合は切り替えスイッチでiPadへ接続すると言う方法で使っています。
Windows機は必要な場合にだけ切り替えスイッチで切り替えますが、普段はiPadへ繋がっている方が便利が良いですし、この縦スクロールが対応する様になっただけでも隣に置いているiPadの使い勝手が抜群に上がったと思いますが、これって何処の不具合なんでしょうねぇ。。