私は紙の楽譜を使わずにiPadPro12.9を使っていますが、重たい為、一般的な持ち運びが出来る譜面台では首の部分が不安定となるので、首が安定している譜面台を使っています。
これに関してはこちらに紹介記事を書いています。
普段の個人練習等で使う場合はこれで良いのですが、長時間使う場合は、iPadを充電したいんですよね。
ちょっと下手して(これ、こちら側から穴が開けられないので、反対側からドリルを入れた為、一部表面が破れてしまいました)綺麗に開きませんでしたが、充電ケーブルが通る穴を開けました。
ケーブルはこう言うBをCに変換するアダプターを使うと長くなって便利です。
最初に完成形を見せますが、こんな感じです。
譜面台の下にあるワイヤレスチューナーは2015年から使っているもので、もう廃品種なので紹介しても仕方ないですが、こんなものです。
又、譜面台の右下に貼り付けているコルグの温湿度計付メトロノームもこちらで紹介していますが、これも廃品種です。
これがあると、練習場で「暑いなぁ〜」とか「寒いなぁ〜」とか「今何時だ?」と言うのもすぐに分かって便利です。
それにしても、先のワイヤレスチューナーにしても元々KORGの製品をヤマハがOEMで販売していた物で、良い製品をすぐに廃品種にしちゃうKORGって製品のセンスが良いのか悪いのか分かりませんが、今日、紹介したかったのは譜面台の下に付いているこれです。
実はこれ、買い物を失敗したんですが、上手い事考えて無駄にならなかったと言う話です。
自分が従来使っているのはこう言うものです。
一番上の固定用はこれですが、今まで使った中ではこれが一番クオリティが高かったです。
最初のリンクの記事にもある様に譜面台に固定できるトレイを持っていますが、iPadを充電する時にモバイルバッテリー等を譜面台に置く為に、トレイまで持って行くのはちょっと荷物が多いなぁと思って何か良い物が無いか探して先の前後にホルダーがあるこれを見つけたんです。
これなら、前にチューナーを挟んで後ろにバッテリーを挟めば完璧♪と思ったら、前の方は最小の高さがチューナーよりも広くて固定出来ませんでした。
ちゃんと確認してなかった為の失敗です。
最初はこの部分を嵩上げする物を探していたのですが、ふと思い付いたのがこれを同じ方向へ取り付ける事。
これ、稼働部分はマイナスネジを緩めると取り外しが出来て向きを入れ替える事が出来ました。
モバイルバッテリーを取り付けてない場合はこんな感じです。
やや下の方になりますが気になりません。
こうすると上下である程度自由に幅が変えられて便利と言う事です。
自分が使っている手持ちの大きいモバイルバッテリーも取り付けられました。まあ、これが目一杯と言う感じでしたが。。
これで普段のiPadに関する充電の心配は無くなりましたが、例えば、充電が必要ない場合の応用としてこんな風に本来の用途の様にスマホを固定する事も出来ますね。
もちろん、ワイヤレスチューナーを持ってない人でもスマホとモバイルバッテリーと言う組み合わせもアリですね。
自分はヤマハのkitterと言う音楽練習アプリを使っていますが、モバイルバッテリーとスマホと言う組み合わせもありですね。
まあ、穴を開けなくとも、iPadを逆さまにして、電源スイッチが入らない様にiPadと譜面台の間に何か挟んで反対側から充電も出来ますし、休憩時間に横にして充電と言うのもありですね。
何れにしても、充電しながらで無くとも、譜面台にモバイルバッテリーが付いていると便利だと思います。
ちなみに、このアダプターの本来の使い方はこんな感じです。
広い方にスマホを取り付けて、反対側にモバイルバッテリーを挟むと長時間の録画等でスマホのバッテリーが消耗する事がありません。
スマホとバッテリーの組み合わせによって様々なスタイルに出来ます。
以上、最近、楽譜を見る為にiPadを使っている人が増えましたが、黎明期からのユーザーとしてちょっとしたアイデアを紹介しました。