本日もデカフェの豆を焙煎しました。
もうロット的には2ロットめで、1ロット200g☓4。1度に200gを2回、400g焙煎するので、トータルで6回目になります。
記事で投稿したのは初の焙煎で
この後の焙煎はかなり深煎にしてみた所、香味が良かったので今回もかなり深煎にしてみました。
これだけ深煎にするとデカフェと言っても分かりませんね。
皿に乗っているのが1度目、紙袋で冷却した後、新聞紙の上で広げて冷却中なのが2度め。
量は増えていますが、やはり重さは22%(90g)程減ってました。
中々良い色艶をしています
このデカフェの豆は薄皮が殆ど無くなっていて、焙煎時のチャフも殆ど出ません。
今回は、初公開!溶岩プレートによる焙煎の動画をアップしてみました。
すみません。思い付きで、左手でiPhoneを持って撮影していますので画面揺れてますが、雰囲気は伝わると思います。
自分は豆の温度が200℃くらいまで上がるとガスを止めて予熱で焙煎をしていますのでガスの加温の音は聴こえず、換気扇の音だけ聴こえています。
凡そ150℃を超える辺りで、1ハゼが始まり、200℃くらいから2ハゼが始まりますが、2ハゼの状態から撮影していますので、その音が聴こえていると思います。
動画を見て頂くと分かりますが、手網焙煎にも関わらず、かなり楽そうなのが分かると思いますし、ハゼる音を聴きながら適時揺すっています。
動画はそれこそ最終段階なので、温度も高い為、焙煎過程の中では、比較的短い間隔で揺すってますが、それでも基本は溶岩プレートの上に置いて、2ハゼの音を聴きながら、ある程度ハゼ音が増えてきたら手網を持って揺する。と言う方法です。
温度が低い段階。例えば豆の温度が溶岩プレートの上に乗せて100度になるまでは比較的長い時間放置して、時々揺すると言う程度です。
この間は結構他の事をしたりしています笑
100度に到達した時点で(溶岩プレートは凡そ300度くらい)、一旦ガスを切って、そこから予熱で10分程掛けて水分を飛ばしますが、その間も比較的放置状態で時々揺する程度です。
溶岩プレートの蓄熱効果は大きいので、10分程経過すると、130度くらいに上昇しますので(溶岩プレートは250度くらいに下がっている)、再びガスを着火して、その後は、適時揺する程度で加熱して行きます。
これまでの間は、調理に近く、比較的暇なので、iPhoneで時間を計っている以外はiPadで動画を見ています笑
1ハゼは170度辺りから始まりますが、再加熱以後はそれ程ペースを変えずに適時揺すると言うを繰り返して15分くらい(豆の温度が200度くらい)になると2ハゼが始まりますが、動画は2ハゼ以後の最終段階です。
音を聴きながら、ハゼ音が増えてきたら持ち上げて揺すります。
手網にシリコンのカバーを付けている為、手網よりも保温も高くなっています。
以前は透明だったシリコンですが、焙煎を繰り返して不透明になっているので菜箸で捲って中を確認しています。
ハゼ音がかなり減って来たので終盤です。
再度開けて仕上がりを確認しています。
ほぼハゼ音が治まったの最後の一振りをしてで終了です。
この後は紙袋へ入れてドライヤーで冷却となります。
如何でしょうか。恐らく、手網焙煎は勿論の事、手鍋やフライパンの焙煎よりものんびりしているのでは無いかと思います。
又、溶岩プレートの予熱で最終段階の仕上げをしているので、最後の豆の温度上昇スピードが緩やかになっている筈で、この辺りも焙煎状態には良い効果を与えているのでは無いかと思います。
この辺りは、ガスの着火や加熱の状態を可変出来る為、逆に温度上昇スピードを上げようと思えば予熱では無く加熱を継続すれば良い訳で、溶岩プレートの蓄熱効果を使う事で、本格的な焙煎機と同様な温度調整に似たような効果もあげられます。