犬吠埼観光ホテル☆ブログ -422ページ目

「幾何学的抽象画展」「松山庭園美術館」(匝瑳市)

「幾何学的抽象画展」「松山庭園美術館」(匝瑳市)


 本日は近隣市「匝瑳市」「松山庭園美術館」で開かれる「幾何学的抽象画展」を紹介します。

 先(2月25日)のブログでアップしました「松山庭園美術館」。
 「松山庭園美術館」は、芸術家「此木三紅夫(このきみくお)」氏のアトリエと住居の一部を公開した美術館。
 「匝瑳市」の田園の中の小高い丘の上にあります。 「此木三紅夫」氏が、参考資料とした数々の名画コレクション(コンスタンブル、ドラクロア、ミレー、浅井忠、長谷川利行、村山槐多など)、茶道具などを展示しています。
 本館のほか、庭園内には地域の交流の場として「企画展示館」や、「長屋門」、「見晴し亭」、「茶室」などが点在しています。

 今回ご紹介する「幾何学的抽象画展」は「企画展示館」で観覧できる「展覧会」。
 「幾何学的抽象画」や「デジタル画作品」で知られる「出井保勝」氏(78才・印旛村在住)の作品展です。
 展示作品は、三角形の幾何学に華やかな色彩をつけた「抽象画」を中心に、パソコンを使って子供や猫を描いた「デジタル画」や「油彩画」「アクリル画」など200号の大作から小品まで約30点。
 「出井保勝」氏の作品の特徴は「明快さ、心地よい世界」とされ、ほのぼのとしたメルヘン的な雰囲気なのだそうです。

 「幾何学的抽象画展」(「出井保勝展」)は、4月17日までの金・土・日曜開催。
 共催として「日本の美 茶道具展」も開催中。

 週末に開催される「美術鑑賞」に匝瑳市にお出かけしませんか?

 「松山庭園美術館」「幾何学的抽象画展」詳細

 所在地  匝瑳市松山630

 休館日  月~木曜日(祝日の場合は開館)
 年末年始(12月26日~31日)(正月三が日は開館)

 開館時間 10時~17時

 入館料  大人 800円 小・中学生 400円

 問合わせ 0479-79-0091

 備考
 「松山庭園美術館」は庭園も素晴らしいので、美術見学の後「庭園鑑賞」もおすすめです。

「旭中央病院」新本館完成(旭市)

「旭中央病院」新本館完成(旭市)



 本日二つ目にお伝えするのは、となりまち「旭市」「総合病院 国保旭中央病院」の新本館完成です。

 東総地域の中核病院である「総合病院 国保旭中央病院」(吉田象二院長)の新本館の工事が3月末で完成し、5月2日から「診察スタート」するそうです。

 新本館は鉄筋コンクリート造り12階建て(高さ58.25メートル)、延床面積約5万5000平方メートル。
 一部の外来と病棟を除いて本館に診察機能を集約したそうです。

 建物全体を「高耐震性免震構造」にし、大地震の際にも平時と同じレベルの医療が可能、構内にヘリポートを設置し災害時の重症者の受け入れや搬出が短時間ですむ体制を整えたそうです。

 また、365日24時間、初期治療から二次救急、救命救急医療に対応する「救命救急センター」に高度医療機器を導入、更に充実させたそうです。

 新本館の概要は、1階は「総合受付」や「会計」などの事務関係、「救命救急センター外来」「整形外科外来」「画像診断部門」「入退院センター」「薬剤部」を配置。

 2階は「内科外来」や「化学療法センター」に「内視鏡室」「エコー室」「採血室」「病理部門」。

 3階は「総務部関係」の「管理部門」と「研修医室」「講堂」など。

 4階は「中央手術室」「救急病棟」「集中治療室ICU」「血管造影室」になっています。

 5階から11階までの「病棟部門」は「臓器別」に集約化され、「外科」と「内科」の連携が円滑になり、より安全に「高度医療」が受けられるようになったそうです。

 最上階(12階)には、「展望ラウンジ」を設置。
 来院者が自由に入ることができ、「屋上テラス」からは外房の海が見渡せるようになっていて、患者や来院者が憩えるスペースになっているそうです。

 現在、「医療機器」の搬入や備品の設置など開院準備が進められている「総合病院 国保旭中央病院」。
 5月2日の開院が待ち望まれます。

「大原幽学旧宅」一般公開再開(旭市)

「大原幽学旧宅」一般公開再開(旭市)



 本日お伝えするのは、となりまち「旭市」「大原幽学旧宅」の一般公開再開についてです。

  先(2月6日)のブログでアップしました「大原幽学遺跡史跡公園」の敷地内に「大原幽学旧宅」があります。

 「大原幽学」がこの地にやってきた1830年代は、「干鰯(ほしか)」などの金肥利用で貨幣経済が浸透し、賭博・渡世人が横行し、潰れ百姓が出るなど農村が疲弊していたそうです。
 そこで「大原幽学」は、世界で最初の産業共同組合「先祖株組合」を作り、「長部村」を中心に「土地改良」や「耕地整理」、「農業指導」を積極的に取り組んだそうです。
 こうした取り組みにより、後に「大原幽学」は幕末の農村指導者として「二宮尊徳」と共に名を残すこととなったそうです。

 「大原幽学旧宅」は、「大原幽学」自らの設計によるもので、もともと教導所として、「遠藤伊兵衛」によって自宅裏山に提供されたものが、天保13年(1842年)に住居として改築されたものです。
 「大原幽学」は、「下総国長部村」に住み、「農民」に独自の教学をもとにした農村生活全般に及ぶ、実践指導を行った事で知られています。
 昭和27年(1952年)10月11日に「国指定史跡」になっていました。

 「大原幽学遺跡史跡公園」のほぼ中央部の丘や土手に囲まれたくぼ地に位置している「大原幽学旧宅」は、この度(たび)2007年から4年かけて行われた改修工事が終わり、今月から一般公開が再開することになりました。
 改装は、住宅全体をあげて基礎を作り直したり、側溝などの外周の整備、防犯カメラ、防火設備も整備。
 再生した「大原幽学旧宅」ですが、住居内は8畳2間のほか、台所と便所、押入れを備えた簡素な建物で、当時は「茅葺き屋根」でありましたが、現在は「銅葺き屋根」に変わっているそうです。

 江戸時代「旭市」で「農業改革」を行い「地域」に貢献した「大原幽学」。
 「幽学」ゆかりの「旭市」に訪ねて歴史にふれてみませんか?

 「大原幽学旧宅」詳細

 所在地 旭市長部345-2

 問い合わせ 大原幽学記念館 0479-68-4933

 備考
 「大原幽学旧宅」のある「大原幽学遺跡史跡公園」には、季節の「桜」が咲いているようです。