こんにちは。渡邉利咲です。
こちらはナガミヒナゲシ
この時期、あちこちに咲いているのを見かけます。
ナガミヒナゲシはケシ科の一年草です。
ナガミヒナゲシは発芽能力が高く、繁殖力が旺盛で生態系に影響を与える危険外来種とされています。
とはいっても、やっぱりお花は可愛くて春のはじめに咲くのを見ると「春が来た」という気持ちになるのは私だけでしょうか^^
ナガミヒナゲシはどこにでも咲いているのを見かけるので、たくさんの春を見つけた気持ちになり嬉しくなるのです。
さて、ケシ科繋がりでポピーの花もありますね^^
ポピーが咲いている場所に居るとのんびりとして眠くなってきます^^
私の好きな花の1つで、ポピーは寝室に飾ってあげると心地よい睡眠へと誘ってくれる花だと思います。
ポピーの和名は虞美人草(ぐびじんそう)。
そういえば、夏目漱石の最初の作品が「虞美人草」でしたね^^
「虞美人草」の名前の由来は中国秦王朝末から楚漢戦争期に生きた虞美人という女性からきています。
虞美人は、劉邦と覇を争った楚の武将・項羽の愛人であり、別名「虞姫」とも呼ばれています。
紀元前202年に垓下の戦いで、項羽は劉邦率いる漢軍に完全に包囲されてしまい、四面楚歌の状態に追い込まれます。
あるとき、包囲している漢軍のほうから項羽の耳に楚の歌が聞こえてきました。
その歌を聞いた項羽は「こんなに多くの楚軍が敵に寝返ったのか」と思い絶望します。
そして、傍にいた虞美人に歌を作って詠みました。
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力は山を抜き 気は世を蓋うも
時に利あらず 騅逝かず
騅(すい)の逝かざるは 如何すべき
虞(ぐ)や虞や なんじを如何せん
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(訳)
私の力は山を引き抜くほどであり、気迫は天下を蓋うほどであった。
しかし今、時は私に味方せず、愛馬の騅(すい)も前に進もうとはしない
騅(すい)が動かないのをどうしたらいいのだ
虞よ、虞よ、お前をいったいどうしたものか
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これが垓下(がいか)の歌と言われる有名な歌です。
項羽は歌いながら涙を流し、周りに居た者たちも涙を流しました。
一説によると、項羽の歌に虞美人は自身も歌を詠み、その後、短剣で自ら命を絶ったと言われています。
当時、女性は戦の戦利品となり人身売買の対象でもあったので、虞美人は自身の尊厳を守るため、自ら命を絶ったのだと思います。
「私の心は永遠にあなた(項羽)のものです」と自らの行動を通して伝えたのでしょうか。
虞美人の流した赤い血は地面に滴り、そこから真っ赤なポピーの花が咲いたと言われています。
ポピーの花言葉は「別れの悲しみ」
人は人生で幾度もの出会い、愛し合い、別れがあるものです。
人は、誕生によって生を受けると同時に死が迫り、生と死、栄枯盛衰は必ず訪れるものだと思います。
万物は生命の息吹を吹き込まれると同時に、いつか終わりを告げるもので、これは自然の法則です。
すべてのものは一瞬、一瞬、形を変えていき、だからこそ、私たちはその瞬間に心がときめくのかもしれません。
もし花が永遠に同じ状態で咲き続けたなら、私たちはその花を見て胸がときめくでしょうか?
いまある、一瞬、一瞬は過ぎてしまうと永遠に訪れないもので、それは家族との何気ない時間や、友人と過ごす時間、すべての一つ一つのことも含みます。
ですから、一つ一つの瞬間を大切にしていけるといいですね^^
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