元犬嫁日記 -16ページ目

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11Jun
- play unit - fullfull 『サヨナラとさようならをする』
  8月の公演情報です。play unit - fullfull という劇団に客演します。ダブル演出・ダブルキャストで潮騒編・漣編の2バージョンあります。僕は潮騒編に出演予定です。チケットの予約がこのブログ上からもできるようになりました。下記申し込み方法のメールアドレス宛にお送りください。ご来場を心よりお待ちしております。play unit - fullfull 『サヨナラとさようならをする』公演日程8月 9日（水）潮騒編）19:30 8月10日（木）漣編）19:30 8月11日(金）潮騒編）19:30 8月12日(土) 潮騒編）14:00 漣編）19:00 8月13日(日) 漣編）14:00 潮騒編）19:00 8月14日(月) ☆潮騒編）14:00 漣編）19:00 8月15日(火) ☆漣編）14:00 潮騒編）19:00 8月16日(水) 漣編）18:00 チケット発売日７月１日(土）＜申し込み方法＞メールのタイトルを　『サヨナラとさようならをする』として、・お名前・希望日時（2バージョンございますのでお間違いのないようご注意ください　通し券をお求めの方はその旨記載願います）・枚数（学生の方はその旨記載願います　当日は学生証の提示を求められます）・メールアドレス・電話番号をお書きのうえ、inux6@yahoo.co.jp までお送りください。当日、受付にてのご精算となります。料金前売・・・・￥２５００ (日時指定整理番号付）昼割☆前売･当日共・・・￥１９００　学割☆前売･当日共・・・￥１９００(劇団予約及び当日のみ。受付に学生証提示）通し券・・・￥４３００(両バージョン御覧頂けます。劇団扱いのみ。）　当日・・・￥２７００会場下北沢ＯＦＦＯＦＦシアター小田急線・京王井の頭線下北沢駅南口降りてすぐ左 3F　徒歩0分　「潮騒編」演出/ヒロセエリ出演/広瀬喜実子　前里瑛一　遠藤友美賀犬飼若浩　冨塚智(ONEOR8) 　小山待子　芳賀晶（カノン工務店）　小松君和（神様プロデュース）　石黒圭一郎（劇団コーヒー牛乳）　勝平ともこ（劇団M.O.P.) 　「漣編」演出/大山鎬則（ナイロン100℃・シグナルズ）出演/青山貞子　杉木隆幸　坪内悟　天野直子　鶴巻尚子　福田英和（⑦の椅子) 　佐々木崇雄　常磐昌平（ブリングアップ）　岡本篤（劇団チョコレートケーキ) 　杉山薫（ナイロン100℃）　＜ＳＴＡＦＦ＞作：ヒロセエリ　「潮騒編」演出/ヒロセエリ　「漣編」演出/大山鎬則（ナイロン100℃・シグナルズ）照明：山口功一　音響：筧良太(Sound　Cube)　舞台監督：西廣奏　演出助手：金子亮　衣装：東京ストロー　小道具：プリント　宣伝美術：川本裕之　Web・イラスト：キミコ　舞台写真：及川あき　モデル：大山鎬則　フルフル　協力：DUCK SOUP　Habanera　Queen B　（株）豪勢堂　（株）オフィスパレット　タイムリーオフィス　ナイロン100℃　劇団M.O.P.　シグナルズ　ONEOR8　　故林工房　７の椅子　カノン工務　神様プロデュース　　劇団コーヒー牛乳　劇団チョコレートケーキ　STUDIO BIFF　企画・制作/fullfull　
06Jun
- 金曜エンタテイメント
  先週の土曜日にドラマの撮影に行ってきました。フジTV金曜エンタテイメント（金曜夜9時～）です。そこで僕は斎藤洋介さんと台詞のやりとりをしました。斎藤さんは名古屋出身の俳優さんで、SMAP×SMAPにレギュラー出演されている面長の人、と言えば分かり易いでしょうか？斎藤さんは無実の罪で捕まった犯人役、僕はその弁護士という設定。拘置所・接見室で透明のガラスをはさんで、二人が話しているというシーン。リハーサルが終わり、スタッフの方々が機材の調整をしているとガラスの向こうで斎藤さんがこちらを見て口を動かしているのが見えました。しかし、ガラス越しのせいなのか、何を言っているのか良く聞き取れません。「これは絶対台詞だ、台詞に違いない。僕と練習をしようとしてくださっているんだ。」感激するとともに、慌てふためく僕。「いったい今、台詞のどのあたりを読んでいるのだろう？スタッフさんの話し声が入り混じって良く分からない！かと言って、聞こえませんとは死んでも言えない！」その直後、斎藤さんの口の動きが止まりました。「ここだ！ここが台詞終わりに違いない！次は僕の台詞だ！…いや、どうなんだろう？もし違っていたら…ええい、いちかばちかだ！」僕は思い切って自分の台詞を斎藤さんに向け発しました。「どうだ？どうなんだ！」すると次の瞬間、斎藤さんの口がまた動き出したのです。「やった！あのタイミングで合ってたんだ。よくやった俺！」帰りは、池袋までスタッフの方に車で送って頂ける事になり、後部座席に座ると隣りの席になんと斎藤さんが！「お疲れ様でした。」やっと一言ことばを交わして、後は池袋駅まで無言の車中。「僕も名古屋出身なんですよ。」「家なき子、観てました。」さまざまな言葉が宙を舞っては消え、車はいつしか目的地へ。さっと車を降り、足早に立ち去る斎藤さんの後姿を見ながら、充実感に浸る僕なのでした。
25May
- 『室岡悟　相談会』
  ＊この公演は終了致しました。ご来場ありがとうございました。企画・構成：安田ユーシ出演：室岡悟　他　ゲストあり日時：２００６年７月２１日（金）時間：１９：００開場　１９：３０開演場所：渋谷公園通りクラシックス料金：前売り・当日共１，８００円(ドリンク代別・各自１ドリンク注文ください) ＜前売はメールにて予約受付／５月２２日～＞　室岡悟に「相談」がある方のみ、ご入場出来ます。（相談ない方もお気軽にお越しください）早急に悩みを解消したい方は、予約の際、相談内容をお書き下さい。当日、優先的に室岡悟が相談に乗ります。尚、時間の都合上、来場者全員の相談に乗れるとは限りません。ご了承ください。＜申し込み方法＞メールのタイトルを　『室岡悟　相談会』　として、・お名前・枚数（お一人様２枚まで）・メールアドレス・電話番号・具体的な相談内容をお書きのうえ、live@twinkle-co.co.jp までお送りください。当日、受付にてのご精算となります。定員になり次第締め切りとさせていただきます。※この企画にゲスト出演する予定です。森谷ふみも出演予定です。詳細は未定の謎の企画です。
17May
- 8月に
  舞台をやる事になりました。まだ詳細が決まっておりませんので、情報が出揃ったら「公演のご案内等」でお知らせします。そして9月と10月にも公演予定がありまして、9月はまだ保留中、10月は安田ユーシとのあの企画です。こちらも詳細が決まり次第このブログでお知らせします。以前、自分の企画で何かやりたいという事を書いたのですが、それは一人芝居です。でも、どういうものにしたらいいのかまだまとまっていません。もう少し考えてみようと思っております。年内中にはかたちにしたいなあと。あと、TVドラマにもちょこっと出ます。6月以降に情報を掲載します。新しい仕事もなんとか決まりそうです。こちらもちょっと面白い展開になりそうなので書ける範囲でまたお伝えします。「犬嫁日記」はもう少し頻繁に更新できるようにしたいと思っていますので今後とも宜しくお願いします。
13May
- マンガ喫茶にて
  普通の日記「マンガ喫茶にて」の記事内容を削除しました。このブログの目的は、読んでくれた人を楽しい気持ちにさせることであり、今回の記事内容は、その目的に合わない内容だったと判断したためです。コメントを頂いた方、この記事を読んで不快な気持ちになった方にお詫び申し上げます。内容は事実であっても、読んで楽しめないもの、不快な気持ちにさせるものを掲載する気持ちは全くありません。今回の記事に関しては、その判断が甘かったと反省しております。みなさんに喜んでもらえるような記事内容を心がけてまいりますので今後とも宜しくお願い致します。
08May
- 犬嫁日記＃19：「閉まらない女」の巻
  会社を辞める事を嫁さんに話したところ、「それはいいけど、お風呂入れてくれる？」という返事。このひと優先順位がめちゃくちゃです。　　　　　　　　　　　　　犬嫁日記＃19：「閉まらない女」の巻飲み物や食べ物には蓋がつきものです。ジュースの瓶の蓋や、ケチャップのプラスティック製のパコっと開く蓋など、etc…今回は蓋にまつわるお話。うちの嫁さんは蓋を閉めるのが苦手です。僕が仕事から帰ってきて冷蔵庫を開けると、必ず何かの液体が僕の顔めがけて飛んできます。この間は飲みかけのオレンジジュースがバシャッとかかりました。その前は牛乳が。これは注意しなければいかんと思い、嫁さんに話すと、嫁：「反射神経が悪いんじゃない？」僕：「そういう問題じゃない。」嫁：「蓋って閉めるのが難しいんだよね。」僕：「別に難しくないだろ。」嫁：「え、なんで？」僕：「なんでって、えっなんで？」嫁：「なんか固いし、どうせまた開けるんだし、まあいいかって気にならない？」僕：「ならない。」嫁：「そう、…気が合いませんね。」僕：「だからそういう問題じゃないだろ！」嫁：「ねえ、そんな小さな事で議論してる暇があったら皿でも洗ってよ。」僕：「自分が食べたものは自分で洗いなよ。」嫁：「見て！この手、こんなに荒れて。」僕：「…」嫁：「私の手がボロボロになってもいいっていうの？」僕：「…」嫁：「もう私の事なんかどうでもいいと思ってるんでしょ？」仕方なく洗い物をしていると嫁「ねえ、コーヒーが飲みたい。」僕：「インスタントしかないよ。」嫁：「入れてくれる？」仕方なくキッチンの棚からインスタントコーヒーの瓶を取り出そうと手を伸ばすと、瓶の蓋がぽろっと落ちた。イラッとしながらもコーヒーカップに入れようと瓶を振るが、コーヒーが出ない。固まってる…僕：「蓋が、蓋が、ちくしょー！」嫁：「いつまでもふた、ふたってしつこいなー。何をひとりで怒ってるの？開いた口が塞がらんわ。」僕：「うまくまとめやがって！もう許せん！離婚だ！」嫁：「ねえ、見て見て、何とかって俳優が何とかって女優と結婚するんだって！絶対離婚するよねこのふたり！」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　苦難は次回へ続きます。犬
30Apr
- 生きてるだけで大丈夫
  何もやることがない時って、恐怖を感じたりしませんか？僕は、今まさにそんな気分です。昨日も特に予定はなく1日家で本を読んだりしていました。今日もそうです。なんだろう？このボワーッとした感じは。そしてこの感じを文章にしてみれば、何か解決策が得られるのではないかと考え今これを書いているわけです。Ｑ．このボワーッとした感じの正体はなに？①時間を無駄に使っていることへの罪悪感②友達が少ないことを誰かに突っ込まれているようなトラウマ感③仕事がない事を笑われているような被害者妄想感④いい天気なのに外にも出ないめんどうくさがり人間感Ａ．これらに対する僕の開き直り方はこうです。①時間を浪費するのは最高の贅沢②友達が多いからその人がすばらしい人間だとするのは妄想③仕事でしか自分を成立させられない人間の戯言④外出すれば気分がいいのは当たり前！むしろそこに逃げ込む事が問題まあ、こんな自問自答をしながら二日間過ごしてた訳ですね。うーん、くだらない。外出してこよう。そして今週は忙しくなるぞー。
17Apr
- 自由への扉
  お仕事を辞めることになった方がコメントされていたので、僕の仕事の話をします。実は僕は企業でアルバイトをしているのですが、これに関しては今まで触れてきませんでした。僕は基本的に役者を生業としたいと思っているので、会社で働いている事はあまり話したくなかったのです。でも、世の中の大半の人は会社勤めをしていて、その中でいろんな経験をしている筈です。僕は会社の中で起こる様々な出来事をみなさんと同じように体験している訳です。で、何が言いたいかというと、僕も会社を辞める事になりました。1月～2月にかけて公演を続けざまにやっていた事で、会社をかなり休まなければならず、結果的にそれが原因のひとつとなったわけです。この会社には7年もの間お世話になりました。いつかこの日が来ることは分かっていましたが、感慨深いものがあります。そして、この日が来なければならないとも思っていました。役者やるつもりですからね。不安はたくさんあります。自分の収入源のひとつを失うのはやっぱり怖いです。でももっと怖いのは、自分が保守的になって身動きが取れなくなる事です。辞めないで済む方法はいくつかあったとは思うのですが、今回あえて延命措置は取りませんでした。自由は恐ろしいものですが、飛び込まないと次の扉が開かないと思うわけです。
12Apr
- ワークショップにはまりそう
  先日ワークショップなるものに参加してきました。実は演劇人のくせにワークショップ経験がゼロの僕はかなり緊張しながらの参加となりました。ところが、これが思ったより楽しくて終わった後のビールが美味しい事！調子に乗って、違うワークショップにも顔を出そうかと思っているところです。そもそも僕は、役者としては練習不足で人見知りで小心者という3拍子そろった怠け者なので、今回はほんとにいい経験でした。いろんな役者さんとも知り合いに慣れたし、自分としてはほんとにがんばってコミュニケーション取ったつもりです。やっぱり外に出ないといけないなと思いました。ともすると引きこもりがちになる自分の気持ちに鞭を入れて。
30Mar
- 桜の森の満開の下
  実は今、ある悩みを抱えているのですが、悩みというのは人に話すと楽になるものです。悩みを自分の中に溜め込んでいるとどんどん増殖していって、とてつもないストレスになったりします。そうなる前に話すことができる人がいるというのは、これはとてもありがたいことです。おそらく話した時点で、７０％くらいのストレスは解消されているのでは？と思います。桜の季節というのは、人の気持ちを不安定にさせるようで、さあ、これからどうしようか？そんなことばかり考えてしまいます。大事なことは何なのか？それをまず思い出してから決めようと思います。
19Mar
- 犬嫁日記＃18：「整形願望」の巻
  犬嫁日記です。ずいぶん前から来客用の敷布団が見当たらないので嫁さんに問いただしたところ、ベランダに干したら次の日無くなっていたとの事。下を見るのが怖いです。　　　　　　　　　　　　　犬嫁日記＃18：「整形願望」の巻うちの嫁さんは同じ話を何度もする事があります。その中の一つが整形に関しての話。嫁：「ねえねえ、プチ整形しようと思うんだけど。」僕：「そんな事しなくていいよ。」嫁：「え、なんで？」僕：「だってお金がかかるじゃない。」嫁：「そんなにはかかんないよ。」僕：「嘘つけ。整形するのにお金がかからない訳ないだろ。」嫁：「お金の事はどうでもいいの。それよりどこを整形するか迷うわ。」僕：「…」嫁：「ねえ、どこを整形するといいと思う？」僕：「だから、整形しなくていいって言ってるだろ。」嫁：「大事なことだから真剣に考えてよ。」僕：「…」嫁：「私の顔なんかどうなってもいいって思ってるでしょ？」僕：「…鼻かな？」嫁：「えーーーーーっ？！それ本気で言ってるの？」僕：「え、なんで？」嫁：「ちょっと信じられへんわ！」僕：「だからどうしたんだよ？！」嫁：「鼻はいいやんか！！」僕：（聞かれたから答えたのに…）嫁：「鼻には自信があったのにショックやわ。」僕：「じゃ、口かな？」嫁：「えー、くちー？結構いい形だと思うんだけど。」僕：（じゃあどこって言えば気が済むんだよ）嫁：「やっぱり目かな？」僕：「そうだね、目かもね。」嫁：「なんか適当に答えてるでしょ。私の目はどうせ小さいですよ。」僕：「だから整形はしなくていいって言ってるじゃない。」嫁：「でもいちばんやりたいのは…顔を小顔にする事なんだよね。」僕：「…もうそれは大手術だ。」2ヵ月後嫁：「ねえねえ、プチ整形しようと思うんだけど。」僕：「顔を小さくすれば？」嫁：「分かってないなあ、プチ整形だよ？それじゃプチじゃないやんか。」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　苦難は次回へ続きます。犬
13Mar
- 猫のばなし
  先日「猫魂」という劇団のお芝居を見ました。センスの良い映像や、バンドが生で演奏していたりで、目や耳にとても心地のいいライブでした。出ている役者さんも個性のある方ばかりで好感が持てました。でも、なんで猫が付く名前の劇団が多いのだろう？お芝居見ない人にはピンと来ない話かもしれませんが、多いのですよ、猫なんとかって名前。猫と言えば、うちのマンションでは猫被害に頭を痛めています。猫がベランダを通り道にしていて、排泄していくのです。つまり、猫のトイレ状態なわけです。掃除しても掃除しても、次の日になると猫のウンチが…一度など、徹夜した日の朝方にカーテンを開けたら5匹の猫がうちのベランダにいて、ジーッとこちらを見ているではありませんか！僕は猫好きなんですが、これには参りました。「猫のトイレ」って名前の劇団があったら、ちょっと冷静ではいられないと思います。
03Mar
- 公演終わってリハビリ済んで
  当時はポピュラーの公演が終わりました。劇場にわざわざ足を運んで頂いたみなさまありがとうございました！中には遠いところからいらっしゃってくださった方もいて日本が狭く感じられました。1月、2月と立て続けに舞台をやって思った事は何かを連続でやるということはとてもいい修行になるという事でした。感覚が鋭くなっていくような、舞台上にいる事が日常化して、そこにいる説得力が増すというか理屈ではない何かを感じる事がありました。というわけで、今は次に何をやるかで頭がいっぱいです。それも、できるだけ自分で企画してやる方向で考えていきたいと思っています。僕は怠け者なので、こうやって文章にしておけばやらざるを得なくなると思って書いてたりもします。TBS系「銭湯の娘?!」2006年3月20日(月)第8週第36話に牛乳業者役にて出演。http://mbs.jp/sentou/index2.html
19Feb
- 緑山スタジオで彷徨う
  先日、TVドラマの収録でTBS緑山スタジオに行ってきました。小田急鶴川駅に降り立った僕は、まずドトールで気分を落ち着け念には念を入れて、遅刻しないようタクシーでスタジオに向かいました。タクシーがスタジオの敷地に入ると、警備員が現れ警備員：「入館証をお持ちですか？」僕：「撮影で来たんですけど…」警備員：「出演者の方ですか？」僕：「はい。」警備員：「失礼しました。どうぞ。」これで一気にテレビの仕事をする気分に。しかし、やっぱり今回もスムーズにはいかなくて、入り口から中に入ったはいいものの、どこに行けばいいのか分からず近くに立っていた男性に質問。僕：「すいません、M2スタジオはどこでしょう？」男性：「さあ、どこでしょう？」聞く相手を間違えた。ここで心を落ち着かせ、スタジオの案内図を見つけ、⇒の方向へ向かい歩き出す。しかしやはり辿り着けない。警備員室を見つけたので少しホッとする。僕：「すいません、M2スタジオは？」警備員2：「3階に上がって、右行ってすぐ右です。」ようやくスタジオには辿り着いたものの、自分がどこに居ればいいのか分からない。ふと、廊下の掲示板を見ると、僕の名前が！犬飼　若浩　出演者控え室15なんだこれは？ここに居ろという事か？なんだかドキドキしながら出演者控え室15を探す。しかし歩くごとに控え室NOは32、33、34と数字がでかくなっていく。逆方向だ！引き返すとありました、控え室15。ドアを開けると、テーブルに鍵と台本が。しかし、ここでまた疑問が。この台本はもらっていいのだろうか？そんなことを考えているとノックがして出番に。撮影はなんとか無事終了して、控え室に戻り、台本をジーッと見つめてからこそっとカバンに収め、現場を後にしました。TBS「銭湯の娘！？」第36話　牛乳屋さんの役でちょこっと登場します。このあいだお伝えしたCMは「ヤクルトのヨーグルト」のCMです。関根　勤さんとはなさんが出てます。そして今、稽古が架橋にさしかかった「当時はポピュラー5」今日もこれから稽古です。こちらは今月24日から始まります。行ってきます。
13Feb
- コマーシャル撮影現場に潜入
  昨日はコマーシャルの撮影に行ってきました。どんなコマーシャルかとかそういう情報はたぶん言っちゃいけないような気がするので、それ以外の、たぶん話しても誰も文句を言わないであろう部分でお話します。撮影の合間、僕に飲み物を勧めてくれたスタイリストの女性。年齢は僕より少し上くらい。ピリピリした現場の中で、ただ1人ニコニコしながら僕の横に座っていたのですが、この人かなり落ち着きがなく、「絶対さわるな！」と貼り紙が貼ってある撮影機材に思いっきり足を引っ掛けて転びそうになったり、僕にやたら梅こんぶ茶を飲むように勧めて、自分は紅茶を飲んでたり。興味が沸いたので、失礼とは思いながらなぜスタイリストになったのか聞いてみました。スタイリストさん：「この世界に入るには、大体誰かのアシスタントになるのが普通なのね。私は最初スタイリストの学校にいて、ファッションショーの担当をやったんだけど、なんだか違うなと思って。で、一度挫折して販売の仕事に就いたんだけど、それでもやっぱり諦めがつかなくて、友達に電話したら、その友達の友達がCMのスタイリストをやってて、アシスタントを募集してたからやらしてくださいって言ったら、明日からすぐ来てくれって言うから、それは無理って言ったら断られちゃって…でも数日後に電話があって、いつからなら来れるんだって聞かれたから2ヶ月後ならって答えたら、それでいいから来てって言われて決まったの。あっ、でももちろんそれだけじゃスタイリストになれるってわけじゃないのよ。けっこう大変なこと…」この後も延々楽しくおしゃべりしてくださいました。スタイリストを目指す方、参考にしてください。でもたぶんこの人の最大の武器は「人柄」です。共演した俳優さんと話が弾んだので、連絡先を教えあうことに。共演した俳優さん：「犬飼さんって下の名前なんて言うんですか？」僕：「わかひろです。」共演した俳優さん：「めずらしいですねえ、本名ですか？」僕：「そうなんですよ。」ふと、その俳優さんからもらった連絡先を見ると、そこには川屋　せっちんと書かれていました。かわや…せっちん…あんたのほうがめずらしい名前だわ。絶対芸名だし。　
05Feb
- 犬嫁日記＃17：「怖くて観れない」
  えー、お久しぶりです。犬嫁日記です。最近ごぶさただったのは、実は嫁さんがとてもいい子にしてまして、世間一般の嫁さん並みにもしかしたらなるのでは？と変な心配をしておりました。しかし、どっこいやっぱり犬嫁でした。　　　　　　　　　　　　　犬嫁日記＃17：「怖くて観れない」の巻1月26日に行われた、安田ユーシとの二人芝居「双人で六本」。お芝居の準備に、およそ一ヶ月間程費やして、ようやくむかえた初日の朝。僕：「じゃ行ってくるけど、今日は夜の部を観に来るって事で良かったのかな？」嫁：「え？観に来るって何を？」僕：「ええっ？今日が本番なんだけど…もしかして忘れてたの？」嫁：「忘れてたっていうか知らんかったわ。」僕：「ええええっ！ちょっとびっくりするわぁそれ！大丈夫？」嫁：「…もうそんな時期だったんだ。そういえば忙しそうだもんね。」僕：「…びっくりだけど、まあいいや。とにかく夕方か夜かはっきりしてくれる？夜しか駄目でしょ？」嫁：「そりゃ、夜でしょうね、行くとしたら…」僕：「うん、分かった。じゃ行ってきます。」公演は無事終了し、打ち上げ会場で隣りに座った安田君と話す。安田君：「そういえば奥さんは今日来てたんですか？」僕：「うん、夜の部に来てたよ。」安田君：「え、楽屋訪問してくれたらご挨拶できたのに。」僕：「人見知りするから来ないんだよね、いつも。」安田君：「そうですか、お話したかったのになあ。」その日は朝まで飲んで始発で帰宅。公演後、嫁さんとは次の日の夜初めて会話をする。僕：「劇場の場所とかすぐ分かった？」嫁：「…うん、ていうか、観てないから。」僕：「みてないって？」嫁：「公演を…」僕：「え、そうなの？」嫁：「うん。」僕：「…なんで？」嫁：「お腹が痛くて…」それ以上何か言う事ができず、かと言って感情的にもならず、僕は会話を終了しました。しかし次の日、メールチェック中にヤフオクの落札通知を発見して状況は一変しました。そこには「山崎まさよしライブチケット予約権利落札おめでとうございます！」なる文字が踊っていました。僕：「俺のライブに来ないでこんなチケット予約してたわけ？」嫁：「だってこのチケット2枚で200円で落札したんだよ、すごくない？」僕：「馬鹿かお前は！よく見てみろ、予約権利って書いてあるだろ、チケット代は別に払うんだよ！」嫁：「ウソ！どうしよう、お金なんてないわ。」僕：「そんなことはどうでもいい！非常識にも程がある！もう許せん！普通なら離婚だ！」嫁：「許せないんなら仕方ないし、離婚してもいいよ。」僕：「お前の言ってる事はおかしい！」嫁：「私はたぶん冷たい女なんよ。だけど自分でもどうしようもないんだもん。」僕：「来れなくても連絡くらい出来る筈だろ、スタッフの手間とかを考えろ！」嫁：「劇場の前までは行ったよ…」僕：「ならなんでそれを言わない？」嫁：「だってすごくつらくなるんだもん…」僕：「何がそんなにつらくなるんだよ？」嫁：「あなたが台詞間違えたらどうしようって思ったら、もう一歩も劇場には入れなくなったの！もう前みたいな思いはしたくないの！だからあなたの公演はこれからもたぶん観れないと思うし私はそういう事に耐えられない弱い人間なんだからほっといてよ！（号泣）」このあとの僕が発した一言が、これを読んでる人にうまく伝わるかどうか自信はないのですが、僕：「とりあえず、ごはん作ってよ。」嫁：「分かった。」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　苦難は次回へ続きます。犬
27Jan
- Fu-の怪人
  公演が終わり、僕の意識もようやく通常モードに切り替わってきました。まずは、劇場に足を運んでくださったみなさまにお礼を申します、ありがとうございました。今回の公演、安田ユーシとの二人芝居だった訳ですが、けっして二人きりの公演ではありませんでした。鈴木三世氏は仕事が忙しいのにもかかわらず稽古場を手配してくれ、奥原健太郎氏は本番一週間前に京都から駆けつけてつきっきりで稽古を見てくれ、西田征史氏はドラマの撮影や脚本執筆で超多忙な中、バイクで白金の稽古場に夜10時に来て12時過ぎまで稽古をつけてくれ、森谷ふみ嬢は開演前アナウンスの録音でわざわざ白金の稽古場に来てくれ、室岡悟氏は本番当日の仕込みで忙しい中、「観に行くけどチケットまだある？」のメールをくれ、小林賢太郎氏は、自らの次回公演を一ヶ月後に控えているにもかかわらず、2本も台本を提供してくれ、小道具を車で運んでくれ、本番前日の夜12時過ぎまで稽古してくれ、本番当日は僕らと同じ時間に劇場入りして仕込みを手伝ってくれ、本番の前説をしてくれ、本番のネタでナレーションをやってくれ、今日の片付けも手伝ってくれ、…もうすいません、お世話になりっぱなしでした。その他にも、安田君の事務所の方々や、芸人さん達が、次々と現れ坦々と仕事を手伝ってくれているのを見て、胸が熱くなりました。みなさん、本当にお世話になりました。無事公演を終える事ができました。ありがとうございました。さて、実は今回の公演で1人、ものすごく気になった人物がいました。それは、劇場のスタッフ（というより掃除係というべきか）のおじさんなんですが、みんなが打ち合わせをしているとほうきを持って現れ、人がいるとこいるとこ掃き掃除をしに来るのです。変わった人だと思いつつ舞台裏手の机に荷物を置いていると、そのおじさんが話しかけてきました。おじさん：「そこに荷物…置くと、あれだから…こっち置いたほうがいいよ…」僕：「え？ああ、でもここの方が都合がいいんですけどダメですか？」おじさん：「そこは、…くわな…いかんから、…ね。」僕：「え？え？なんですか？」おじさん：「こっち置いたら…いいよ。」僕；「…はあ、じゃ、そうします。」僕が荷物を別のテーブルに置くと、おじさんはニコニコしながら立ち去りました。しばらくして、テーブルが荷物で一杯になってきたので、小道具の袋を例の机に置いて中を確認していると、またさっきのおじさんが現れました。おじさん：「そこは、おかん方が…いいよ。くわんとね、こっち…置いたらいいよ…」僕：「ああ、そうでしたね、分かりました。」僕が荷物を別のテーブルに移すと、おじさんは満足したのか去って行きました。いったいこの机にはどんな意味があるのだろう？その疑問は12時になって判明しました。僕が衣装のチェックをしに舞台裏に行くと、おじさんが例の机に座り、弁当とお茶を置いて食べ始めました。そうです、その机はおじさんが弁当を食べる場所だったのです。
15Jan
- たどり着けない
  僕はたどり着けない男です。恥ずかしい事ですが、告白します。昨日…いや、やっぱりやめておこう。あまりに恥ずかしい。この事実を知ったら、世の人々はみんな口を揃えてこう言うに違いない。「男のくせに！」いや、やはり告白しよう。告白して楽になってしまおう。昨日、僕は26日の二人芝居の稽古のために山手線大崎駅に向かいました。途中、相棒の安田君からメールが。「稽古場、分かりますか？」僕はすぐに返信メールを打ちました。「この間、1回行ったところなので大丈夫です。」どしゃぶりの雨の中、僕は大崎駅の改札を抜け、西口出口から外に出ました。近くのコンビ二で傘を購入し、いざ稽古場へ。しかし、歩いても歩いても稽古場は見えません。「おかしいな？」そう思った僕は、素直に携帯電話を取り出し、相棒安田君に電話をかけました。しかし、生憎電話は留守電でした。「駅から5分くらいのところだし、歩いてるうちに思い出すだろう。」この判断が間違いの元でした。それから20分、歩けど歩けど稽古場にたどり着けません。さすがにまずいと思い、もう一度携帯電話を取り出すと、なんと液晶画面が真っ暗に！どしゃぶりの雨でバッテリーに水が入ったようです。もうこうなると人間パニックです！角という角を曲がり、まったく見覚えのない路地まで入り込んで稽古場を探します。前回絶対に登った覚えのない坂道まで登ってみましたが、結局稽古場にはたどり着けませんでした。途方に暮れる僕。「そうだ、俺はたどり着けない男じゃないか。あの時もそうだった、この時だって…」自分の過去の失敗が次々に頭に甦ってすっかりブルーに。仕方なく駅に戻り、もう一度再出発。コンビニを抜け、次の角を左に曲がり、…いや、この左に曲がる根拠はなんだ？ただの思い込みじゃないのか？そう思った僕は、最後の望みをかけて右折の選択をしました。そしてそこには見慣れた景色が広がっていました。その遥か彼方には、ビルのガラス越しにこちらに手を大きく振っている安田君の姿が！大崎駅着からおよそ40分。僕は無事、稽古場へたどり着けました。PS：夜は2月の舞台の顔合わせ。集合時間は19：00でしたが、18：00には現場に着いてしまいました。
10Jan
- 親族代表　THE LIVE3
  「親族代表」のライブを、稽古を返上して安田ユーシと観に行く。「親族代表」と言っても親戚の芝居に行ったのではありません。「親族代表」という3人組のユニット名なのです、念のため。「親族代表」は3人組、こちらは2人組なので構成とか演技とか参考になりました。「親族代表」の1人、野間口君が終演後に発した「まだまだ精度が足りません。」の言葉に、この3人組はこれからもっといい舞台をする事になるであろうと予感した。ライブ後に、安田ユーシとスターバックスで話す。安田：「僕らのライブ、ちょっと不安になってきましたよ。」僕：「えっ、なんで？」安田：「彼らは演技が上手いです。」僕：「こちらには安田君のボケ・ツッコミがあるよ。」安田：「いやいや。」ライブは楽しい。でもライブは恐い。精度を上げなければ。
07Jan
- 4本目完成
  今日は地球防衛軍ブラックこと安田ユーシと稽古。いつも通り恵比寿で待ち合わせ、安田君のバイクで稽古場へ移動。今日は作家、鈴木三世氏の台本の詰めを行う。三世氏本人も加わり、年末から改稿を重ねた台本を仕上げていく。昨日まで、僕と三世さんがメールでやりとりしながら作った修正台本1とさらに僕が手を加えた修正台本2を安田君に読んでもらう。その結果、修正台本1を基本にする事に決定。さらに細かい台詞を変更していく。3人で話し合いながら、笑いを取る台詞に関しても修正を加え、それが思いのほか納得のできるものに変貌した。正直、一時は間に合わないのでは？と不安に思ったのだが、ここに来て、一気にラストスパートがかかった。苦労しながら何かを創る作業は楽しい！この一連の作業を通じて、安田ユーシの台本に対する感覚の確かさと、鈴木三世の作家としての意地を見た気がした。これで4本目の台本が完成。残るは単独ライブを終えたばかりのあのひとの台本を待つばかり。 ↑稽古しているふりをする安田ユーシ↑ロシアンルーレットイレ