戌渡は、

経済が専門ですから、

選挙そのものは得意分野ではないですが。。。


先日の  「オバマさんですら なぜ苦しんでるか」

http://ameblo.jp/inuwatari/entry-10618367643.html



で、最近の日本の国政選挙の結果を分析して見ました。

その結論からすると。。。



現在の 民主党の政策だと、次の選挙は、 どうやっても、


 ボロボロに

   負けるしかない


唯一まともにやって勝てる方法は、


「失業を大幅に減らすこと。」


要するに、ケインズ政策ですが、

日本では 高橋是清 が

1930年代の世界大恐慌から 日本を救った実績がある。


今まさに 始まろうとしている世界デフレ 


最悪の場合 世界恐慌 にもなりかねない


そこから、日本を救うのは、


   「非常時には、 通常と異なる政策」


を大胆に打ち出して、

国内の疲弊した 景気を回復 させること。


平常時に、つまり戦争しているわけでもなく、

北朝鮮のように経済封鎖されているわけでもない。

そのような、普通の時に、

これだけ長期の景気不振に陥った国は他にはない


これが  「非常時・異常事態でなくて何なのか」



しかし、そのような方策に、小沢氏が気が付いているか?

というと、戌渡にはよくわかりません。

高橋是清が昭和恐慌からの脱出時に

成功させた方策は、小沢さんレベルなら分かっているとは思いますが。




実は、もう一つ、 秘策 ともいうべき案があります。


今の分裂した民主党だからできる、

ワンチャンス だけの秘策。


週刊誌を見ていると、小沢氏が狙っているのはこちらかもしれない。


もう一度これを見てもらうと  「ピンッ」とくるかも。

http://ameblo.jp/inuwatari/entry-10618367643.html



長くなってきたので、今日はこの辺で。

明日続きを書きます。

地質学の専門家で、シェルに勤めていた石油探査の専門家。

その分野では第一級の成果を残していたといわれる


ハバート氏は1956年の学会で次のような発表を行った。


「米国の石油の埋蔵量はまだたくさんあるもの、

年間に算出できる量は、1971年前後にピークを迎え、

その後は、徐々に産出量が減少する。」



彼の勤め先であったシェルも、

他の石油メジャー(大手会社)も、

そして、石油探査の専門家(多くは石油会社と利害を持っていた)も


彼の理論を批判・攻撃した。


しかし、米国の石油産出は、彼の予測から14年後、予測よりも1年早く、

ピークを迎え、その後は現在まで、毎年減少する一方である。



****



そして、彼の理論を世界中の油田と、すでに発見されたこれから開発される油田、

そして、まだ発見されていない油田にも適用すると


世界全体の石油産出量のピークは、


2005年 から 2010年 


という予測が多い。



予測に使うデータなどにもよるが、世界の石油生産量は、

いままさにピークの真っ最中なのである。



この事実は、我々にとって、どのような意味があるのだろうか?



2005年から2008年にかけて石油価格が急騰したのは、

投機が理由とされているが、

もしかすると、実際には、   ピークの到来により需要に供給が追い付かない

という要因が働いていたのかもしれない。


メキシコ湾での原油漏出事故

日本に住む我々のほとんどは、この話を、

自分にあまり関係のない問題と思っているはずです。



もし、この事故が、あるいはその影響が波及した結果、

日本中大パニックになるとしたら、


そのような予測が専門家の間で常識になっているとしたら、

あなたは、今、明日、来週、来月。。。。


何をしなくてはいけないのでしょう。

どのように。。。






ハリウッドのパニック映画なら、こんな感じでしょうか。



しかし、これは現実化の可能性の高い予測です。



今、ピークオイルの序章が始まっています。


そして、それは、忘れたころに現実化します。

このブログで、順序だてて説明してゆきますね。


あなたは、この恐怖の予測を、自分に降りかかる現実として受け止められるか?

昨日の「ちょっとまじめにGDP」 の続き。。。


というわけでもないのですが、


今日発表になったGDPの4-6月の速報値ですが、

けっこう厳しい数字ですね。


こちらから確認できます。↓

http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/qe102/main_1.pdf

過去のデータなども見たい方はこちらから↓

http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/toukei.html#jikei


なんといっても、名目GDPが前期比‐0.9% (年率‐3.7%)です。


しかも、この期間で‐1% (年率‐4%) のデフレ☆です。

☆名目と実質の差

これはかなり厳しい数字です。


しかもGDPのマイナスの要因はほぼ丸々内需が原因。

つまり、内需が大きく落ち込んだのですが、

その中でも、財政支出が突出した大幅マイナス。



4‐6月は、鳩山→菅総理 への移行の時期ですから、

菅総理の支持率がまだ高かった時期が含まれます。


国民の期待が高まっていた時期。


その意味では、その時期に 景気がマイナス =国民が縮こまっていた  ということ。




政治家は、国民に夢と希望を与えなくてはいけない!




特に民主党ですが、自民党も、他の政党も。。。。それが欠けている

のではないでしょうか?



ブログでは、あまり数字の話はしませんが、

戌渡は定期的にGDPの動きを数字で確かめています。


数字は雄弁に物語ります。

ちょっと我慢して、お付き合いください。


GDP実質成長率の5年ごとの影響度(寄与度)を確かめて見ました。



GDP 民間ミンカン支出シシュツ 民間ミンカン投資トウシ 政府セイフ支出シシュツ 海外カイガイ
1994 2.2 1.4 -0.5 1.0 0.2
1999 0.8 0.6 -0.2 0.4 0.0
2004 1.5 0.6 0.5 0.0 0.4
2009 0.0 0.3 -0.6 0.0 0.2


数字は各年ごとの寄与度を5年ごとに区切って単純に平均したものです。

その意味では厳密な数字ではありませんが、傾向をつかむには十分です。


1994とあるのは、1990年から1994年の5年間の平均。その後も同様です。


94年までの5年間はGDPは年率2.2%延びていましたが、


99年までの5年間では、年率0.8%にまで減速しました。


2004年までの5年間では、年率1.5%に改善しましたが、

これは、海外景気がバブルで、それに引っ張られて、企業の収益が伸び、

失業が減って雇用が改善し、さらに輸出企業を中心に設備投資も伸びました。

この時期の政府支出は寄与度0%。税収が伸びたのに、景気の足を引っ張ったようなものです。


そのおかげで、次の5年間(~2009年)では、GDPの伸びが0%デフレに再突入です。


これを見ると、失われた20年の当初は、バランスシート不況で民間投資が落ち込んでいるところを、民間支出と、政府支出がこれを支えていたのが、1997年ごろからの財政再建路線で政府支出が落ち込み、民間支出も、落ち込む様子がよくわかります。

海外はずっとプラスですね。

失業が増えて、賃金も増えない状況で、民間支出がどんどん細っていくのも見て取れます。


そして、2000年-2004年に一時的にGDPは回復しますが、海外がバブル景気で、企業の設備投資=民間投資が復活したが、


サブプライム、リーマンショックであっけなくつぶれます。これは賃金の抑制や、失業率の上昇で、民間企業が倒産を避けるために防衛策に走ったためです。


麻生氏は、財政支出でこれを支えようとしましたが、民主党は無駄の削減を叫び、麻生さんの政策を闇に葬りました。


これを見ると、足元のデフレと景気の悪化は、民主党の責任はかなり大きいと言えます。


統計を見るということは、面倒なことに思われるかもしれませんが、

新聞などの解説は、「大本営発表」のように、官庁などのフィルターのかかった情報です。

経済や、日本、世界の真実の姿を見るには、元の統計(=ナマの情報)を確認することが重要です。