犬吠埼観光ホテル☆ブログ -446ページ目

「椿の里」「大原幽学遺跡史跡公園」(旭市)

「椿の里」「大原幽学遺跡史跡公園」(旭市)


 いい天気のつづく犬吠埼。
 本日より「(株)まるやま」様の展示会(2月6日~9日)があり、大勢のお客様が御来館されています。

 そんな中、本日ご紹介するのは、となりまち旭市「大原幽学遺跡史跡公園」「椿の里」です。

 「大原幽学」は、「天保」「嘉永」「安政」にかけての混乱した世相の中、「農民の教化」と「農村改革運動」を指導し大きな事績を残された人物。
 道徳と経済の調和を基本とした独自の学問である「性学」を説き、独自の仕方と実践を行ったそうです。
 天保13年(1842年)9月頃、長部村(現「旭市長部」)に居を定め、生活諸般の改善にはじまり、先祖株組合の創設、住居移転、耕地整理など農村の復興に尽力されたそうです。

 地域に多大な貢献を果たした「大原幽学」を讃え、整備された「大原幽学遺跡史跡公園」は、国の指定史跡「大原幽学遺跡」の旧宅を中心に史跡公園化したものです。
 ちなみに「大原幽学の旧宅」は昭和27年(1952年)10月11日に「国指定史跡」になったそうです。
 園内には「大原幽学関係資料」や郷土の歴史と民族に関する資料を公開するための施設として「大原幽学記念館」があります。
 「大原幽学遺跡史跡公園」には、その他に「四阿(あずまや)」「ミニ動物舎」「キャンプ場」「旧林家住宅」「幽学の滝」「宝蔵庫」「大原聖殿」「椿の里」などがあります。
 椿や桜の花が咲く時期には遺跡・史跡などの探訪と一緒に楽しめるようです。

 
 今、見頃を迎える「椿」は、「旭市の花」。
 旭市の広大な穀倉地帯が、「椿海(つばきのうみ)」を干拓してできたことから、「椿」が「旭市」の「花」に定められたそうです。
 「椿」は、「椿の里」て愛でることが出来ます。
 市の花「椿」は「幽学公園」内の「椿の里」に、521種類、約3000本の「椿」が植えられています。
 「椿の里」の整備された遊歩道の道脇に「椿」が咲き誇っているようです。
 花の咲く見頃の2月~4月に、遺跡・史跡などの探訪と一緒に楽しめます。

 旭市には「椿伝説」があります。
 かつて、この地(旭)には「椿海(つばきのうみ)」と呼ばれる大きな湖がありました。
 この湖にまつわる伝説が残されています。
 昔、香取・海上・匝瑳をおおってしまうほどの大きな「椿の木」があり、そこには鬼が住みつき悪さをしていたそうです。
 あるとき「香取命(かとりのみこと)」と「猿田彦命(さるたひこのみこと)」が矢を射って退治したそうです。
 退治したところ、鬼は「椿の木」とともに飛び去ってしまい、その抜けた跡が湖となり、「椿海」と呼ばれるようになったと言われています。

 農業指導者「大原幽学」の志にふれ、旭の花「椿」を愛でに「大原幽学遺跡史跡公園」に来訪してみませんか?

 「大原幽学遺跡史跡公園」詳細

 所在地  旭市長部345-2

 料金   無料(園内のみ)

 問合わせ 大原幽学記念館 0479-68-4933

 備考
 幕末に活躍した農業指導者「大原幽学」氏の名前にちなみんだ生酒「幽学の里」が、旭市干潟で数量限定販売されているようです。

「佐原おかみさん会」「佐原まちぐるみ博物館」(香取市)

「佐原おかみさん会」「佐原まちぐるみ博物館」(香取市)


 本日二つ目のブログですが、「第6回さわら雛めぐり」の主催団体であります「佐原おかみさん会」と「佐原まちぐるみ博物館」を紹介します。

 「佐原おかみさん会」とは、佐原を大切に思っている女性の集まりです。
 他の地域から来たお嫁さんや、佐原生まれ、佐原育ちの女性などが、このまちの良さを見直し、もっとたくさんの人々に知ってもらおうと立ち上がったそうです。
 活動開始年月日は「平成17年8月1日」。
 会費は月1000円で、会員数は20名。(平成21年4月1日データ)

 また「佐原まちぐるみ博物館」ですが、佐原のまち全体(自体)を「博物館」として楽しんでいただこうというコンセプトで、「まちぐるみ博物館」の企画が実現したそうです。
 昔から「江戸まさり」と言われるほどに栄えた佐原のまちには、今も江戸時代の店構えを残す店舗や古くからの道具類を大切に伝えてきた家がたくさんあるそうです。
 各家ごとに「雛人形」「五月人形」などの展示を行っていたそうで、そういった素地を活かし、個を束ね「まち」を「博物館」してしまう大胆な発想のもと、展示・公開しています。

 「佐原まちぐるみ博物館」は、観光施設でなく、生活に密着した形で「佐原の伝統の技や文化」にふれることの出来る新しい形の「博物館」。
 館長・学芸員は各家のおかみさんやオーナー(家主)。
 目印は「まちぐるみ博物館」と書いてある木の看板。
 各家に「佐原まちぐるみ博物館」の木の看板が入口にかけてあるそうです。

 また佐原の皆さんは、外部の高い評価を受けています。
 一昨年(平成21年)3月、「佐原おかみさん会」の「佐原まちぐるみ博物館」をはじめとする活動が「全国信用金庫協会」「商店街ルネッサンス・コンテスト」で「最優秀賞」を受賞されたそうです。
 190あまりの応募の中から「わかば部門」で全国1位。
 また受賞に伴い平成21年7月25日(土)に、「佐原商工会議所」主催で「佐原文化会館」を会場に「記念フォーラム」も開催されたそうです。

 佐原のまちの女性の感性を活かした取り組みを感じに、香取市佐原にお出かけしてみませんか?

 備考
 「雛めぐり」協力メンバーを募集しているそうです。
 「お雛様」の展示や片付け、イベントのお手伝いなど、協力してくださる方を募集中。
 下記まで連絡下さいとのこと。

 問合わせ 佐原おかみさん会 

第6回「さわら雛めぐり」(香取市)

第6回「さわら雛めぐり」(香取市)


 快晴の週末を迎えた犬吠埼。
 1月同様、2月も晴れが続きぽかぽか暖かい陽気です。

 さて、本日ご紹介するのは、となりまち香取市佐原「第6回さわら雛めぐり」です。

 今年で6回を数える江戸情緒あふれる「さわら雛めぐり」。
 「香取街道」や「小野川沿いの商家」に伝わる古い「お雛様」は一見の価値があります。
 また、今年は「和ごころを楽しむ」というテーマで「三菱館」に地域のお雛様や水墨画のお雛様、佐原俳句連盟の方々の俳句を展示するそうです。

 「第6回さわら雛めぐり」は約50ヶ所で開催、お雛様80組以上の展示です。
 古くは江戸時代から現代のものまで、それぞれに想いのあふれたお雛様が展示されています。
 「雛めぐり」と書いてあるピンクのまねき布のあるところにどんどん入ってご覧下さいとの事。

 この機会に香取の様々なお雛様を見におでかけしませんか?

 第6回「さわら雛めぐり」詳細

 開催期間 2月5日(土)~3月27日(日)

 定休日  店舗の定休日が各個店でことなりますが、月曜日や水曜日が多いようです。

 問合わせ 香取市商工観光課 0478-50-1212

 備考
 「さわら雛めぐり」の展示場所ですが、マップ以外の駅周辺や市役所など、展示場所が増えているそうです。