ここ数日、米国債のデフォルト・格下げ問題をきっかけに、

世界中の株式が売られました。


しかし、肝心の。。。

というか、格下げになった米国債はというと、

全然売られていません。

かえって安全な避難先として、価格が上昇しています。


米国債のデフォルト・格下げ話題で、


国債の危機が   「日本国債にも波及する!!」 


とメディアは叫び、

ネットでは悲鳴のような投稿があふれました。。。。


しかし、ここまでは何も起こらず、  日本国債の価格も、値上がりしています。




***


なぜでしょう?


欧州の国債、ギリシャやポルトガル、スペイン、イタリアの国債は

ボロボロにたたき売られているのに、


同じ財政問題を抱える

米国や日本の国債はなぜたたき売られないのでしょうか?


それは、米国ドルには米国債、日本円には日本国債しか無いからです。


ちょっと、ネガティブに聞こえるかもしれませんが、

これは実は本質的な問題にもつながっています。


つまりはマクロの、金融に直結した状況なのですが。。。

そして、ポジティブなことなのですが。。。

それはまた別の機会に。



***


ユーロ圏には、ギリシャ国債やポルトガル国債の代わりに

ドイツ国債やフランス国債などがあるから、


「ギリシャがだめなら、ドイツを買おう」 ということが出来ます。


つまりは、ドイツとフランス(イタリアも含めユーロ中心国)以外の

ユーロ中小国の国債は、国債というのは名ばかりで、

実際には普通の民間企業の社債と

同じように考えなくてはいけないのです。



***

その意味で、過去に日本の国債を格下げしたのも、

今回米国債を格下げしたS&Pも

根本的に、間違っているのです!!!


日本国債がだめだと思っても、

他に買うものがないから売られないのです。


米国債も同じです。


そして同じ理由で、デフォルトは起きない(起きにくい)のです。


そして債券ディーラーはそんなこと先刻承知

売られるはずも無いのです。




***


戌渡が繰返すように、国債の暴落はありえないのです。

「ありえない」というと、ちょっと強すぎますが、

少なくとも、現在見通せる、数年程度の期間では暴落は起こらないと予測します。



逆に、日本でも米国でも、大幅な財政赤字の削減策景気を悪化させる

リスクが非常に大きいのですが、


それを財政支出の削減という、間違った方策で無理やり実施すると、


結果として(今、日本で進行しているように)経済体制の崩壊

円やドルの信認が下がり


そのときこそ、国債の暴落が起こると思われます。

(その場合も、日本ではおそらく5年や10年はとりあえず持つと思いますが(笑))



過去のブログになぜ暴落しないかの背景をいろいろと書いています。

ついでのときに見てください。


http://ameblo.jp/inuwatari/theme-10032402778.html

http://ameblo.jp/inuwatari/archive2-201005.html#main

韓流ブームに乗ったテレビ局があって、

それに対する批判など、ちょっとした騒動がある?あった? らしいですね。


テレビは、あまり見てない 戌渡は


***

まだ地デジ対策してません。

せっかく買いに行ったのに、お目当てのテレビが売り切れ

「入荷は8月末」

と言われて 「それじゃ、テレビなし生活もいいか~」 と。。。 


おっと脱線です。(笑)


***


韓流ブームも、タレントをそろえたバラエティ/クイズ番組が多いのも、

それから、グルメ番組のフリした、食べ歩き+街紹介も、

(見てない割りに知ってるでしょ(笑) ぼんやり眺めるためにスイッチを入れたり。。。)


全て安く作れて、視聴率を取れる番組に偏っている

ということではないでしょうか?


***


日本経済も、メディアも、政治も、

楽な方に流れて、みんな同じ方向に向いてしまう。


それは、ある意味、内向きの競争で、


それ以外の(売れない、視聴率を取れない、本質だけど大衆受けしない、などの)

情報を切り捨てて、分かりやすい、やさしい、(しかし微妙に本質からずれている)

情報に偏っていることと、根は同じという気がします。


それは、ある意味、日本のシステムの、

内向き(ガラパゴス化)傾向が続くことに

つながっているように思います。


***


もしかすると、その源流には、

江戸時代に読み書きそろばんの識字率が非常に高かったため、

また、明治・大正・昭和と殖産興業のために、教育を日本語で行ったため、

「すばらしい」翻訳能力・文化が、一定レベルの知識の普及に役立ったため



元の英語や、オランダ語、中国語などの原典に当たらなくても、

翻訳した情報で、何とかなってしまう

楽に知識や教養を身につけられる、そんな環境を提供した。。。



。。。それが、結果的に、 「翻訳者達の知識や興味レベル」 を超えた、


海外で流通している常識や情報

新しい知識の流入に関する

見えない障壁になっているのでは?


これがガラパゴスの根本であり、ソフト鎖国が続いているゆえん

なのかもしれません。



****


韓流の問題は、(関係者の皆さん、すいません)

戌渡にとっては、たいした問題ではないと感じます。


自動車の輸入業者(流通業者)に、韓国車を大量に販売する会社があってもよいでしょう。

韓国車を好きな人もいれば、嫌いな人もいれば、無関心な人もいるでしょう。

米国車や、ドイツ車や、フランス車はどうでしょう。


テレビ局でそれをやって、好きな人も、嫌いな人も、無関心な人もいるでしょう。


***


しかし、

戌渡としては、日本の社会や制度に組み込まれている


目に見えない規制や、情報障壁の存在を、

改めて浮き彫りにしてくれる

一つのきっかけとしてみてはいかがか?


と、問題提起のきっかけとして捉えたいと思います。




改めて、関係者の皆様、「ポイントがずれてるよ!」

と思われましたら、お詫びいたします。

為替の円ドルが、3月の震災後の史上最高値76円台に突入して、

輸出企業を中心に株式市場までが値を下げてます。



この円高はさらに続くのか? ダウン


それとも、そろそろ反転して円安に向かうのか? アップ


はたまた、今の水準程度で当面横ばいを続けるのか? 長音記号1右矢印




戌渡は、この円高はもう そんなに続かない と思っております。



まずなぜ円高なのでしょうか?


みんな不思議に思いますよね。

本当は、円には高くなる理由がないのですが、


地震と原発事故、

電力問題で、石油と天然ガスの緊急輸入

製造業の問題でj各種製品の緊急輸入

政治の迷走

中国の軍事圧力

そして極めつけは財政赤字問題。日本経済がどうなるか誰も分からない!!!


    なんとまあ、たくさんのマイナス要因があることでしょう。(笑)


しかし、これまで散々騒がれてきたにもかかわらず、

円相場にも株価にも、全然影響を与えなかった

日本の財政問題と違って、


米国も、欧州ユーロ圏も

財政関連の悪材料が緊迫度合いを増しているため、

政治でここまで無策にもかかわらず

消去法で、日本円が買われているのです。



***


しかし、このまま円高が続くのか?


。。。と考えると

まず、原状の80円前後で、既に日本の輸出企業が中韓企業との競争に負け始めています。

そして、国内企業は、電力問題と、国内政治の迷走に嫌気が差して、

さらに円高の影響で、海外に製造拠点を移しています。


このため、震災の影響がなくなっても、

今年の貿易黒字は、かなり縮小すると見込まれます。

さらに、短期的(年内)には復興需要で上向きますが

本格的な震災復興の遅れ、政治の問題・財政支出の遅れで、

景気は秋冬以降に深刻なマイナスのリスクがあります。

これが明らかになってくるのがおそらくこの1-2ヶ月。



さらに米国の国債発行限度について、土壇場で米議会審議がもつれていますが、

紆余曲折があっても来週にも、(遅くとも数週間で)決着がつく。

そうすると ドル売りの一番の要因が消えます。

その後に、景気と輸出という円安要因が徐々に高まってきます。


***


この背景から、円高はせいぜい8月半ばまで。


早ければ来週8月入り後すぐにも、円高が止まり、ドルが戻し始めるかも。


水準は、米国議会の審議が最悪ゴタゴタして1-2週間のディフォルト含みの

状況が起きても、70円近くまで(72-3円ぐらいか?)の可能性はありますが

まあ、それがピークでしょう。


その前に、75円台に入ると、財務省も介入を検討すると思われます。

しかし、米国議会の状況が不透明なうちは、スムージング程度。

それが収まれば。。。


今回は震災後と違って、本腰を入れた介入になるでしょうから

一挙に80円台に持ってゆくのではないでしょうか。



米国の財政問題、ギリシャの救済問題が片付いた後ならば、

80円を上回ってからは、日本の円安要因がクローズアップされます。


結果的に、急速な円安でしょう。


特に国内の政治情勢と、日本企業の業績悪化が鮮明になる秋冬は

とりあえず90円ぐらいまで(もしかすると100円?)は行くのでは?



***


既に76円台からの残り数円を狙ったドル売り戦略は

介入でドキドキしながらで、利食いのチャンスがうまくつかめるか分からない。

あまりおいしいところが残っていないのでは?


それよりは底を打っての戻りは比較的気分が楽に

ポジションを取れると思うが、いかがでしょう。


ほぼ一ヵ月半 ご無沙汰しました。

仕事が忙しくて、頭から湯気が出そうな感じでした。(笑)



その間にも、日本の現状と問題点についていろいろと考えていました。



現政権の動き、

野党・自民党の動き、

民間企業の動き、

行政の動き



その結果、かなり厳しい予測を出さざるを得ないと、結論しました。


その結論とは。。。



日本経済は、システムが老朽化して

活性を失っている


そればかりでなく


このままでは、高い確率で

金持ちや、企業が国内から逃げ出し

失業が大幅に上昇し

社会に不安が広がり

治安に問題が発生するような国になりかねない



「今でもそうなのではないか」



そう指摘する方もいるかもしれない。



今の日本の状況を天国と思い出すような

そんな状況が来るのかも知れない。


例えば、中国の治安の良さをあこがれるようなときが。



例えば、世界でもっとも治安が良い国の一つが日本です。


地下鉄やバスなどでうたた寝をしていて、

突然、金を脅し取られる、ということは、

日本ではほとんどありません。


20年ほど前までのニューヨークの地下鉄を知っている人は多いでしょう。

映画や本でも繰り返しそのようなシーンが描かれていました。

私も、出来るだけ避けて、乗ら無くてはいけないときはずっと周りを見回していました。




日本のシステムの崩壊で、それ以上に悪い状態が、日本に起こるかもしれない。


確かに日本人は、和・協調を重んずる傾向があるので、

そこまで行かないかもしれません。


しかし、失業が大幅に増えて、将来に希望が持てない状況になったら。
例えば失業率が恒常的に10%を越える

もしかすると、15%以上になるような社会。



活力が失われるのでなく、

活力が崩壊している原状、

その状況を放置しているんは誰なのか?

その責任は誰にあるのか?


もし、それが現実化したときに、今の政治や行政・メディアの常套句


「少子・高齢化で活力が失われる」


という言葉で、老朽化した日本のシステムが、崩れていくのを

目の当たりにしながら、放置した責任を誰が取るのでしょうか。



今、起きていること (=放置されていること) は、

「活力が失われる」程度のレベルの問題ではありません。


国債の残高の増大も、単にそのシステムが放置された

一つの小さな結果に過ぎません。



このブログでは、これから少しずつ、その話を書いてみたいと思います。

そして、その対策も。



** 戌渡は、これまで原状批判するときも、

出来るだけ対策を、強調するように心がけてきました。


しかし、この問題は、問題が大きいだけに、

まずその問題について、理解する必要があります。


ですので、 「批判だけじゃないか」「対策がないじゃないか」


と、お叱りを受けるかもしれません。


対策は、単純ではありません。

日本のシステムを更新する必要があるからです。


そして、10年の単位で時間がかかる課題です。

それについては、徐々に書いてゆく形になると思います。



***


戌渡は、仕事の忙しさが続いて、今週は無理やり休みを取りました!

そうじゃないと、心身が参ってしまう。。。と感じたから。


また、忙しさがぶり返すと、少々途切れるかもしれません。

しかし、これはライフワークです。

必ず続けますので、応援よろしく御願いします。



仕事の方は

年内は綱渡りかも。


とりあえず、ビジネス上の結果が出てきたので、

     少しだけほっとしています。

年内ぐらいがんばると、良い感じの結果になるかも、

と期待しています。



厳しい景気、為替などの状況ですが、

皆様の努力が、良い結果につながってゆくことをお祈りしています。

先週の不信任案の否決の最中、私は大阪と神戸に出張中で

夜遅くに帰ったので、


翌日金曜日になってから新聞や、テレビで詳細を知りました。


それは、ただもうびっくり!(笑)



政治の内幕は、虚実の駆け引きがあるといえ、


周り中をだましたような状況。

結果的に、今回の「否決」で

求心力を完全に失ったのではないでしょうか?


皆さんはどう思いますか。


(「。。。既になかったのでは?」   うーん、その指摘、正しい!(笑))


そして、鳩山氏も、小沢氏も、求心力の更なる低下は

否定できないように思います。




菅氏が(あいまいな表現で)述べたように


「次の世代に責任を引き受けてもらう」


流れが出来たのではないでしょうか。


それが、国民にとって、被災地にとって、


プラスの変化になって欲しいものです。