こんにちは。渡邉利咲です。
10月4日に「ボタニカルコミュニケーション」を行う予定です。
そして10月17日にも、ボタニカルコミュニケーションの続編として、「チャネリングエッセンスの作り方」を行います。
10月17日は個人レッスンになりますが、すでに植物と会話ができることを前提として、実際に植物とコミュニケーションを取りながら、チャネリングエッセンスを作っていただく予定です。
さて、
「霊的感覚を開きたい」
「もっと受け取れるようになりたい」
そう思われる方は、一定数いらっしゃるように感じます。
けれど、私がいろいろな講座をお伝えするうえで大切にしているのは、
受信能力だけを高めるのではなく、その受信したものを扱う側の人間を、まず整えていくことです。
要するに、 現実世界から離れずに、高次へ開いていく。
このことが大切なのだと思います。
たとえば、
自己制御を育てる
感情を整える
思考を整える
意志を整える
そのうえで、霊的な知覚を扱っていく。
別の言い方をするなら、「霊的なものを、日常生活に降ろしていく」ということなのかもしれません。
「霊的なものを日常生活に降ろす」というのは、特別な神秘体験をたくさん経験することではありません。
霊的に学んだことが、 その人の日常の選択や、人との関わり方、生き方に現れているか。ということです。
霊的なテーマにもさまざまなものがありますが、たとえば「愛」を一つ取り上げるなら、
- 家族や身近な人を大切にする
- 相手を支配しない
- 相手の意見が自分と違っても、すぐに否定しない
- 相手の成長を急かさない
- 相手を無理に自分の思う形へ変えようとしない
- 「この人はこの人」と、その人自身を尊重する
- 弱っている人には、正論を言う前に安心できる場所をつくる
など、さまざまな形があると思います。
どれほど霊的なことを学んでいても、 店員さんをぞんざいに扱ったり、 家族や身近な人に横暴に振る舞ったり、 自分より立場が弱い人を軽く扱ったりするのであれば、 学んだ思想は、まだ概念として頭の中にある段階なのかもしれません。
反対に、
- 家族を尊重する。
- 約束を守る。
- 人の自由を侵さない。
- 間違ったときには謝る。
- 自分が引き受けるべき責任を引き受ける。
そうやって生活している人は、特別な霊的な言葉を使わなくても、すでに多くのものを地上に降ろしている、と見ることもできるでしょう。
ただし、 「家族や周りの人を大切にすること」と「自己犠牲」は違います。
家族のために何でも我慢することが、必ずしも愛とは限りません。
場合によっては距離を取ること。
「それはできません」と伝えること。
相手の問題まで自分が背負わないこと。
そうするほうが、むしろ愛や誠実さに沿っていることもあります。
だからこそ、霊的に学んだことを日常生活に降ろすというのは、意外と難しいものです。
「こういうときには、必ずこうすればいい」
という定型がないからです。
その場その場で考え、 自分と相手の両方を見ながら、 いま何をすることが適切なのかを判断していく。
私は、まずこの部分がとても大切だと思っています。
そして、ある程度それができるようになったら、次はもう一段、自分の内側を見ていきます。
第二段階は、 自分の感情に気づくこと。
「私はいま怒っている」
「私はいま傷ついている」
「私はこの人をうらやましく思っている」
「私は認めてもらいたいと思っている」
私たちは、感情が動いている最中には、その感情と自分自身が一体になりやすいものです。
怒っているときには、「私は怒っている」 ではなく、「相手が悪い」 という世界しか見えなくなることがあります。
けれど、「私はいま怒っているんだな」と一歩離れて気づくことができると、感情と自分との間に、ほんの少し空間が生まれます。
その空間があるからこそ、感情にそのまま動かされるのではなく、「では、私はどうするのか」を選べるようになります。
感情を整えるというのは、怒らない人になることでも、悲しまない人になることでもありません。
怒りも、悲しみも、嫉妬も、不安も、 まずは 「いま自分の中にこれがある」と認識すること。
そして、その感情にすべてを任せるのではなく、自分で次の行動を選んでいくことです。
そして第三段階は、自分の思考を整えていくこと。感情よりもさらに気づきにくいのが、自分の思考です。
私たちは普段、「自分が考えていること」を、そのまま 「事実」 だと思ってしまうことがあります。
けれど、自分がそう考えていることと、実際にそうであることは、必ずしも同じではありません。
霊的な感覚を扱っていくのであれば、ここはとても大切なところです。
「感じた」
「そう思った」
「そう受け取った」
ということと、
「それが本当にそうなのか」
ということの間には、少し余裕を残しておく必要があります。
霊的感覚を開くというのは、ただ受信できる情報量を増やしていくことではない。
受け取ったものを、感情に飲み込まれず、思い込みに飲み込まれず、自分の願望とも混同せず、静かに見ていく力も同時に育てていく。
私は、その両方があってこそ、現実世界から離れずに、高次へ開いていくことにつながるのではないかと思っています。
思考を整えるとは、具体的にどのようなことなのか。
これは長くなりそうなので、また改めて書いてみたいと思います。
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