システム開発でご協力いただいているU田さんから「鬼滅の刃という漫画が面白い」と教えてもらったのが3~4年前、その後アニメ化されるや空前のブームとなり今でもいろいろな場所でコラボ商品やサービスを目しますね。
そして、鬼滅の刃人気から、今 「鬼(オニ)ブーム」 でもあるそうです!
そもそも鬼とは何なのか?
民俗芸能学の講師をされている山崎敬子先生の受け売りとなりますが、日本初の百科事典「倭名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)」(平安中期)によると、
『鬼とは和名「於爾(おに)」、隠れて姿を見せないもの』
ある説では「穏(おん)」が訛って「オニ」となったとのことで、今よりもっと広いイメージであったとのことです。
山崎敬子先生の著書「都道府県別にっぽんオニ図鑑」には全国のオニが紹介されています。子供には絵本として、大人には日本各地のオニ文化を通して民俗芸能に触れることができる一冊です。
奈良にもいろいろなオニがいらっしゃいます、奈良ブログで少しずつ紹介していきますので、よろしくお願いします。
奈良・柳生の里に鬼滅の刃聖地のひとつ「一刀石」があります
柳生の里は奈良の市街地から車で40分くらい、奈良市の東部に位置する柳生十兵衛で有名な柳生新陰流発祥の地で、柳生一族・柳生藩ゆかりの文化財、緑豊かな自然や里山風景が残っています。
photo:柳生の一刀石 ©tsudakko
柳生の一刀石は、長さ 8m・幅7m・高さ2mの大きな花崗岩で、伝承によると「柳生新陰流の始祖 柳生宗厳(やぎゅうむねよし)(石舟斎)が天狗を相手に修行をし、ある夜天狗を切ったと思ったら実はこの岩を一刀していた」とのこと。
炭治郎が鬼殺隊最終選考に行くための修行の場面とそっくりなお話しですね、岩の上に錆兎と真菰の姿が見えるようです。
そして、柳生観光協会では、アニメや漫画、柳生の風景を活かした「コスプレ」撮影を柳生の魅力を発信する新しい芸術文化の一つと捉え、推進、応援されていますので、一刀石の前で炭治郎や鬼滅キャラになりきってみてはいかがでしょうか!
柳生観光協会 コスプレの受け入れについて
アイ・ピー・ファイン/奈良まほろばソムリエ検定 奈良通1級
tsudakko

