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企業R&Dのデジタル革命「知財DXとAI」
ウェビナー開催のご案内
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こんにちは。
アイ・ピー・ファイン株式会社です。
寒くなって参りましたが、いかがお過ごしでしょうか。
この度アイ・ピー・ファイン株式会社主催のウェビナーを
12月16日(木)に開催致します。
今、企業ではDX化が加速しています。
働き方改革、リモートワーク、ネット環境、システム技術など、
多様な企業ニーズが目まぐるしく変化しながら進化していることを実感しています。
今回開催するウェビナー『企業R&Dのデジタル革命「知財DXとAI」』では、
知財業務においても、これまで主流だったアナログ業務を脱却し、
人手によるロスタイムを限りなく削減する方法と効果を、事例を交えてご紹介いたします。
ー プログラム 予定 ー
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12月16日(木) 14:00 - 16:30
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1:企業R&Dのデジタル革命「知財DXとAI」
2:知財DXに最適「THE調査力AI」最新機能情報
3:SDIへのAI活用・ユーザー事例
4:乞うご期待!2022年度に進化するTHE調査力AI
(1)CyberPatent Desk連係
(2)NEXTプロジェクトをスタート
・R&D向け情報ハブ化(論文・雑誌など)
・グローバル化(多言語)
・次世代システム化(スピード、大規模)
5:THE調査力AI活用事例
6:特許価値を評価する「PAT WARE」
7:引例や証拠資料など文献・論文の即時入手「SFX」リンクの紹介
※内容は変更となる場合がございます。予めご了承下さい。
参加費 :無料
開催形式 :Zoom
ご参加方法 :事前に下記お申込みフォームにて必要事項をご記入の上お申込みください。
お申込完了後、前々日の12月14日にメールにてZoom URLをお知らせ致します。
お申込期限 :12月13日(月)
お申込みフォーム:https://e.cnz.jp/sv/acf6/URGCrXBP
皆様のご参加をお待ちしております。
知財ワークをスマートに!
↓↓ 2分でわかる「THE調査力AI」動画をご覧ください ↓↓
https://youtu.be/KyFSQlsJT4I
━【 発信元・お問合せ先 】━━━━━━━━━━━━━━━━
アイ・ピー・ファイン株式会社
Tel:0742-36-7791
E-mail:service@ipfine.com
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東向商店街 は
近鉄奈良駅東側出口、行基(※1)の噴水広場のすぐ横に入り口があり、三条通りまでの間の約250mのアーケード商店街です。
商店街には、老舗のお店やお土産屋さんが並びますが、最近ではお洒落なカフェや雑貨店も増えていて、奈良散策定番スポットの一つです。
※1 行基(ぎょうき)は、飛鳥時代から奈良時代の僧です。当時、朝廷からは民衆に直接布教することを禁止されていましたが、民衆や豪族といった階級を問わず仏教を説きました。併せて困窮者の救済や、ため池・橋など多くの社会事業を指導したとのこと。当初、朝廷からは弾圧・禁圧を受けますが、その後、聖武天皇により奈良の大仏造立の責任者として招聘され、特に勧進は民衆の支持を受け大きな効果があったといいます。死後は朝廷から菩薩の諡号を授けられ、行基菩薩として後世まで親しまれています。
行基像噴水 ©tsudakko
この商店街は南北に通っています。
では「東向き」とは?
地図を見てみると、東向商店街のすぐ東に興福寺があるのがわかりますね。
興福寺は、平城遷都とともに当時の権力者藤原不比等によって飛鳥の地から当地に移されたお寺で、奈良時代には四大寺、平安時代には七大寺に数えられる、とても勢いを誇ったお寺です。
当時、なんとすべてのお店が興福寺を向いていた=”東を向いていた”ため東向の町名の起源となったとのことです。「興福寺さんにお尻を向けて商売はできない」と思ったかはわかりませんが、背を向けられないと思わせるほどの興福寺の反映ぶりだったのでしょうね。
以前に紹介した「中谷堂」さんは東向商店街を抜けた三条通りあります。
アイ・ピー・ファイン/奈良まほろばソムリエ検定 奈良通1級
tsudakko
システム開発でご協力いただいているU田さんから「鬼滅の刃という漫画が面白い」と教えてもらったのが3~4年前、その後アニメ化されるや空前のブームとなり今でもいろいろな場所でコラボ商品やサービスを目しますね。
そして、鬼滅の刃人気から、今 「鬼(オニ)ブーム」 でもあるそうです!
そもそも鬼とは何なのか?
民俗芸能学の講師をされている山崎敬子先生の受け売りとなりますが、日本初の百科事典「倭名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)」(平安中期)によると、
『鬼とは和名「於爾(おに)」、隠れて姿を見せないもの』
ある説では「穏(おん)」が訛って「オニ」となったとのことで、今よりもっと広いイメージであったとのことです。
山崎敬子先生の著書「都道府県別にっぽんオニ図鑑」には全国のオニが紹介されています。子供には絵本として、大人には日本各地のオニ文化を通して民俗芸能に触れることができる一冊です。
奈良にもいろいろなオニがいらっしゃいます、奈良ブログで少しずつ紹介していきますので、よろしくお願いします。
奈良・柳生の里に鬼滅の刃聖地のひとつ「一刀石」があります
柳生の里は奈良の市街地から車で40分くらい、奈良市の東部に位置する柳生十兵衛で有名な柳生新陰流発祥の地で、柳生一族・柳生藩ゆかりの文化財、緑豊かな自然や里山風景が残っています。
photo:柳生の一刀石 ©tsudakko
柳生の一刀石は、長さ 8m・幅7m・高さ2mの大きな花崗岩で、伝承によると「柳生新陰流の始祖 柳生宗厳(やぎゅうむねよし)(石舟斎)が天狗を相手に修行をし、ある夜天狗を切ったと思ったら実はこの岩を一刀していた」とのこと。
炭治郎が鬼殺隊最終選考に行くための修行の場面とそっくりなお話しですね、岩の上に錆兎と真菰の姿が見えるようです。
そして、柳生観光協会では、アニメや漫画、柳生の風景を活かした「コスプレ」撮影を柳生の魅力を発信する新しい芸術文化の一つと捉え、推進、応援されていますので、一刀石の前で炭治郎や鬼滅キャラになりきってみてはいかがでしょうか!
柳生観光協会 コスプレの受け入れについて
アイ・ピー・ファイン/奈良まほろばソムリエ検定 奈良通1級
tsudakko
知財AI活用研究会も第4期にもなり、メンバーの方々のベクトルも色々な方向に向かってきました。メンバーによっては、今年はアジア系の特許のAI判定にチャレンジしたい、あるいは中南米の特許をAI判定したいとの希望もあるようです。
Deskbeeは、その動作原理上から、例えば英語文書を読み込んでAI判定することは可能です。しかし英語に特化したストップワード処理がサポートされているわけではありません。英単語の品詞を正しく判別することもできません。英語文書であっても、「教師特許」に近い案件を何となく抽出することはできますが、日本語特許文書における「抽出精度」と比較すると、非常に劣ることは否めません。
そこで我々はDeskbeeにより海外特許をAI判定する際には、JAPIO GPG/FXの機械翻訳(和訳)文を使用することを推奨しています。いくら「人工知能」と呼ばれているとは言え、現在の特許AIは、決して「人間知能」の足元にも及びません。たとえば侵害防止調査にAIを使う際には、AI判定を使って侵害の可能性が高い案件群を抽出し、これらの案件を「人間知能」で査読する作業が必須になります。この「査読」の作業効率を高めるためにも、特許文書翻訳に優れたGPG/FXの機械翻訳を推奨しています。
ところが困ったことに、GPG/FXの情報源は欧州特許庁が運営するDOCDBです。DOCDBとはEspacenetが検索に使用しているデータベースのことです。欧州特許庁は、陸続きの中東や北アフリカ、あるいは目の前の地中海を飛び越えてアメリカ大陸を南下した中南米の諸国は、頑張って特許情報を集めてくれているようですが、アジアにはあまり興味がないようです。インドでの電子化特許情報が一般公開され始めたのが2005年。Espacenetに収録され、2005年~2014年の間に発行されたインド公報はわずか774件というレベルです。いくら機械翻訳が優れたGPG/FXであっても、得られる機械翻訳文はDOCDBの収録に制限されてしまいます。
ある程度の規模で特許が発行されている東南アジア6か国(ASEAN6)において、フィリピン・マレーシア・シンガポールでは特許文書は英語で記載されています。しかしこの国々の特許もGPG/FXからは十分な情報を得ることができません。
この数年、商用特許データベースの新興国収録も進歩し、非常に高い収録率を誇るデータベースも出てきているようです。たとえば米国のIFI Claims社では各国の特許情報を色々なデータベースベンダーに販売しているようです。
https://www.ificlaims.com/partners.htm
このような「非DOCDB系商用データベース」から英文情報を入手し、これを機械翻訳(和訳)できれば、GPG/FX非収録国であってもDeskbeeでAI判定させることができます。
前置きが長くなりました。次のような実験をやってみました。
・ 約6000件のUS特許をTHE調査力に取り込み、
・ THE調査力の「自動翻訳」機能を使用して機械翻訳し、

・ この機械翻訳文(RBMT翻訳文)と
・ GPG/FXから取得した翻訳文(SMT翻訳文)のそれぞれを、
・ DeskbeeでAI判定
させてみました。
Deskbeeが「よりSearch特許に近い」と判定した順序で、各案件を査読した時に査読した件数(横軸)と、再現率(縦軸)に描くと次のようになりました。

若干、GPG/FXの再現率がTHE調査力の翻訳文再現率を上回っている部分もありますが、SMTであってもRBMTであっても、ほぼ同程度のAI判定結果が得られることがわかりました。
AI判定の後の査読工程では、RBMTの
前側および背側を含む半導体基板を有する光電変換装置は本願明細書において開示される、半導体基板の前側の上に形成される保護層、半導体基板の背側の上に形成される第一非単結晶半導体層、第一非単結晶半導体層の背側の第1部分の上に形成される第一不純物を含む第一導電層および第一不純物および第二不純物を含んでいる2枚目の導電層は第一非単結晶半導体層の背側の第2部分に形をなした。
より、SMTの
【EJ】本願発明は、半導体基板の表面に形成された保護層は、半導体基板の裏面側に形成された第1の非単結晶の半導体層、第1の非単結晶半導体層の裏面側の第1の部分上に形成された第1の不純物を含む第1の導電層と、前面と裏面とを含み、半導体基板を有する光電変換装置である。そして、第1の非単結晶半導体層の裏面側の第2の部分上に形成された第1不純物及び第2の不純物を含む第2の導電層を形成する。
の方が適切な選択であることは否定しませんが、DeskbeeのAI判定にとっては、THE調査力の機械翻訳であっても問題なさそうという結果です。
みなさんがお使いの特許データベースから英語文が取得できる案件であれば、たとえその案件がDOCDBやGPG/FXに収録されていなくても、THE調査力の自動翻訳を利用することで、Deskbeeを使用したAI判定ができますよというご紹介でした。
アイ・ピー・ファイン株式会社/知財AI活用研究会アドバイザー
中西 昌弘
2021年8月22日現在、我ら阪神タイガースが首位キープ、高校野球では奈良智弁学園が甲子園16強と勝ち残っているので、今回は野球のグローブに関するお話しを。
奈良県の北西部にある「奈良県磯城(しき)郡三宅町」、面積が4.06㎢と全国で2番目に小さな面積の町です。
ちなみに一番面積の小さい町は大阪府忠岡町の3.97㎢、僅差ですね。
その三宅町は、全国でも有名な野球用のグローブ・ミットの生産地。
三宅町で最初にグローブの生産が始まったのは、ちょうど100年前の1921年(大正10年)で、野球グローブ100周年事業実行委員会さんによるサイトも立ち上がっています。
最盛期は全国の90%を生産
最盛期の昭和45年(1970年)ごろ、100軒ほどの業者が操業し587万個ものグローブ・ミットを輸出、近隣の地域桜井市・川合町などと合わせ全国生産量の90%を占める一大生産地であったそうですが、
その後は海外で生産される安いグローブ・ミットにおされ国内生産量が著しく減少してしまったそうです。
現在では、20軒の工房でオーダーメード品や高級品の製造がおこなわれているそうです。
筆者、高校まで野球をやってましたので、職人の方による手作りグローブは今でも憧れですね。夏の甲子園地区予選一回戦敗退の弱小校でしたが、三宅町のグローブを使っていたらもう少し野球も上手になっていたかも(多分)。
ふるさと納税の返礼品としても、少年用、軟式用、硬式用、各ポジション用、セミオーダーグラブと、全部で30種類もある手作りグローブが人気とのことです。
アイ・ピー・ファイン/奈良まほろばソムリエ検定 奈良通1級
tsudakko
奈良と京都は文化財のおかげで空襲を受けなかった?
昔、小学校の時などに習ったことがあったのか、薄っすらと真偽も知らず頭の隅にあった知識です。
「文化財があろうがアメリカ軍には関係ないよな?」と疑問も持っていたのですが、安倍文殊院でその答えの一つに出会いました。
安倍文殊院(奈良県桜井市)は、「三人寄れば文殊の知恵」で知られる文殊菩薩をご本尊とする日本三文殊第一霊場であり、安倍一族のお寺です。
平安時代の有名な陰陽師・安倍晴明を祀る「晴明堂」もあり、この地は古来より安倍晴明信仰の聖地でもあるそうです。
安倍文殊院 晴明堂
©tsudakko
さて、その晴明堂のすぐ近くに「ウォーナー博士報恩供養塔」があり、その案内板によると、
“ウオーナー博士は、一八八一年アメリカのニューイングランド生まれ、ハーバード大学出身の東洋芸術史家で日本美術の偉大なる権威者です。第二次世界大戦において、日米の風雲急なるやその親友ハル国務長官を訪ねて戦争防止を進言されました。不幸開戦となるや、アメリカの政府と軍の上層部に辛抱強く奈良と京都を初めとする古都の文化的価値の説得に成功されたおかげで、アメリカ軍の日本本土空襲の時にも空爆リストから外されました。”
(ウォーナー博士報恩供養塔案内板より)
戦争そのものの被害を考えれば単純に喜んでよいことではないかもしれませんが、この案内板からは奈良と京都などの文化財が戦火を逃れることができたこと、そこにはウォーナー博士の功績があったと知ることができました。
安倍文殊院 ウォーナー博士報恩供養塔
©tsudakko
そして、案内板にはこう続きます。
“この地に立つウオーナー報恩塔はこのウオーナー博士の功績に大変感動した桜井市の一市民であった中川伊太郎さんが、日本人が博士へ寄せる感謝の気持ちを永遠に残したいという気持ちから自費で建立されました。因みに中川さんは当時、失業対策事業で働く日雇い労働者という大変苦しい生活を送っていたにもかかわらず、こつこつと蓄えた十万円の全財産を出して昭和三十四年五月に建立されたものです。(以下略)”
安倍文殊院 ウォーナー博士報恩供養塔案内板
©tsudakko
なんと、このウォーナー博士報恩供養塔は、中川伊太郎さんという一個人によって建てられた碑でした。
なお、現在では、米軍が京都・奈良を攻撃目標にしなかったのは『民間地域を集中攻撃目標にすべきでないという基本的方針のため,爆撃順位が東京や大阪に比べ後回しであったため,レーダー爆撃に不向きだったため』などであり、ウォーナー博士による功績などではなかった、という説が一般的なようです。
そうであったとしても
そうであったとしても、中川氏の思いや行いは戦争の教訓とともに引き継がれていくべきであると、ここに記したいと思います。
8月15日、終戦の日に。
アイ・ピー・ファイン/奈良まほろばソムリエ検定 奈良通1級
tsudakko
高速でおもちをつく映像、お正月のテレビ番組などでご覧になったことありませんか?
その高速お餅つきの正体は、奈良のよもぎ餅のお店「中谷堂」さん!
近鉄奈良駅から東向商店街を抜けたところにお店があり、実際に高速お餅つきを見ることができます。
コロナ前、いざお餅つきが始まるとお店の前にはこの人だかり。早くこの光景が戻ってきてほしいです。
©tsudakko
高速餅つきはパフォーマンスにあらず!
中谷堂さんのホームページによると、高速餅つきは「パフォーマンスではありません」とのこと。
やわらかくてよく伸びて、でもコシのあるお餅に仕上げるためには欠かせないつき方で、ご店主の故郷、吉野郡上北山村に古くから伝わる餅つきの方法だそうです。
中谷堂さんのYouTubeより
たっぷりのあんこをつきたてのよもぎ餅でくるんだ無添加手作りのお餅は、猿沢池周辺の食べ歩きにぴったりのファストフード。
俳優の玉木宏さんも、テレビドラマ『鹿男あをによし』の奈良ロケ以来大好きになられたそうです。
©tsudakko
奈良散歩のお供、奈良土産に、是非お求めくださいませ。
アイ・ピー・ファイン/奈良まほろばソムリエ検定 奈良通1級
tsudakko
奈良公園の南西位置、ならまちの東側入口あたりにあたる「福智院北」交差点の案内板。
こっちも文化財、そっちも文化財を指し示す圧巻の案内板で、奈良に来て初めてこの案内板を見たときはちょっとびっくりしました。
©tsudakko
ここからすぐ近くにある「福智院」さんには、宝冠を被られた美しいお顔の十一面観音様がいらっしゃいます。
春と秋の短い期間だけ開帳される秘仏で、素敵な御朱印が頂けますのでならまち散策の際にはぜひ行ってみてください。
@tsudakko
アイ・ピー・ファイン/奈良まほろばソムリエ検定 奈良通1級
tsudakko
先日、伊藤若冲の花鳥画など、新たに5点の絵画・書籍が国宝指定されることになったニュースがありました(令和3年7月16日 文化庁発表)ので、今回は奈良の国宝について。
国宝とは、文化財保護法で分類される有形文化財(美術工芸品、建造物)のうち、“重要なもの”を「重要文化財」、なかでも“特に価値が高いもの”。
国宝の数は、この5点を加えて1,130件となるそうです。
そして、都道府県別の国宝保有数で、奈良県は堂々の1位!
と言いたいところですが、実際は東京、京都に続いて3位の指定件数となっています。
令和3年7月1日現在(重要文化財の件数は国宝の件数を含みます)
引用:文化庁「文化財の紹介」
奈良の国宝といえば、「奈良の大仏」こと東大寺の銅造廬舎那仏坐像をはじめ、阿修羅像で有名な興福寺の乾漆八部衆立像、12年にもわたる史上初の全面解体修理を今年終えた薬師寺東塔など、一度は写真や映像で、または現地で見たことのあるものも多いかと思います。
その中でも私のおすすめは、新薬師寺!
東大寺の銅造廬舎那仏坐像(奈良の大仏)で知られる聖武天皇、大仏造立の途中で体調を崩されます。天皇の病気平癒を祈り、お后の光明皇后によって創建されたのが新薬師寺で、東大寺ととても結びつきがあるお寺です。
創建当初は、金堂など七堂伽藍や東西両塔が建ち並ぶ大寺院でしたが、落雷、台風で多くのお堂が失われてしまい、
現在は、鎌倉時代の再建である鐘楼・地蔵堂・南門・東門(いずれも重要文化財)、
そして天災の被害を唯一逃れ、奈良時代から残る数少ない貴重な建造物として国宝に指定されている本堂を残す伽藍配置となっています。
写真:十二神将像から「伐折羅(バザラ)大将」 まさに怒髪が天を衝く様です! ©新薬師寺
許可をいただき新薬師寺様のHPから転用させていただきました
その国宝の本堂内には、やはり国宝の木造薬師如来坐像※1 を中心に、伐折羅(バザラ)大将で有名なこれもまた国宝の塑像十二神将像※2 が、お薬師様の周囲を守るかのように取り囲む荘厳なお姿を間近に拝むことができる、とても貴重なお寺なのです。
※1 木造薬師如来坐像は、体の病、心の病などすべての病を治す霊薬の入った薬壺(やっこ)を左手に持ち、病気を治す仏として信仰されている新薬師寺の本尊で、平安時代初期ごろの制作とされています。頭から胴体は一本のカヤの木から彫り出され、木芯部分が使われているため元の木は胴体の幅の2~3倍の直径を持つ樹齢1000年を超える巨木であったと考えられています。
穏やかで力強く、圧倒的なボリューム感のある姿は、我が国屈指の仏像彫刻とされ国宝に指定されています。
※2 薬師如来は、修行時代に人々を救いたいという思いから十二の誓いを立てます。この十二の誓願がそれぞれ神格化したのが「十二神将」です。一躯で7,000、合計84,000の部下を持つ大将で、薬師如来の眷属として十二の方角を守っています。
新薬師寺の十二神将立像は奈良時代に制作された、最古にして最大の十二神将像で、塑像彫刻の傑作として国宝に指定されています。
許可をいただき新薬師寺様のHPから転用させていただきました
東京に国宝が多いのは、国宝所蔵数日本最多の東京国立博物館をはじめとして、美術館や博物館に収蔵されている美術工芸品が多いのが理由です。
もちろん、文化財の保護と公開という意義は非常に大きいといえますが、
奈良には新薬師寺のように、あるべき場所に、あるべき姿のまま存在する国宝や文化財がたくさんありますので、機会あれば是非奈良に来てみてください!
令和3年7月28日現在、東京国立博物館にて、奈良とゆかりのある特別展が開催されていますので、なかなか奈良には行けないよ、という関東の方も東博で奈良に触れてみてください。
- 特別展「国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」(令和3年9月12日まで)
- 聖徳太子1400年遠忌記念 特別展「聖徳太子と法隆寺」(令和3年9月5日まで)
近くの国宝を探してみよう:
文化庁「国指定文化財等データベース」や、奈良文化財研究所「文化財総覧 WebGIS」などで文化財の検索ができますので、皆さんの近くの、また所縁の土地の国宝を調べてみてはいかがでしょうか。
アイ・ピー・ファイン/奈良まほろばソムリエ検定 奈良通1級
tsudakko
奈良県は、北に京都府、西に大阪府・和歌山県、そして東は三重県に囲まれた「海なし県」です。
かつて、県民ネタバラエティー番組での奈良県民が砂浜の熱さに悶絶するというエピソードに『どの県民でも砂浜は熱いだろ!』と家族で突っ込んだ記憶があります。
そんな海なし県ですが、南北に長い形をしていて、その真ん中に「中央構造線(メディアンライン)」と呼ばれる境界線があります。
この「中央構造線」は、九州・四国~紀伊半島を横断し、その北と南で、地形や気候、植物などの自然環境の違いを生み出している境界線なのです。
奈良県ってこんな形
この境界線の南は、深い谷と急な山岳からなり、夏でも比較的涼しく年間をとおして雨の多い地域です。特に「大台ケ原」は1日の降水量が1200mm(大正時代)、冬には気温-25度というすごい記録があるそうです。
一方、境界線の北には、温暖で少雨の奈良盆地が広がります。
この奈良盆地を中心に、原始の時代から古代・中世・近代と長い歴史、多くの文化が展開していくのですが、われわれアイ・ピー・ファインもこの地を拠点に歴史ある会社になるよう頑張っていきたいと思っています。
奈良を感じるテレビ番組:
BS-TBSで毎週水曜日、吉岡里帆さんキャストで「奈良ふしぎ旅図鑑」という番組が放送されています(よる8:54~9:00)。6分という短い番組ですが、奈良の『素敵なふしぎ』をぎゅっと凝縮して紹介されている番組です。機会あればぜひご覧ください。
アイ・ピー・ファイン/奈良まほろばソムリエ検定 奈良通1級
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