こんにちは。渡邉利咲です。
セイヨウナツユキソウのお花。
メドゥスイートとも呼ばれていて、遠くから見るとふわふわな綿毛のように見えます。
メドゥスイートはストローイングハーブとしても人気が高かったようです。
昔、ヨーロッパでは病気や邪気から身を守るために、ハーブを床に撒き、それを踏みしめたときに香りが立つのですが、その香りによって病気や邪気から身を守っていたんですね^^
その床に撒くハーブのことをストローイングハーブと呼びます。
ちなみに、エリザベス一世は、床にまく香りのハーブとして、メドゥスイートを何よりも好んでいたといいます。
ジョン・ジェラードは『Herball, or General Historie of Plantes』(1597年)の中で以下のように述べています。
メドゥスイートは他のハーブよりもはるかに優れている。
夏の間、家を飾り、部屋、ホール、宴会場に敷くと、メドゥスイートの香りは、心を陽気にし、感覚を楽しませてくれる。
また、ドルイド僧にとっては神聖なハーブの1つとされてきました。
メドゥスイートのハーブティーは一般に売られています。
鎮痛や炎症を抑えることが期待されるため、関節炎や胃炎などに有用性があると言われています。
古代、メドゥスイートの癒しの力はとても有名で「草原の女王」と呼ばれていました。
お花を見ているだけでも癒されていきますね^^
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